《傾かざる赫の天秤》第三話インターミッション・その2

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

シーンリスト

まだ時間そこそこあるので、もしみなさんよろしければ、ガドの快気祝いのシーン「Life is......」をやっていこうと思いますが

参加希望の方いたらどうぞ 人数制限とかはありませんので

イクゾ!

どうしようかな

内容としては
・ガドと腰据えて話す機会を、ヨナが用意してくれたよ PC希望者が来れる
・場所はアップルキッチン二号店(定休日) ガドは退院したけどまだリハビリ継続中
・メンツは希望者&ヨナ、ガド、アイボリー

ふむ とりあえず参加の方向で

参加は参加しとこう。後ろにいるだけかもしれないけど

ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つヴラさん

後で行く感じに

私もどうなるかわからんけどとりあえず参加かな 例によってアップルキッチン二号店までの足ということで

了解ですー ほいじゃ全員参加ということで

方針定まったでよければ、導入やっていきますね

はいな

『Life is......(前)』

【BGM:楽しいお茶会】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

事件からひと月程経った某日。定休日のアップルキッチン二号店──去年オープンしたてだった──に、君たちは集まっていた。
ヨナは人数分のコップを用意し、事前に用意していたらしい数種類の飲み物を並べる。

「飲み物はご自由に、もし温かい飲み物が良ければ、厨房に保温ポットでお湯を用意してあります」

「ガドさんは、そろそろ来る時間ですけど……ちょっと遅れてるかな?」

アイボリーが言うなり、噂をすれば影。
鉄火場で会う時に比べ、幾分和やかな雰囲気を纏ったガドが、帽子を脱ぎながら店の中に入ってくる。

「こんにちは、皆さん、お元気そうで何よりです。遅れてごめん、ヨナ」

「お気になさらず。何か有ったのですか?」

「ちょっと、迷子の子供を見かけて、その子を交番に届けるまで一悶着あって……」 ばつ悪そうに

「ああ……それなら仕方ありませんね。こちらの席にどうぞ」

ひとまずこんな感じです

よくある遅刻ごまかしのやつだけど多分マジなんだろうな……

まあガドのこれはマジですね

襲撃されたほうは一号店でいいのかな

です

味を占めたので握りつぶしジュース作ってきていいですか

いいですよw

えーw

やったぜ

www

いいけど飲んでくれるかは別

それはまあそう

「おお、主賓のご到着ですか」厨房側で紅茶を淹れて戻ってきた

「来た」(コップをいっぱい持ってくる)(中身は果汁ジュース)

「ん、やっときた」(すでにアイスコーヒーに口をつけている)

「久しぶり。もうすっかり良くなったの? お見舞いには行けなくてごめんねー」

ヨナの示した席に座り
「お待たせしてすみません。まぁ、怪我は見ての通りですね。命があるだけ儲けものです」

「見ての通りならまあ元気そうね」

そうしてガドは、提げていた紙袋からタッパを取り出す。乾燥剤と共に、クッキーがざらざらと音を鳴らした。
彼は携帯用のクーラーボックスも取り出す。中には、切り分けられたカスタードパイが入っている。

「この度は、俺のことを助けてくれて、本当にありがとうございました。この恩は、いずれ何らかの形で返したいと思ってます。
 それと……もし嫌でなければ、お菓子をどうぞ。俺の手作りですが、衛生面には気を遣ってるので。
 もしアレなら、最寄りの菓子店までひとっ走りしてきますんで」

手作り……衛生面……

RT77Gさんなんか言われてるぞ

www

おてて、ちゃんと洗った?

「別にお礼を言われるようなことじゃないでしょ。任務みたいなものだったし」

「えいせいめん……? てづくり……?」(自分の辞書にないデータなので困惑する)

はい

まあ、レーヴァテイル、おなか壊したりしなさそうだもんな……

メンタルやられた時はしらんが

洗ってます

洗ってるけど……まあ、うん……

「そのジュースはナナちゃんの手作りだとか。僕はアレルギーなのでいただけませんが……」 ちょっと残念そうに

残念なのかw

ヨナはいい奴なので好意はできるだけ受け取ろうとするよ

好意だから受け取ってあげたいけど……的な

シフラの前にもたぶん件のジュースと呼ばれる液体が入ったグラスは置いてない お茶だけ

ガド君トラウマに値しそうなアレなんかあったっけ(PLが忘れてる)

とーらーうーまーごーりごり

「飲めないなら飲む必要はない。それと当機に愛称は必要ない」

「相変わらずですね……何がともあれ、気持ちだけは受け取っておきますよ。ね、ガドさん」

「……あ、ああ」 ジュースを見て固まってた

何か月くらい経った感じ? 3話から

「事件からひと月程経った某日」です

一か月で歩けるようにはすげーな

完全に見逃してた

詩魔法もあるから治癒スピードは現実よりはやいっしょ あとガドは輪をかけてタフなので

リハビリがんばってえらいえらい

それでも当時は心マが必要なほどボロボロだったのに すごい回復力

ガドが固まってるのは、ディスコでちらっと話した「果物にトラウマがあって苦手」ってやつのですね

ほえー

2号店開店が去年ってことは3話時点でもうあったってことか

です

了解 なんか事件後の開店だと勝手に思ってしまっていた

「お前も飲まないのであれば、回収する」コップをとりあえず2つ除いてテーブルに置き、残りをもってキッチンへ歩きます

「あ、あ、ああ、すまない。……悪い、苦手なものが多くて」

というわけで何もなければ流しに流します(激ウマギャグ)

もったいないだろ!ちゃんと飲むんだ!

不要なものは廃棄するって考えなんだ、すまねえな

「あ、いらないなら私にください。私は果物好きなので」>RT77

「……のみしんぼう? アイボリー、あげる」

「そんなにいっぱい欲しいってわけじゃないですけどね。
 ありがとう! いただきまーす」ジュース飲み飲み

のみしんぼう

のみしんぼう:食いしん坊の飲み物バージョン

のみしんぼうカワイイ

のみしんぼう。カワイイ

「ほう、ガド殿もお菓子作りを嗜まれるのですね。やはりモノが手に入ると違いますね」素材的な意味で

「趣味程度に、ですが……」 消え入りそうな小声>ヴラクトゥアス

「食べられるものになるだけ十分ではありませんか。いただきますね」クッキー一枚つまんで

なぜ小声w

すごく根本に根差してそうだ……

クッキーは相当美味しいです。見た目こそアマチュアらしく不恰好ですが、それ以外は十分な出来でしょう

「……ほう、これはなかなか」続けてもう一枚

「……うん、ガドさんのお菓子、今回のもすごく美味しいです。レシピ教えて欲しいくらい」

「教えるほどのレシピじゃないから……口に合ったなら何よりです」

後ろでもぐもぐしてるだけの置物になっておく

ファミコン探偵倶楽部 消えたヴラさん

「ガドさんも苦手なんです? 果物。ヨナさんはアレルギーって言っていたけど」

「ええ、まぁ、色々あって、今は匂いや見た目くらいなら平気になってきましたが……」

「いろいろ?」

「(席に座ってからじぃっとガドを見る)」

「……いや、その」 貧乏ゆすりし始める
「……君たち、果物は好きなんでしょう? 嫌いなものを増やすようなことをしたくない」

「?」

なんかそういう系のやつか

この世界のフルーツは実はわけわからん肉塊を培養して作られているのを知っているとかそういう

違いますw 普通にやばい苦難の記憶と果物の味がめちゃくちゃ結びちゃってる系

「あー、その、出来ればそこまででお願いしたく。……どうしてもということであれば、後で僕の口から伝えますので。
 それでいいですよね、ガドさん?」

「た、頼む。す、すまない……本当に、思い出したくないんだ、出来るだけ……」

おっと止められた

ワイワイの空気的にもよくない話なんだろうなー

って感じです どうしても知りたければ後でヨナから聞かせてもらえますが、相当エグいです

ここの経営者って誰だっけ

財団名義なのでヨナ・アイボリー夫妻っていうこともできる 書類上の責任者は多分他にもいる(名前のついてないモブ)

了解

「フルーツ嫌いが多い割には、ここって『アップル』キッチンという名前だけど」

「アハハ、そういえばそうですね。色を赤色で統一したくて考えた名前でしたが」

「赤色……」 周りを見る

そういえば確かに

誰かの趣味なのかどうなのか……みたいな感じ

店内の装飾は、目に痛くない程度の赤〜オレンジ色を基調に、暖色のデザインでまとまっている……

ぽかぽか暖色系

別に特別アップルあしらいがあるわけでもなかった

「僕が、何か一つ色を選ぶなら赤色にする、って感じなので」

「言われてみれば、そのシャツもあまり他では見ないかもしれない」

「そうですね、珍しい方なんじゃないでしょうか」

「私は、どっちかっていうと青色の方が好きなんですけどね」

「へー」 二人を交互に見る 

「えーと、あれからひと月くらいか。退院したとはいってもまだまだ通院ですよね?」

「ええ、まぁ。職場復帰出来るまでには、もう少しかかると思いますが……
 復帰出来るだけ、本当に運が良かったです」

「重ね重ねになりますが、俺を助けてくれて、本当にありがとうございました」

「復帰? でも、その右目は……」

「全く見えないわけではないですし、多少視野が狭まった程度なら、経験で補えますよ。
 もう引退した先輩の中には、指が何本か無いけどバリバリ戦ってた人も居ましたし」

「指ならともかく、片目で警備の仕事に復帰できるのは……なんというか、かなりの幸運ね。
 それとも、元々よっぽどガドさんの評判が良かったのかしら」

「……職場の上司には徹底的に気に入られていますから」ちょっと悪そうにニヤリと

気に入られる努力して報われるガドさん、報われないメイゼンさん……

メイゼンは誠実であろうとしていたからね……

「徹底的に、ね」 つられて笑う

「腕のほうはどうです? ……お菓子作れるくらいなら大丈夫だと思うけど」

「流石に若干衰えましたが、リハビリで取り戻せる範囲と言われました。
 処置が早かったおかげで、切断にならずにすんだと」

「それなら良かった。……私はほとんど回復魔法を謳っていただけだったから、
 処置をしたアヴェルラやヴラさんのおかげね」

振ってきたこの人!w

アンジェラさんについては名前出すかどうか迷ったけどやめといた

心臓マッサージで心臓壊さないか不安だったぞ(懐かしい記憶)

ぐえー潰れたンゴ

w

何を仰るうさぎさん。その回復魔法の回復量が大事だったんじゃないの! を任せたい

「わたしたちが着くまで、アイボリーさんがもたせてくれてたからなんとかなった」

半分シック積みだったけど…

それな

そうわよ。

そこもつっこみたいところなんだけど 今攻めるのもなあってのもある

「……そうだったら良いんですけど」 若干歯切れ悪め

「……」 微妙な表情をした後

「そのアイボリーも無事に済んだのは、ガドさんの尽力と皆さんのお陰ですからね」 微笑む

ガドニキに問いかけることを再確認したからあとで聞きます

はーい

とりあえず疑念だけ差し挟んでおこう あとで使えるように

りょ

「あの時のガドさん、どうも怪我だけじゃなかったような気がするんだけどね……いったいどういう無茶をしたんだか」

実際シックってどんな感じなんだろうな……

わたしは傷口からの感染症とかをイメージしてる>シック

傷じゅう泥まみれになるとなりそうな感じで……

なるほどこないだ(2話)の油エリア

「そうですかね? 自覚してる限りは、致命傷を負ったらああなるって感じでしたけど」

それ意識ある間の話ですよね???

「にこやかに語るようなものかしら、それ……」小声

「いや、そういうのとはまたちょっと違うような。なんというか……
 回復を妨げる呪いのような、そんな感じの」

しかし雰囲気を崩さず突っ込めるのはこのくらいまで……

難しいな

「歳のせいかな、ハハ」 こいつは適当をぶっこいている

「うーん……」 ひっそり難しそうな顔をしている

「……」 思うとこありげな顔をしている

ガドさんいくつだっけと確認しにいってしまった

44か……実際体力は回復しにくくなってくる

44なので自然治癒力そろそろ落ちててもおかしくない

受けた本人が誤魔化してくるぅ……

まぁねぇ

まあそうでしょうねって感じですけど

ガドは薄々シックのことを勘付いてます それでもあえて昼行灯つけてる

散会したあとで一人だけ残っていろいろツッコミにいこうかなあ

「ガドさん、そんな歳でしたっけ」 と言いつつも他の2人の反応には気づいておく

「もう少しでアラフィフ、だったかな。とっくにおじさんですよ」

「え」 意外そうに

健康診断で肺の数値が悪くて「煙草を控えましょう」とか言われてそうなガドさん

言われてるでしょうねえ

せやろなって

でもやめないんだなあこれが(依存症以前にやめる気がない)

おこちゃまの前くらいでしょ控えるの

自傷行為の一環だもんね……

「……もっと若く見えてました?」

「体格もいいし」

「あはは、ありがとうございます。……若い頃は上に見られがちでしたが、最近は下に見られることが多くなりました」 思い出し苦笑いする

「実際のところ、僕と知り合った時より若返ってる気がするんですが」

「そうねぇ。昔はもっと顔色悪かったし」

割と得するタイプの老け方

実は別人になってる説

昔から老け顔だったって設定です で、昔はもっと心理的に余裕がなかったからより老け込んで見えた

なるほどなあ

今は親友がいるから顔色が良く溌剌として見えている(溌剌としてるか?)

「いまもだいぶ顔色わるいのに、もっと?」

アルバム展示会の流れ(撮ってるのか?)

だいぶはつらつとしてた ごめんねガドさん

展示「会」だとヴラさんも変わり映えの無い数百年分を晒すことになりそう

「初対面の時は、すわ病人かと思いましたね……」

「そうそう。医務室に案内しようかって話しかけたんでしたっけ」

医務室w

フラ太郎してる間自撮りして……ないかな……

監視カメラのデータ抽出しなきゃ……

犯行現場のアルバム

wwww

ガドの写真はちゃんと残されてるのはほとんど無いですね

一応節目節目とか、証明写真とかで撮ってはいるけど

「確か孤児院の出身だと聞いたことはあるけど。……えーと、それ以外の意味での家族はいたりするんです? その歳なら」

「いや。あまり色恋沙汰に興味も無くて──ああ」 少し思い出したように声を漏らし、

「──少しの間、だが。子供を引き取って、保護していたことがある。……昔の話だ」 やや固い声で答える

マナチャン……

詳しくは!2話ログの!外伝!(ログ読み向け)

親切

子ども好きなところとか掘りたいけど掘れない……

誰か頼んだ というかアヴェルラさん頼んだ

ヴラさんは興味なさそうだしRT77Gさんは本人が子どもだ

あいよ

適切な人選

子供です

「こども?」

「レーヴァテイルの子供だった。縁有って引き取り、少しの間共に暮らしたが……」 言いにくそうにうつむき

「……俺が死地に送り出したようなものだ。正式な引き取り先が決まって、あの子は連れていかれて……そして、報せだけが返ってきた」 拳を強く握りしめ

「……いや、すまない。辛気臭くしたいわけじゃなかったんだが」

「……そっか。とおくへ、行ったんだね」

「遠く、か……」 音がしそうなくらい拳を握りしめ

「……天国、に。現世に救いが無かった分、天国に行けていることを、願うしかない」 うなだれる

「でも、どうしてその子を引き取ったの?」

「どうして、か……まぁ、重大な理由が有ったわけじゃない。
 当時の知り合いが、行き場のないレーヴァテイルの子供の預かり先を探してて、そいつの依頼を引き受けただけだったから」

「だからと言って、二つ返事で引き受けられるようなことじゃないですよね」

「だよね。それまでずっと、孤児院か、ひとり暮らしでしょ?」

「まぁ、苦労はありましたが……その時の俺には、丁度お金も時間も有りましたから。
 それに、子供を保護するために身を削るのは、成熟した人間の義務でしょう。
 ……これから先産まれてくる子供たちの苦難が、少しでも取り除けるなら、俺が生まれてきた意味も出来るというものです」

ガドニキほんとそういうとこやぞ……

「子どもすら目の敵にするような人もいるのにねえ。ガドさんって、もしかして、わりと子ども好きなほうです?」

「好き……というと、ちょっと違うかな。……ただ、責任があると思っているだけですし」 ううんと腕を組んで

「じゃあ好かれるほう?」

「どうなんだろう……俺の顔を見るなり、絶叫しだす子も居ますし……」

「絶叫、って……」

「基本的には好かれてると思いますよ。おじたんーって」

おいたん

「絶叫する子は、すっごくおっきいのが怖いからかも」

「ただ、一見めちゃくちゃデカくて目つきの悪い男の人だから、怖がりな子には、ね」

「おじたんー」(棒読み)

w

棒読みwww

チャンスには乗っかる

「……肩車でもしますか?」

「身長は高いほうがいい。いつか頼むこともあるかもしれない」

「気が向いたらいつでもどうぞ。君たちには恩義がありますからね」

この絶叫マシンには身長190cm未満の人はお乗りになれません

乗れるやつほとんどいねえわw

高すぎぃ!

屋内でやったら頭ぶつける

ガドにガドみたいな身長のやつが肩車したら4m近くになるじゃん 怪獣だ

「好かれているって、そういう場面を見たことが?」 >ヨナ

「色々ボランティアに来てくれた時に、子供に絡まれてるところを何度も」

「ボランティア?」

「色々です。炊き出しだとか、催し物をやる時の人手だとか」

「慈善財団のイベント?」 周囲にポスターとかないか見回しつつ

「ええ。直近だと、チャリティコンサートの時だとか」 少し前の日付のポスターが貼ってある

「なるほどね」 少し考えつつ

催し物の人手が足りず着ぐるみ要員とかで駆り出されたものの、結局着ぐるみに入らないタッパをしているため裏方に回るしかなかったこととかありそう

w

やたらひょろ長い黒子が八面六臂の大活躍をする回

「さっき『義務』っていっていたけど、ガドさんの場合、ちょっと『自己犠牲』に寄ってる気がする」

ここから看破の時の件を引っかけておく作戦

おおー

「…………」 一瞬、虚をつかれたように“無”の顔になり

「そうでしょうかね。まぁ、そういう性分なんだと思います」 適当に答える

「確かに『そういう性分』なのかもしれない。でも、アイボリーさんを助けに行った時に聞いた、
 『自分の命を売ることにした』っていうのが今でも引っ掛かっているのよ。
 ガドさん自身よりもアイボリーさんの命を重要だと思っている、そういうふうな」

しかしこれも深く掘るにはこの場は都合が悪いやつ……

なのでこれも後回しになりそう

ソウダネ……

どっちかっていうと周辺の掘り掘りを全部任せちゃってすまぬまである

「……ふーむ」 ちょっときょとんとした後

「……まぁ、親友の為ですからね。友情パワーですよ、多分」 また煙に巻く言い方をしてくる

「友情を重んじてくれるのは良いんですが、ホント、ご自身も大切にしてくださいね……?」

「また『親友の為』?」

「ええ。ヨナとアイボリーさんがこの先幸せに生きてくれれば、それが俺の幸福の証明になるでしょうから」

これ自体は本当にそう思っているのだろうけど うーん

今こいつが煙に巻く言い方ばっかしてるのは、ヨナとアイボリーがこの場にいるからってのと、和やかな雰囲気だからってのがある

実はこっちもどっかで看破をして話題変えようと思っているんだけど

本心を言われるぶんには看破しても意味ない……

嘘を言わないは強いな……引っかからない

「ガドさんを、あるいは他の誰かを犠牲にして、幸せに生きれるとでも?」

「……そこは、人それぞれでしょうから、何とも」

「いや、私たち常々言ってますからね? くれぐれも体を大事にしてくださいね、って。
 身体をはる仕事なのは仕方ないですけども、せめてタバコとかは控えましょうよ」

「…………」

【交渉】難易度?? [看破]所持者のみ

あれ そうくるか 了解

6+3D 交渉 DiceBot : (6+3D6) > 6+14[5,6,3] > 20

よさ目

ガドの言葉には終始偽りはない。だが、隠しているのは──
自己犠牲精神の裏にある、希死念慮だ。

まあそうだろうねえ

し っ て た

ですよねー

ある程度確信を固めつつ 「タバコは本当に止めたほうがいいですよ……」 と話題を締めにかかる

というわけでこっちのターンはいったんここまで(話題自体はまだある)

この雰囲気が終わった後ならさらに話題増えるけど

まぁ職場でもこんな感じのふわふわした耳心地の良い言葉でどうにかしてるんですよ

「あはは……ホント、最近同僚にも言われるんだよな、タバコやめとけって……
 ああそうだ、クッキーの方は口に合いますか? カスタードパイも、あと何切れか有りますんで」

きょう定休日といってたけど 店のケーキがちょっと残ってたりしないかな

どうかなー もうお店には出せないやつ(衛生法的なアレで)はあるかも

w 聞くだけ聞いてみる

消費期限三日程度ならイケるイケる

「実に美味です。紅茶とも合いますし」

「クッキーは良かった。ぜひ他のも食べてみたい……そういえば、ここの店で出しているケーキとか残っていたりしません?」

「えーっと、確か……もうお店には出せないのなら。
 食べられる状態ですけど、お店で出したら怒られる奴ですね。それでよければ有りますけど」

「それなら一つ欲しい。お金出すから」 何が出てくるかな

こっちの次の話題は 二号店のこと→一号店のその後

なんだけど 他の人もらってくれるならどうぞ

こっちは「信念」できた?って聞こうとしてたぐらいなのでどうするかな

信念かー

「どうせ廃棄か身内で食べるかになるので、お代はいいですよ。自己責任ってことで。持ってきますね」 ってことで厨房に行って

「お待たせしました」 戻ってきます トレイにはレモンパイやブラウニーなどの小さいピースが乗ってる

「ありがとう」 ブラウニーを取る

「二号店、いつの間にかできてたのねえ」

「ええ、お客さんも結構来てくれるし、何より働き手が増えましたから。
 カフェとかのプロデュースは私主導ですから、人気が出ると嬉しいですね」

「働き手が増えた?」

客が増えたから店を増やすのは分かる

カフェのプロデュースの件も話そうと思ったら別の方向に流れ(ry

「ええ。単純に、保護しているレーヴァテイルの数が増えたのもありますし、その中から社会復帰出来てきている方が増えているのもあります」

「ん?」 言い方にひっかかる 「前はそうではなかった? 社会復帰」

「いえ、そういうわけではなく、母数が増えたので復帰出来た方も増えている、って所ですね。
 まぁ、最近は我々の組織力も上がってますから、パーセンテージで見ても増加傾向にありますが」

いい傾向だ

「ああそういう。それならいいんだけど……いや『母数が増えた』ってのは手放しに喜べる話じゃないわね」 と言ってから

まぁね……

とはいえ組織力上がって捕捉できるレーヴァテイルが増えたってのもある

打ち捨てられた分の数字は見えないから……

「プロデュースって、こういうメニューを決めたりとか、そういうのですよね」

「はい。カフェとかのは、私が主導でやってます」

「制服とかも?」 なぜかヨナのほうを見つつ

「大まかなコンセプトだけ決めて、あとはデザイナーさんに任せる感じですけど」

「どうして僕を見るんですか」

そういえばメイド服は趣味みたいな誤解が

毎回掘っていきたいメイド服

そらその反応するよ

www

www

「別に」 流しつつ

「そういえば、一号店のほうは、あれからどうなりました?」

「あちらは現在リフォーム中です。片付けは終わったんですけども、損壊したものが多かったので、再オープンにはもう少し時間が掛かるかな」

「せっかくですから、壁紙とかも新しくしちゃおうって、みんなで張り切ってるのよね」

「再開したら、是非食べ損ねたものを食べに行きたいな」

「食べ損ねたもの?」

そういえばあったね……

ちょこパフェたべたい

パフェパフェー

チョコパフェだったの、果物だめだったからなんだな……

「チョコレートのパフェを頼んでたんだが、待ってる間に、例の事件が始まってな」

「とびきりサービスして、キングサイズにしてあげますからね」

「いや、流石の俺でも食べきれんぞ、それは……」

やりとりを見守りながら 「大変ねえ」

キングサイズ

ぽんぽんにきをつけてねキング

キングサイズのパフェ。10人前って書いてある

食う前に溶けそう

せめて5人以上のグループで食べること前提のサイズ

たばこ1本よりは健康に害ないでしょ 余裕余裕

www

確かに

「ヨナさんも、あまり変なことにならなくて良かった。修繕して再開するならなおさら」

「あはは、弁護士の方に助けられましたね。……また少々友人は離れていきましたが」

そうだったね……

「あー」 唸り声 「難しいわねえ。命を狙われるまでなると」

「でも、アイボリーやガドさんとは一緒ですし、何より皆さんも居ますから。
 コネは多ければ多いほど良いですが、友人は量より質ですよ」

人脈広いと重いわね

ヨナのメンタルが安定してるのは、アイボリーと一生味方同士って誓いがあるからですし

「……」 言うかどうか迷ってから 「“私たち”がいるっていうのは、本当にいいことなのかしら」

「必要不可欠なことですよ。僕の目標のためには、ね。
 わかってくれない方達が多いのは確かですが……
 それくらいで我を曲げるくらいなら、自分で慈善団体なんて立ち上げてませんよ」

「ヨナさんの力になれるのは私自身としては嬉しいけど……なかなか複雑な感じ」

目標の件まで突っ込むと収集つかなくなりそうなので今回はここで引く

ヨナさんのこの感じ、ほんと”””強い”””よなぁ……

「気負わないでください。全てのレーヴァテイルが、自分の意思によって生きることが出来る……
 そんな世の中を作り上げてこそ、僕の夢は叶うんですから」

「……昔っから変わらないわよねぇ。そういう所が一番好きなんだけど」

この「好き」話もあとで聞いてみたい 今度はヨナさん側のほうから

いいわゾ〜〜〜

ヨナさんは特に反応なしかな?

なしならなしで言えるので大丈夫

「……そうですかね」 ちょっと照れた

照れるのかwww

えーwww

逆に突っ込みに困るwww

www

きゃわわ

リア充末永く幸せであれ

末永く祝ってやる

「……」 内心😭🙏😭🙏😭🙏みたいな感じになってる

内心wwww

w

😭✨🙏✨😭

顔?絵?文字はわかりやすいとこ、ある

どうしようかな 先にRT77Gさんのほうを振っちゃうか

「そこまでの強い信念はまだ私には持てないかもしれない」

というわけで雑振りですがどうぞ

あざます

ヨナは三塁で生まれた人間だからのう

「……信念。お前は、信念を持てたか?」 ガドを見据えて

「ん、いや……」 見据える視線に、臆すように瞬きし

「……結局の所、俺みたいなおじさんが、今更信念を持とうとしても、無理な話なのかもしれない」 苦笑いして

ドストレートにブチ込むので特効感あるナナちゃ

生き方が不器用故

「……当機は、お前が信念を持ったか持っていないかを問うた。答えが否なら、当機はそう受け取ろう」

「俺は、ただ……」 少し間があって

「……友達のことが大切なだけ、ですから」

「お前の信念は、それか。理解した。感謝する」

また出た友達

そのうち友達の友達がアルカイダとか言い出すぞこいつ

実際には友達がアルカイダみたいなもんだし

そうなんだよなあ

「これで良かったんです?」

「”大切”が信念になる場合もある……らしい。当機はそれを学んだ」

「そうですか……何かの参考になったなら、幸いです」 柔和に微笑む

いいのかw

コイツにとってはこれだけでもいい

まあ2セッション前に聞いたことを聞きたかっただけなので

「もしそれがなくなったり、忘れたりしたらまた問う。当機はお前の未来が良いものになることを願う。……願う? 期待する」

「……っふ、ありがとうございます。そういうことなら、俺からも。
 RT77、でしたっけ。……君の未来には無限の可能性が広がっているんだ。だから──
 俺みたいな怪しいおじさんに、騙されてしまってはいけないよ」

名前間違えてない! すごい!

www

すごい!はじめて本名?呼ばれた!

知らないおじさんを信用しちゃいけないなんて当たり前だよなあ?

知ってるおじさんだから大丈夫とか言われそう

「理解不能。ガドも当機のような存在に心揺さぶられないようにするべき」

「ははは、それは気をつけることにしましょう」 破顔

マジでちょっと感動している 本名呼んだのはガドニキが初めて

えーw

ちなみに、この”存在”は幼女って意味も道具って意味も込められてます

子ども好きってそっちの意味じゃないから!

そっちかよ!!!w

そっちの意味で子供好きって思われたらこいつマジトーンでキレますからね

「ん。ケーキ食べる? 当機は……おなか一杯。故に、余る」

「なら、果物以外なら俺で引き受けましょう」

まあさすがにRT77もそういう意味で言ってるんじゃないから……

純粋無垢さと無機質さに砕かれるなよ、みたいなニュアンスなので

純粋無垢を無条件に幼女に仮託してはいけない……

「じゃ、果物入ってるのは私で引き取りましょうか? 他に食べる方居なければですけど」

「ん」皿を渡す

まぁ、ガドが(あとヨナとアイボリーも)子供に対して必要以上に心理的障壁を下げる傾向ってのはある

んじゃまたこっちで振っていく

「では、遠慮なく。ヨナはどう?」

「僕は遠慮しておきます。……血糖値が……」

血糖値w

イエローカードでてるんです?w

イエローカードはまだ出てないけど、意識して控えてるところはある

「……健康を保つのにも一苦労だな」 ムシャァ

「ヨナは水でいい?」

椅子を立ち上がります

今度は水を搾る気か……

ナナ呼びをはやらせたちょっとした仕返し気分

水を絞る

ぞうきん

いじめだ……

お前のクリスタルガイザーをクリスタルガイザーにしてやる……

グルメスパイザー

お前の飲んでいるのはいろはすじゃねえ……ボルヴィックなんだぜえ!! ギャハハ!

軟水だか硬水だか

「いえ、そちらはお構いなく」

「了解」といいながらキッチンへ歩いていく

再びクッキーをつまみつつ 「ところで、ヨナさんはアイボリーさんのどういうところが好きなんですか?」

「前にカビの生えかけたパスタもって女子会やったとき、アイボリーさんにヨナさんの好きなところ3つ挙げてって言ったんですよね。
 なので、今度はヨナさんから」 いらない情報が混ざる

「カビ……? そんな事してたんですね」

「ちょ、ちょっと、シフラさん、今聞きますか!? ここに本人いるんですけど!?」

「もちろん、聞く」

「そもそもアイボリーさん自身がさっきダイレクトに言ってたし」

「あああああ……」 顔を両手で覆ってる

「うーん、好きなところかぁ。改めて言葉にするとなると、中々難しいものですが……」 こっちは気にせず考えてる

アホ毛の先端を眺めて待つ

2828タイム

1番に挙げたの髪だったからね!

「……優しいところ、それでいて言うべきことはちゃんと言うところ。声の柔らかい事、そして何より──
 僕のせいで命を狙われようとも、当然のように側に居ようとしてくれる事。どんな時も共に居てくれるアイボリーのことを、僕は心から愛していますよ。
 ……っあー、流石に照れます!」

おおう すごい具体的に来る

www

えらい、がんばったw

「声についてはお互いに言うのねえ」 アイボリーの様子を窺いつつ

ヨナさんに言わせられたのは大収穫w

とても よきかな

ヨナとアイボリーに爆発しろとのヤジありがとうございました

タスカル! 末永き爆発を

w

そう、その着火は不向きなんだなー! 残念だなー!

放火魔にも着火できないものがあるとは……

信念の話、もうちょい突っ込むべきだったかなあ

信念ねー ガドはとにかく逃げて生き延びて来た男なので そこを突っ込むとなるとシリアスムードが必要

RT77Gさんにはちょっと荷が重かったかもしれない……

シリアスムード欲しい いろいろ聞きたい ヨナさんの父親の件とか

あー、そこのつっこみは未来に大事そう

そうねぇ どういう風にシリアスにしていこうかなぁ

シフラだけならお祝いが引けた直後とかでもいいんだけど

全員いると難しい……

途中離脱してもいいのよ

あとぶっちゃけガドさんとヨナさんアイボリーさん組で分かれたほうがいい話題もありえる

まぁね ガドはヨナとアイボリーの前では全ては語らない 絶対に

お話の機会を別枠で設けた方が早いかもしれない

このままで進めるなら後者先でガドさん呼び出しを別にする的な

じゃあこの後軽くしょっぱいものでも作ろうかってガドが席を立つので、

そこに付いてくるとかそういう形

しょっぱいもの

甘いもののあとですので

しかし頭が普通におメシに

ペペロンチーノとか……

そんな遠くなかった

【BGM:憂愁 風のまにまに】

from 新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士 オリジナルサウンドトラック(古代祐三)

「…………」両手で口元を覆っている 本気で照れてる

ぷれーやーが2828しているだけ

のんびり紅茶飲んでる

「おそろいだ」にこにことシフラに同意

「だよねえ」

噛みしめるように眺めてる

死んどったらこんなとこもう見れんかったんやからな!

「最初に『好きだ』って言ったのは、まだ小さい時の話なんですよね?」

「ええ。互いにまだ幼かった頃でした。……もしかして、馴れ初めまでお聞きになるつもりで?」

きーきーたーいー(野次馬根性)

「とってもききたい。だめ?」

「……みなさんになら、良いですよ。ちょっと長くなりますが」にこっと微笑み

「もちろん。ヨナさんは今は慈善財団をやっているわけじゃない。そういうところにもアイボリーさんの存在が関わってくるかもしれないでしょ?」

「わかりました。では──」

「最初に『好きだ』と告げた頃、僕はまだ病弱な子供でした。
 1日のほとんどをベッドの中で、本を読んだり勉強をしたりして過ごしていて……
 無論、僕の親は教育熱心でしたから、家庭教師は何人もつけてもらってましたが、
 同年代くらいの子たちが学校に通い、外で遊び、いろんな友達を作るのを、
 僕はずっと羨ましく思っていましたね」懐かしむような口調で

「……それで、ヨナにはたくさんの世話人が付けられていました。
 さっき言った家庭教師もそうですし、私みたいなレーヴァテイルもそうです。
 私はヨナの看病のために、……それから、ヨナの『家族』になるために、注文されたと聞いています」

「『家族』ねえ」 なにかを思い出しつつ聞いてる

「僕には何人か姉が居たそうですが、皆僕と同様に病弱で、物心のつく前に亡くなったと聞いています。
 両親もまた仕事で忙しく、……今となってはアレですが、当時の僕は家族の愛に飢えていましたから」

これも謀殺臭いな……?

(ニコッ)

病弱()

まあいずれにせよ後で突っ込むところ

フックの用意がありがてえなぁ

「ですから、まぁ……アイボリーは本当に献身的に看病してくれました。
 僕はあっという間にアイボリーのことが大好きになりました。
 ……アイボリーと一緒に、遊んだり勉強するために、頑張って病気を治そうと決めたんです」

あったけえ

「看病って、詩魔法も使ってくれていたんでしたっけ? 前にもアイボリーさんから聞いたような気がするんだけど、記憶がちょっとあやふやで」

「ええ。医師に指示された通りに使ってくれていました」

「なるほどね」 疑念を一段増しつつ話の続きを待つ

「一旦調子が良くなり始めてからは、早かったわよねぇ。
 外にも出られるようになって、学校へ通う許可も出て」

「ああ、そうでしたね。……まぁ、その後も波乱万丈でしたが」

「……学校に通い始めて、いえ、それ以前からも兆候は感じていたのですが。
 僕は、僕が随分と逸脱した考えの持ち主であることに気付きました。
 同級生と意見がぶつかるのは日常茶飯事、殴る蹴るの大喧嘩に発展したこともあります。
 果てには、教師に人格否定まがいのお叱りを受けることさえ」思い出しててだんだん笑えてきたらしい

ワオ過激。昔っから戦ってたのね……

たぶん家庭教師についても親の息がかかったような奴だったんだろうなーと思いつつ

「逸脱したっていうのは、その、レーヴァテイル絡みの話です?」

「ええ、それが中心でしたね。……僕が何か言われるのはまだ良いとして、アイボリーを侮辱された日には、もうそりゃ決闘ですよ」

「せっかく病弱から脱したのに、今度は怪我が増えて……
 私は気が気じゃなかったんですよ」こっちもだんだん笑えてきたらしい

w

自分とこの思想に染まればヨシ! 流されてしまえば楽なのにね……

これだけ幼少期から環境作っておいていっこうに染まらないヨナさん、相手からしたら厄介どころではない(結果が今)

「もやしだったのにねえ」 ガドさんも『逸脱』に悩んでいたなあと思いつつ

「そういうわけで、周りの誰も彼も、それこそ肉親さえ、僕の考え方を『直そう』としました。

……それでも僕は自分を曲げなかった。アイボリーは、何があっても僕の考えに賛同してくれたんです」

「本当は、私もお義父さま──いえ、カイズに色々言い含められてたんです。
 でも、私は表向きそれに従うフリをしつつ、こっそりヨナと本音を言い合ってました。
 ……お互いに、お互いだけが支えだったんだと思います、あの時は」

いやー、人間への直H波洗脳浄化もあるからね……よかったね……

「ヨナさんにとってアイボリーさんだけというのはまあ分かるけど、アイボリーさんにとってもヨナさんだけだった?」

「他の世話人も、みんな言い含められていましたから。
 中には、面従腹背で心酔してない人もいたかもですけど……当時の私に、見分ける術はなかったんです」

「学生の身分では、コネクションも限られます。……アイボリーが居なければ、とっくに折れてたでしょうね」

「『あの時は』っていうことは、どこかのタイミングでそれが変わったわけですよね?」

(時系列確認GM)

w

だいじ!

時系列確認はだいじ(公式もたまにガバるくらいだけど……)

「明確にターニングポイントになったのは、ガドさんとの出会いです。
 彼は、僕と出会う前から、僕と同じような考えを持っていました。
 ……その時から、僕とまだ出会っていない味方がいるかもしれない、と思えるようになったのです」

「……俺としてもそうだ。深い霧の中で、霧笛を聞いた気分だった」

ここで出てくるか

ヨナさんとガドさんの関係性いまGMにしか通じない事情で冷静に見れないんだよなぁ……

そうわね。

「少しわかるかも。
 まっすぐ見えてる道を、みんなに曲がってるってずっと言われてたら、違う方向に行けって言われてたら。
 同じ向きを見てるひとをみつけたとき、きっととてもうれしいと思う」

こういう言い回しがなーほんとすきなんだよなー

w

わかる

「そしたら、この道をまっすぐ、進みたいように進もう、って、自信をもって思えるよね」

それでも割と迷ってたガドさん……

というかこの件についてはそっちが普通だけど

ガドにはアイボリーのような存在がいなかったからネ

せやな……

「ええ、全くその通り。巡り巡って、スカー殿とも出会えましたし」

「全くおんなじではないにせよ、道を共に出来る人たちとも知り合えましたしね」

「ガドさんと初めて会ったのはどれくらい前の話です?」

「ええっと、あの時僕は18だったから……えっ、もう15年も前!?」

w

ガドさん側は29か

アルトネリコ初代が14年前……

w

やめようその話

ソウダネ……

「もうそんなに前になるのか。俺も歳をとるはずだ」

「けっこう長い付き合いなんですねえ」

「思い返すと本当に長かったですねえ……アイボリーの次に古い付き合いかもしれません」

「とまぁ、馴れ初めからはちょっと逸れましたが、そんな感じです。
 僕は、僕を助けてくれたアイボリーのことを、今度は助けたい──
 その一心で頑張ってきて、今に至ります」

「ところで、あまり気を悪くしないで聞いてもらえるといいんですけど……というより同じような質問をアイボリーさんにもしたのですけれど。
 さっき、『ヨナさんのせいで命を狙われても一緒に居ようとしてくれる』とか『何があってもヨナさんの考えに賛同してくれる』って言っていましたよね。
 でも、それは、アイボリーさんが『そういうふうに造られているから』なのかもしれない。
 助けてくれたのは確かなのかもしれないけど、だけど、それも一種のプログラムされた行動かもしれない。
 あるいは、一種の共依存関係を作り出すために行動するように――かもしれない。
 それでも、ヨナさんは、アイボリーさんへの愛を疑うことはなかった?」

この時代ミュールがそうであるように基礎的H波について色々弄ってそうだしなぁ……特注ならなおさら……

この問題に関してはアヴェルラはわりと関心が薄めなので「シフラはいろんなこと考えててちゃんと尋ねててすごいなー」って思っている

「……常であれば適当にあしらう所ですが、他ならぬシフラさんからの質問ですからね。
 誠意を持って答えましょう」 一息ついて

「『僕は結果を重視しますので』というのが、そう問われた時のテンプレートです。
 実際に、それも嘘ではありません。気持ちはどうあれ、事実があればいい。
 ですが、それ以前に、僕はアイボリーの気持ちを、そして僕の気持ちも疑ってはいません。
 例えば、僕はこのように育つように『造られ』てはいなかったでしょう。
 ですがみなさんご存知の通り、僕は親の思惑から──『初期設定』から、かけ離れた大人になった。
 レーヴァテイルにも、同じことが言えるのではありませんか?」

「初期設定に『反発する』というのも一種の初期設定だと言えなくはないかしら? 特定の趣味を取り上げられた子どもが、大人になって逆にそれに没頭してしまうように」

「私は、あのとき、危うさを感じた。アイボリーさんを助けに行くとき、突入する班に入ることを志願しましたよね。
 アイボリーさんのことを考えるならそれは間違ってはいない。だけど同時に、あれはヨナさん自身だけでなく、慈善財団全体――あるいはそこに関係するレーヴァテイルたち全員を危険に晒す行為だった。
 アイボリーさんが幸せになれればあとはどうなったって構わない――そういう危うさが」

すごいなーこの話できるの(尊敬の目)

それofそれ

付いていく側としてはうっかり人質に取られでもしたら手のひらクルーされるんじゃねって危機感があるのか

今回のは危害加える方だったから助けにいったけど安全性とか確保する代わりに財団つぶしてね、って言われた時の行動がコワイ

それ

そりゃレーヴァテイル的には怖いよな……

999と1、すーぐ戦争するぅー

「危うい、ですか。ははは、そういうところが有るのは、僕の未熟さですね。……今後は改善していきますよ」

「とはいえ、今の僕さえ、カイズの思惑の内かもしれない……というのは、盲点でした」

「……お父さん、敵になったのですよね。だから、そうしてもらえないと、困る」

「ええ。一時は息子として見てきたからこそ、あいつが敵に対してどれほど残酷か、知っています。
 ……今が飄凱の天下なのは、そういう意味では不幸中の幸いでしたね。
 あいつもあいつで……土にお還りいただきたいですが……
 それでもあいつが居る限り、カイズの勢力も伸ばしにくいでしょうから」

じわじわ腹筋に来る >土にお還りいただきたい

育ちがいいので罵倒も上品

致命的他動詞

[メイン] ヨナ : 「もうすぐ、次の大統領選なのは知っていますよね。 ←この選挙はまだ行われていない?

まだですね

了解です

もうすぐ(来年)なので

「選挙の結果がどうなろうと、私たちに都合がよくなりそうもないのが辛いところね……」

「ごめんなさいね、変な話をしてしまって。……ガドさんが初めて会ったころから、ヨナさんは今と同じような感じでした?」

PL的にはそれが例の事件より前であることを知ってての質問

PC情報への落とし込み、大事……

「えーっと、どうだったかな……今よりちょっと痩せてたかな」

「痩せてた? ……幸せ太り?」

「別に、太ったわけじゃないですよ! そんなこと言ったら、ガドさんなんて窶れてたじゃないですか」

しかしその表情で反論することかw

ヨナくんは健康に気を使ってるからネ

長生きしたいもんね……

どうあがいても先には死ぬけど一緒にいる時間は長い方がいいからね……

「まぁ、あの時は、まだ、色々あったからな」

「で、冗談を抜きにすると……まぁ、あの時から信念はさほど変わってないように見える。
 手段は変わったようだが」

「当時はまだ“財団”はなかったんですよね? 確か」

「ええ。既存の慈善団体──これも父親の紹介だったってのがアレなんですが、そこで活動してました」

「あー……」 その後の顛末をある程度知っているのでそういう反応

「目に見える傷の残らない暴力も、きついものだよな。……ヨナはよくグレなかったよ」

「18歳のヨナさん……グレる……」 なにかを想像中

そのぶんグレる通り越して反社にどっぷり加担してる現在

えーと とりあえずヨナさんに用意していた質問の片方はこれで終わったので

また他の人にターン渡します

「ま、そこは私がいましたからね。なんの益にもならない非行になんか、走らせませんよ」

「それもそうね」

益になる非行になら一緒に走っていく

w

盗んだサイドカー付きバイクで走り出す~

2ケツしないあたりに育ちの良さが出る

www

www

もし何も出てこなければ、ガドさんペペロンチーノお願いしますね

はーい

「まぁ……子供時代には大喧嘩で大損害受けたりもしましたけど……」

「ぜんぜん想像つかない、って前なら言ってたと思うけど。今回のヨナさんのこと思うと、ちょっとだけ想像できるかも」

大損害

互いの顔がボコボコになってメガネが割れたりとか

www

というあたりを他の人に拾って適当に話してもらえると嬉しい こっちはキッチンに引っ込むので……

流れ見てガドがペペチ作りにたちますね

[メイン] ヨナ : 「うーん、好きなところかぁ。改めて言葉にするとなると、中々難しいものですが……
……優しいところ、それでいて言うべきことはちゃんと言うところ。
 ↑このエピソードとか

それでも時間持て余すならスピード占いでもやってあげてて

父親と絶縁したのかどうかとか

あーこれは聞いてるな
 [メイン]アイボリー:「お義父様には、事実上の絶縁宣告をされましたね……友人も、何人も離れていったみたいです」

補足として その後、法的にも絶縁してます ただお互いに有名人なせいで断絶しきれないんですね

なるほどね? >補足

あれか ワイドショーに「ユリシス家御家騒動!」とか出てくるやつか

「何度もやってるうちに、喧嘩に勝つコツとかもわかってきたりしますし」

何度もやるw

「またユリシスの息子がなんかやらかしてるよ……」とかなんとかめっちゃ言われてそう

w

「……だが、もう前線に出張るようなことはするなよ。君は重大な立場にいるんだから。
 ああ、そうだ。そろそろ甘いものも尽きてきたし、何かしょっぱいものでも作ろうか。
 厨房、借りていいか? あとで食材費は出すから」

「ええ、構いません。費用についてはお構いなく」

「あ、じゃあ、私も」 またパスタ持ってきてる

「パスタか。それを使ってよければ、ペペロンチーノとかどうだろうか」 席を立つ

「いいかもしれない」 こっちも席を立ちます

「いってらっしゃい。気をつけてくださいねー」

どうしよっかな

うーむ とりあえず他の方なんかあったらどうぞ

パスタ食べたくなってきちゃった

わかる

確かこっちはヨナさんぶん殴り案件があったんだっけ?

今とりあえず手を出したら完全にナンデ!?案件だけど

「近頃はあちこち駆けずり回って、あまりゆっくりする時間がありませんでしたからね。
 こうものんびりしているのは、随分久しぶりに感じられます」

「みなさんは、最近どうです? ちゃんとお休み出来てます?」

「ええ、定期的に場所を頂いて存分に楽しませて貰っていますよ」懐からアロマキャンドル二瓶取り出して着火しつつ

それはお休みではなくお仕事です

大草原というか焼け野原

草燃える

草むらの 草燃える

火事不可避 大火災

w

絶対安静とかになったら禁断症状で暴れまわるかもしれない……放火は息抜き

(それってお休み……? そのキャンドルって放火の代わり……?)

どこでも手軽に放火ができるセット

「……休み?」

「うん。ちょっと前のおやすみは銀牙の上空のどこまで上がれるようになったか試して遊んだ」

こっちはこっちでなんかやってるw

「趣味に没頭するのはいいですね。しかし、銀牙の上空となると、相当寒かったのではないですか?」

「うん。防寒着と詩魔法でしのいでたけど、空気が薄くなってくると謳おうにも集中がうまくいかなくて。仕方ないからそこでもどってきた」

「もともと、彩音回廊──気候制御機構の範囲外ですからね。大変だったでしょう」

77は休日何してるんだろ

……なんもしてない気がしてきた

なにもしないをしている

「でも、たのしかったよ。ロンディーネがいつもぎりぎりを攻める気持ちがわかった」

「それは何よりです。ですが、くれぐれも身の安全は大事にしてくださいね?」

「でも、きっと景色はいいんだろうなあ」

ナナちゃん、別に筋トレに勤しんだりとかもしなさそうだしな……そもそもつかないだろうけど……

「はーい」>ヨナさん
 「うん。山頂のあたりはいつも吹雪いてるんだけど。さらに上だと、遠くまで見渡せるとこがあって。すごかった」

「連れてくのは、さすがにあぶないから。こんど記録映像持ってくるね。フレアに頼まれて積んでたカメラのやつ」

「それはぜひぜひ! わぁー、楽しみだなぁ」

【BGM:Home(Music Box)】

from UNDERTALE Soundtrack(toby fox)

「ナナさんは、近頃の休みは何かしましたか?」

「休息をとった」

乳酸菌を一つ一つ手作業で潰した飲むヨーグルト作りとか

休息をとった:部屋で天井を眺めてじっとしていた、本を読んだ

「なるほど、ゆっくり休むのに専念した、と。のんびりするのも良いですよね」

「身体の異常には有効。全力の行動に必須」

「おや……何か怪我か病気でもされたので? そういうわけでないなら良いのですが」

「身体疲労は詩魔法でも治療不可。あと成長痛らしい」

β、成長痛とかあんのかな……なさそう……なかったらいいな……

あることにした

w

それもまたヨシ!

まぁ成長中ならあると思うわね 骨とか肉体が大きくなるメカニズムは一緒だろうし

「あら、成長痛! あれ、痛いですよねー。でも、背が伸びたりすると嬉しいし、楽しみですね」

「隠密作戦に支障……」メンドクセの顔

「まあまあ、そう言わずに。隠密性は確かに下がるかもしれませんが、手足が長くなればそれだけリーチも伸びますよ」

「今のままで充分……戦闘時の支障を感じたことはない」

意訳:今のまま突撃しても身長伸びてもやること変わらんしメリット感じられん!

でっかくなったら筋肉増えるし火力あがる……かもしれない

そうかなあ……(キューティーパンプを見ながら)

ちょっと考えて

「ヨナの足を蹴っ飛ばすのが楽になるのは良いかもしれない。当機に愛称は必要ない」軽くげしっと蹴る

「あいたっ」 大げさに痛がってみせて

あとはDセロ抜いちゃえば成長参照できなくなるから多分止まる

挿し直して戻るかは……成長用ヒンジのH波がどういう扱いされてるか次第……

「ガドさんなんかは極端な例ですが、あれくらい大きいと歩き速度も違うそうですよ」

「移動速度の向上……隠密性と天秤にかける。仲間に相談」

移動速度の向上に一票(はやいので)

ビャッコあたりが両立の方法知ってそう

w

どっちにしろRT77は速度向上が見込めないので……(筋力一本伸ばし)

それは確かに……

それはそうね……

「天秤にかけたところで、どうにかなるものじゃないと思うんですけど……」

「天秤に、かける」ゴゴゴゴゴ

「強い意志を感じる……!」

すげー太い書き文字が背景に見えそう

急に彫りの深い作画になってそう

www

身長を伸ばすと奇襲しづらい(奇襲するとは言っていない)

用途が用途だからめちゃくちゃでっかく……はならないだろうなぁ

「まぁ、私はまあまあの背丈で落ち着きましたけど、ナナちゃんは最終的にどれくらいになるんでしょうね」にこにこ

「小さいままでいい……服を探すのが面倒」

「……と供述しておりますが、アヴェルラさん、もしもナナちゃんの背丈が伸びたら、どんな服が似合うと思います?」

「ナナがおっきくなったら、ゴシック系とかも、かっこよく着こなせるようになるかも。
 いま着ようとすると、ちょっと甘い感じに寄っちゃうから。それもとってもかわいいけど」

「なるほどなるほど……」 メモってる

「……動きやすければどうでもいい」

つまり全身タイツ

w

「つまり動きやすければ、デザインに注文はつけない、と?」

「目立たないならどうでもいい」

着せ替え人形への言質が

実際動きやすさと目立たなさがあればいい

カワイーともみくちゃにされて動きやすさが阻害されますね間違いない

でも正直美少女をかわいく目立たなくするのなかなかたいへんだな……

「ほかはない? 動きやすくて、目立たなければそれでへいき?」にこにこ

「十分……拳の火力が上がったりする装備が欲しい」

(ナックルダスター……)

こんなこと言われたらソラのオルゴール相当の何かを贈るしかない……!

ありがちなのはごつい指輪的なアレ

(ありがとうヨナさん)

ナックルダスターw

「だんだん武装する方面になってきている気が……」

いつもの >武装

スカートの中からじゃらじゃら暗器出るようなやつ

どうして普通に着飾らせられないんだ……?

急募:普通のセンスを持っているPL

oへ

あつもりでなら良いこーでねーと出来るんだけどなあ

「……たしかに。でも、武装が多くなっちゃうと、どしても目立つから。ほどほどがだいじ」

「……」

「服や装備の機能性はだいじだよね。『動きやすい』も『目立たない』も『火力が上がる』も。

で、『ナナのミリョクも引き出す』も、服の大事な機能。他の機能をジャマしないかぎりで、わたしはその機能もとっても重視したいな、って思う」

「魅力は必要?」

「必要。ナナが似合う服を着てると、わたしがうれしくて士気が上がる」

「なら、わかった」

(アヴェルラさんはナナちゃんの扱い方に慣れてるんだなあ)

RT77は利点を提示すればいうことを聞く

『Our Past, Our Difference』

アップルキッチン2号店、厨房にて。
シフラとガドは軽食を作るべく、席を立ってこちらに来たところだ。

「食材は……あるな、よし」 コートを脱いで持参してたらしいエプロン姿に

「やっぱりこっちのほうが設備が新しくていいわねえ」 と言いつつ必要なものを次々に出してくる

「1号店の厨房も知ってるのですか? ああ……もしかして、アイボリーさんと話す機会があった時に?」

「もうずいぶん前のことだけど、けっこう話したことがあって。
 私自身、“財団”に――“天秤”の件とは別のことで――お世話になったことがあるんですけど、
 実際に私がヨナさんやアイボリーさんのことをよく知ったのはその時からですね」

「ふむふむ。比較的最近のことなんですね」

「ちょうどこないだの事件にも絡んでいたけど。ロゼット社の食中毒事件、覚えてます?」

「食中毒……もしかして、シャノンっていう方が、その」 思い出したように

「最初は、犯人はレーヴァテイルの警備員ということにされていた。シャノンという名前のね。……それが、私のこと。私の、奪われた昔の名前」

「…………」 しばらく瞠目し

「はい」 水をいっぱい張った鍋を渡して

「おっとっと」 虚をつかれた顔で受け取って、コンロにかける

「……生きていたんですね。火災に巻き込まれて、亡くなったと聞いてましたから……」 胸をなでおろすように

「リフレッシュを受ける寸前ではあったわね」 やや寂しげな笑顔で

「『シャノン』が真犯人ではないことは、のちに裁判になって明らかになった。その時に、ヨナさんたちを通じて、いろいろやってもらったのよ」

「……あの訴訟って、そういう裏事情があったんですね」 湯が煮えるのを待つ間、包丁とまな板を取り出す

「いつだったか、ガドさんのほうで……そう、あの『生命の樹』のときの話ね」 胸のところの宝石のようなものの片方に触れて

「救援を求めてきたことがありましたよね。あのとき、“天秤”のほうでは、ガドさんを信じていいのか分からずにいた。
 でも、私は、あのヨナさんの協力者が、私たちを罠にはめるためにそういうことをするとは思えなかった。……こっちもいろいろあったのよ、本当に」

「いや、普通は疑うでしょう。俺は見てくれからして怪しいし」 自嘲するように笑って、

「……それでも、君がヨナのことをそこまで信頼してくれるのは、嬉しい。彼は、信頼と敬意に値する男だ」 次は慈しむように笑う

「なにを言ってるんですか。
 『ヨナさんとアイボリーさんがいたから、ガドさんはもう少し頑張ってみようと思えた』のでしょう?

私にも、それは同じということです」

「ああ。……良かった、彼が、他にも多くの友を得ているようで」

「あのとき、別れる前に、ガドさんは私たちに質問をしましたよね。覚えていますか?」

「確か、『闘うことが怖くなったりはしないのですか』と、聞いたのだっけ」

「意味合い的にはそうだったかな。
 『私たちの行いは本当に正しいのか?と思わないのか』『自分たちが世間一般の規範から逸脱しているとして、それを怖いと思わないのか』という感じの」

さっき出た逸脱というキーワードを再利用しつつ

「思い出してきました。……皆さん、真摯に答えてくれたことを覚えてます」

「そういう意味では、ヨナさん、一種の理想かもしれない?」

「そうですね。彼ほど丈夫な芯を持っている者は、俺が知っている限りヨナくらいだ」

「ガドさん自身はああいうふうにはなれない?
 ……さっきも『信念は持てたか』って詰められてたけど」

RT77Gさんの質問も利用していく

「無理ですよ、あんなの。生まれつき持ってる魂が違うんですよ、ああいう人は」 苦笑い

「そうかしら」

「少なくとも、俺には出来ませんよ。俺みたいな奴には」

「『俺みたいな』……」 繰り返しつつ鍋の様子を見て

「Nn num wa nha heath tou sial kapa sor...」 詩魔法で加熱をブーストして一気に沸かす

「できないというのは思い込みではないのかしら」

(他卓クロシドライトの詠唱の省略無し版)

見覚えあるなって思ったらそうだった

「うおっ」 一気に湧いたのをみてちょっと驚いた後、

「買いかぶりですよ。俺はそんな良い奴じゃない」 苦笑いしながら塩をひとつまみ

「そう? 十分すぎるほどいい人だと思うんだけど。その、子どもを引き取った話とか」 パスタを捩じり投入……

「いや……そんなのは、俺にとっては当然の行いに過ぎませんし」 にんにくの皮を剥き始める

「そういうふうに考える人が多ければ、私たちもそう苦労はしてないのかもしれないけどねえ」

「……皆、『当然の行い』をしているだけでしょうから」 ゆっくり瞬き

「人によっては、弾圧するのも『当然』か……」 鍋をかきまわしながら

「仕方がありませんよ。掌じゃ、時代の流れは堰き止められませんから」 にんにくの実を洗い、両端を落として包丁の腹で潰す

「“天秤”の活動もそうなるのかしらね」

「そうならないよう、俺も必死にスパイしてるんですが」 肩を震わせ笑って見せ

「……どうか、ヨナとアイボリーの二人が幸福になるよう、俺は人生を賭けるだけです」

「……」 少し間があって

「私としては、もう少しガドさん自身のことも考えてほしいところですけどね。
 アイボリーさんはガドさん自身より価値ある命かってさっきも聞いたけど。
私にはまだちょっと信じられないところがある。私たちに協力してくれる理由というか動機というか、そういうのが」

「……俺のことを心配してくれてるので? 優しいのですね」 唐辛子を軽く洗って刻み始める

「いや、そういう話じゃなくて……」 どう言おうか迷って

「ガドさん、人間じゃないですか。例え母親がレーヴァテイルだったかもしれないとしても。
 私がこう言うのも何だけど、人間であるガドさんが私たちに協力する理由は本来はなくていいはず。別にレーヴァテイルはこの世界を支配すべき優れた命だって話でもないでしょ?
 それなのに、今回も、前のときも、それこそ命を賭けて……助けたり協力したりしている。それなら強い動機があってもよさそうなのに、でもその一方で迷っていたりする。
そういうところが、まだちょっとよく分からなくて」

「……言ったでしょう、『当然のことだ』と。誰もが『当然』のように生きています。強い決意なんて何処にもない」 とても穏やかな声音で

「俺はね、レーヴァテイルがこれからの歴史の主役になれば良いと思ってますよ。
 ……そうすれば、少なくとも、望まれずに産まれる子供はいなくなる。
 きっと俺たちのような子供は居なくなる。誰の為ですらない苦痛の中死ぬ子供は、居なくなるんだ。
 それだけで、十分に期待に値します。何かが劇的に良くなるかもしれない、と」 切実さの宿る声音で

「……」 意を決して

「ガドさんの自分自身について言えば、生まれなければ、あるいは今までのどこかで死んでしまえばよかった?」

「……そうですね」 唐辛子を刻み終え

「楽になりたい、と常に考えています」 フライパンにオイルを垂らす

「……それでも、既に生まれてしまった事実も、俺が屍の上で生きている事実も、変わるものじゃない。死んで償えるものでもない」 にんにくと唐辛子をフライパンに入れ

「……だから生きて、とにかく何かを成したいと思っている。出来るだけ多くの子供たちを救って、ようやく俺は息が出来る」 フライパンを火にかける

「前に、ガドさんに『レーヴァテイルの子ども以上の何かなのじゃないか』って聞いたことがあるけど……今分かった。そういうところよ」

「……そういうところ?」

レードルにゆで汁を一杯掬って渡し 「これを流しに捨てて」

「おっと」 言われた通りに捨てます

「『当然』のために生きる。それは、ある意味、私たち造られた命の生き方でもある。
 私たちは、ある目的によって――それ自体は人ごとに違ったりするけど――作られ、買われ、使われている。働くための者であるなら、命令に従うのも、また当然」 レードルを受け取り

「そこに、『意思』や『疑問』は介在しない。今あなたが、本来の手順ならフライパンに入れるべきゆで汁を、言われた通り捨てたようにね」

「いや……俺のいつものレシピだと、麺を入れてから汁を入れるから、意図が掴めなかったんだが……」 困惑顔をしたあと

「君は……いや」 何かを言いかけてやめた

「私は?」

「……どうも、調子が狂うな。言わないで良いことまで言いそうになる」 オイルの香りを確認して

「良い感じだ」

「今なら私しか聞く人はいないわよ?」

「……そうだな、良い機会かもしれない。俺を買い被ってない奴が、ヨナ側の陣営にいた方が良い」 茹で上がったパスタをフライパンに投入……

「君は、今自分がここにいるのは自分の意思だと思うか?」

「若干あやふやなところはなくはないけど、意思ではあると思うわね。今は」

「そうか。俺はそれを否定するだろう。……この世界に真に意思を持っている者など、ありはしない」 茹で汁も加えてパスタを和えながら

「皆、流れに流されているに過ぎないよ。怪我をしたから痛いと思う、目潰しされそうになって目を瞑る……
 俺がヨナに協力するのも、ヨナが紅の慈善財団を立ち上げたのも、それと同レベルの反射だ。
 つまり『当然』。自由意志なんてのは、半端な知性が見出した幻想に過ぎない」 軽く火をかけて水分を飛ばし

「そう?」 とりあえず続きを促す

「君とて、歴史の流れの谷底に溜まった澱みを、自分の意思だと錯覚しているに過ぎないだろう。
 理不尽に犯罪者に仕立て上げられ、実質的な極刑に処されかけた。もう二度とこんな目に遭わないために、打てる手を打ちたい。
 そこに、何も、何者も、意思なぞ介在し得ないよ」 お皿にペペチを盛り付けていく……

運命大輪的な考えですね。テルと親和性高そうガドさん

「ガドさんが時流に――人間社会の時流に逆らうのも、それは意志ではなくただ一つの流れに乗っているだけ?」

「ああ、その通り。もし俺と全く同じ経験をした者が居れば、同じ結論に至るだろう」

「……それは、どういう経験だったの?」

「……食事前に聞くような話ではありませんよ」 微笑みながらペペチに胡椒をふりかけて

「それなら逆にあえて聞くところね。今だからこそ」

「そうか。……とりあえず、これを配膳してくるから、その後で話しましょう。……あと、本当に気分の悪くなる話だからな?」 ペペチ5皿をトレーに乗せて一旦出て行く

「……」 とりあえず様子見

「お待たせ。ペペロンチーノ、出来たから持ってきましたよ」 厨房から出てくる

「(五人?の顔)」

「フォーク、これ使って良かったか?」 と言いつつカトラリーも置き

「ええ、大丈夫です。しかし、料理人のお二人の分が無いようですが」

「久々に大人数の料理をしてたら、興が乗ってきてな。もう少し何か作るか、シフラさんと相談してくるから」

「そういうことなんですね、わかりました。楽しみにしてますよ」

「ああ」 と言ってまた厨房に戻る

うっかりメインでペペチ言いかけた。ペペチペペチいうとフル名称忘れる

ペペチンローノ

いえすsoアリガトーゥ

いや適当に言っただけなのにw アーリオオーリオペペロンチーノ

アーリオ:ニンニク オーリオ:油 ペペロンチーノ:唐辛子

よく見たらマジで違ぇじゃないの!wもう!w

ありおりお

完全に頭と尻尾一致してたら読めるやつにやられてしまった

あれ、今ってざっくり時間指定あったっけ……

大体ランチちょい後くらいの時間帯だと思ってください

はーいどうも

「この調子ですとおやつの量には収まらなさそうですね」厨房に戻る背を見やって

「あはは、夕飯が要らなくなるかもしれませんね」

「ガドさんがこういうの作ると結構辛くなるんですけど、今日のは抑えめですね。子供もいるからかな」

実際辛さ控えめだった

細やかな配慮

そうか……これが世間一般のからさ控えめ……メイン2はつらさマシマシですがね!

w

大人数分同時に作ったから案外一皿あたりの量はおおくなかったのやもしれぬ

というか子どもに該当する人 辛いの苦手だっけ

辛すぎよりは薄味の方が後で味足せるから、好みのわからない人相手にはやや抑えめの味を出すって感じ(おいたんの料理)

なるほどね

とても正しい……

ちょっとメイン2の話をじっくり読みなおしてました

子ども言われてますよーって話だった

いや、割と気にしてないというか

「辛みは痛み。当機は問題なく処理できる」

食べる気はないけどね!!!!

ないのかよ!(ツッコミ)

おらっ! 食えっ!!

いまナナちゃん8歳だっけ

8ちゃいだったかな 1わが2ちゃいだったから

8ちゃいだね

そうだね、五人前きてあるぇー顔してたもんね……

「……食べなきゃだめ?」キャルン

キャルン

そのキャルンはなんだw

ぶりっこです

ミリョクを全力で生かしていくスタイル

ハハハこいつめ

天上の美とってるからね!

ビジイイイイイン

「良ければ食べてくれたほうが、ガドさんも喜ぶと思いますから」

「なら、食べる」スンッ

キャルン→スンッの切り替えの早さよ

www

APP18さんですか?

たぶんAPP18

こいつ黒幕だな

探索用キャラシ―にそう書いてある

とりあえず疑っとけみたいなそんな

www

「よしよし。では僕もいただきましょう。……うん、程よい辛さで食が進みますね」

食べ始めます。

食べ終わりました。ブラックホールだ!

胃袋にシューッ!

ヒュゴウ

超!エキサイティン!

はやいw

「はっや!?」

「効率こそ正義。早食いは時間短縮になる。ご馳走様でした」

「はやい!?」はやさで負けてびっくり&ちょっとくやしい

「さて」 戻ってきた

「何処から話すべきか……とはいっても、記憶が曖昧になっている所も多いんだがな」

「……俺は孤児院に保護された。それ以前のことは、もう何にも覚えていない。
 母親らしき人影と、飢え、渇き、凍え。……いつの間にか、母親らしき人も居なくなっていたことくらいか」

「……」 洗い物をしつつ聞く態勢

「孤児院に拾われた後のことは……まぁ、端的に言うと、職員が皆グルの犯罪者だったんだよな。
 君が想像しうる児童虐待のうち、もっとも最悪なものを思い浮かべてくれ。おそらく、それよりももっと酷いことをされた。
 ……何人もタトゥリスタで死に、あるいは下半身が破けて、あるいは何らかの感染症で、死んだ。
 俺は運が良かった。保護された時点でそこそこガタイが有ったから、後遺症は残らなかったよ」 洗った道具とかを布巾で拭いていく

「……孤児院とは名ばかり、実情はそういう施設だったと」 目を瞑りつつ手は動かす

「今はもう、その孤児院はなくなってるから安心してくれ。院長も寿命で死んだ」 苦笑いして

「まぁ、それが全てですよ。レーヴァテイルの地位が低いせいで、捨て子が大量に発生する。それを食い物にする連中が出てくる。
 その根本を解決したいと願うのは、実に『当然』だ」

「また私がこういうことを言うのもなんだけど、レーヴァテイルを――人間でも同じことだけど――いなくするというのも一つの解決だとは思うわよ。そこまでの極論をさし措いても、解決法は一つとは限らない。
 例えば、復讐としてその孤児院の関係者を徹底的に潰す方向だって十分に考えられる。ガドさんの今の『当然』を選んだ、あるいは、流されてそうなったことに直接の帰結として繋がるわけではない、と私は思うけど。

でも、レーヴァテイルに対しての姿勢がそういうところにあることは、よく分かった。
辛いことを話させてごめんなさいね。聞いたことが間違っていたとは思わないけど」

自由意思論でよく出てくる愚行権の話のこと

厨房の動向が気になりすぎてPLがつい耳をそばだててしまっている……

というかそれなら「こういうこと聞いてほしい」って言ってもいいのよ?

聞いてほしいことなぁ……うーん……

「……復讐なんて、恐ろしくて出来ませんでしたよ。色々と、『弱味』を握られてました、し、……ね」 後半はえづきながら 

「うぐ……」 手を止めて呻く

癒えない過去に苦しみ続ける長髪男子 好きです……
それにしてもガドおいたんはほんとメンタルが消えない傷だらけだな……

どうしてこんなことになったんでしょうね……

つらたんね……

悲しみウミウシ・……

「……」 少し間をあけてから

「同じ体験を私は共有していないわけだから、本当のところは分からない。だけど」 流す水をいったん止めて

「ガドさんは、それを一度は乗り越えたはず。なぜって、さっき、『楽になりたいと思う』の続きがあったわけだから。

私はシャノンという名前を、自分の望みではなかったにせよ、失ってから生まれ変わった。ガドさんもきっと同じような時があったのだと思う」

「…………ぐ」 ぼろぼろ汗とか涙とか流しながら吐き気を抑え込み

「か、買い被りだって、それは……俺は何にも変わっちゃいない。
 楽になりたいと思う、その先があるのは……俺が、『楽になってはいけない』からだよ。

何も……なんにも、乗り越えてはいない……単に、流されている……世間に、自らの出生に、ヨナに……」 ぜえぜえと息を落ち着けようとする

「本当に流されるだけだったのなら、とっくに『楽になっている』のだと思うけど。……ヨナさんに?」 最後が気になった

「……ああ。ヨナの影響があってこそ、俺は職場での立場を向上させる努力をした。より致命的なスパイ活動のために」

「それは、ヨナさんにそうするように指示されたから?」 いちおう確認

「指示はされてないよ。そうした方が、よりヨナのためになると考えただけで」

「……そう」 流されてないよね?と思いつつ 「それで、ヨナさんに喜んで欲しかった?」 あえてやや外した聞き方

「……おそらく、ヨナは喜びはしないだろうな。彼は、俺が身を削ることをあまり良くは思っていない。
 だが、俺は続ける。俺がスパイを続け、完遂することで、ヨナの宿願はきっと果たされるだろうからな」

「そこがガドさんの『意思』だと私は思う」

「何故そう思う? 俺は何も考えず、自分が気持ちよくなることしかやっていないぞ」

「それこそまさに意思ね」 笑みを浮かべて再び洗い物を始める

「……わからないな」 吐き気を逃すように数度深呼吸

「ええ、分からない。だから楽しいし、好ましいと思える」

まぁ みんな自分が気持ちよくなることしかしてこなかった結果がおそらくご覧の有様なんですが……

「気持ちよくなる」と「最善」のベクトルを合わせることが大切……

でもみんな得てして「きもちいいこと」こそ「最善」だと思い込んでるんだよネ

ガドさんの話はけっこう聞けた のでもし他からこれ聞いてほしいが何もなければ締めにかかっちゃいます

雰囲気違う話についても、これから雰囲気変える予定なのでちゃんと聞けます

「はぁ、買い被りを正すためだったのに、どうしてこうなった……」 拭き作業を再開

「買い被りについていえば、私はヨナさんのことも――あるいは、私たちの首領であっても――無条件に全てが正しいとは思ってはいない。
 だから、判断するために、私は知りたい。いろいろなことを。話を聞けてよかった。
 さて、じゃあ、何か別のものを作ります? というか、お菓子はおいしかったけど、料理もけっこう作るんです?
一人暮らしだと、自分一人だけなのにいちいち作るのはめんどくさいとかあるじゃないですか」

「あー、えっと……」 突然温度が変わってびっくりして

「……いつかまた、誰かに作ってやる日が来るだろうから。ちょうど、今日のように。
 なので、日々修行って感じですね。あと単純に、自分で作ったものの方が安心出来るんで」

「じゃあ、オーガニックとか興味ある系です?」

そういやガドさんが果物ダメ話はヨナさんから聞けって(過去ログ見ながら

でしたねー

というわけでなさげなのでメイン2はフェードアウトにかかっていく

「いや、そういう系は割高だからなぁ……その、他人に出される食事に、あまりいい思い出がないというか」 また眉間にしわを寄せて

「厨房にいる人間がどういう奴かわからないのは、ちょっと勇気が要るんだよな……」

盛られてたのか……

まぁ『重ね肉』みたいなのとか出されてたでしょうし

あー……

ガドが果物ダメな理由はもう大体推理できると思いますが

まぁヨナに聞けば出てくる

ぐぐったけどよくわかんなかった重ね肉

重ね肉:まぁ一部でしか通じないアレ。悪くなった肉の端切れなどを重ねて焼いたもの。

ほぼ生ゴミだな!

なるほど。自ら飯テロに突っ込んでってしまったぜ

「あー、そういうほうね。まあ実際、大量生産品でもいろいろあったりするし――」 あえて別方向に話を誘導しつつ他愛ない話に移行していくよ

という感じでメイン2は閉めたい

はーい

それはそれとして何作ったことにしようかな

何作ったか この状態ですぐ作れそうなのは……うーん

トースト(チーズや半熟卵乗せ)とか

じゃあそれでいきますか

お腹減る

「お待たせ…… あれ? もう食べ終わってる人がいる」 トーストを持って出てくるよ

「お待たせ。……食べるの早いな?」

袖から頭出したリューイが唐辛子食べてる

リューイちゃんかわわ

かわいい

なるほど火を吹くために……

いくら消化的に問題ないとはいえ早食いで競うのはやめようw

欠食児童みたいな扱いされるわよ。間違ってないかもしれないけど

この児童自主的に欠食しがちだからなぁ……

【BGM:Undertale】

from UNDERTALE Soundtrack(toby fox)

「効率こそ正義なら、料理も早い方がいいかしら」 トーストをなんとなくトーストサンドイッチの格好にして

イギリス国鉄サンドイッチでも可

「早食いは結構だが、トーストのチーズはクソ熱いから気をつけてくださいね。口の中の皮剥がれますよ(一敗)」

「ムシャ」ゴックン

一敗w

w

実際は数え切れないほど敗してる

すでに黒星ついてて草

「餌付けしてるみたいね……」 正直な感想

自分も席に着いてペペチを食べ始める

「ムシャあちち」ハフハフ

「いただきま──ア゜」

「……!!」 熱かったらしい

いまのところトースト全勝だな

トースト、きさま、やるな……ぐふ

w

「だ、大丈夫、ヨナ?」

「ホフッハフッ……うう、焦って食べた自業自得ですね」水飲む

「言わんこっちゃない」 トーストハフハフ食ってるけど熱そうにしていない

「冷ましてから炙りなおしてもいいわけですし、そう焦らずとも」

「なーんかついついやっちゃうんですよね、焦って食べて熱い思いするの……」

(『流れ』だって、何の外的要因もない熱的死を迎えた場所には生まれない。だから、流れがあるなら、その流れの源流がある。
 その源流となる人も、アイボリーさんの前ではかたなしね) 二人の様子を見つつ

「……ヨナさん、幸せそうでなにより」 冷やかしを入れる

ああ〜〜

お熱いこって……!

ひゅーひゅー!

www

食べ終わる前におなか一杯になりましてよ

「ははは、これはどうもご丁寧に。……ええ、お陰様で、僕は今とても幸せです」

「本当にね。皆さんが助けてくれたおかげですし、友達でいてくれるおかげです」

「…………」 目を細めて夫婦を見つめる

とてもエンディング感。そう、ここで終わっておけば幸せな一時ではあるんだ……

それな 全員でいるシーンは今回でちゃんと閉めておきたい

ヨナさんへの話は……どうしようかな……

まあいいや

とにかく次回は別のシーンやれるように

まぁ別個で呼び出せば普通に応じますので

「それもあるけど、やっぱりヨナさんの人徳でしょ」

「そうですね。友人には本当に恵まれましたよ。生涯通して交流を持ちたいと思える他者と、こうもたくさん出会えたことは、得難い僥倖です」

RT77は即食なので熱さを感じない

(喉は焼けた)

熱さも置いてくブラック胃袋吸引力

いちばん楽なのは前に言ったとおり帰りがけに一人だけ残って話を続けるやつ >別個で呼び出せば~

なのでもしそれでよければそうしたい

じゃあ次回そうしましょうか〜>呼び出し

ありがとうございますー

「そこはシフラに賛成。きっと、ヨナさんがいいひとだから、いい友達が集まるんだよ」

「走り続ける人って誰もが憧れるものだし」

(だから俺みたいな厄介ファンにもまとわりつかれるんだよな)とか考えてる顔してる

www

まあ一言で言えばガドはヨナの厄介オタクなんだよな

「うんうん」シフラに全力で同意

「あ、アヴェルラの『速く飛ぶ』はちょっと違うからね」

「え」

www

くさ

「『え』って……」

「うーん。でも、たしかにちょっとちがう、かも」反射的に言ったけど本人なりに考えて一応納得した

w

えらい!

納得した

よさげなので 最後にヨナさんあたりから一言貰いたいなーと

それで締めましょ

はーい

本人的な価値観ではどうやら概念として結構近いものらしいんすよ 書いてるPLもよくわかってないけど……

w

「走り続ける、かぁ……そうですね。こうして諦めずにいられるのも、皆さんの助力あってこそですよ。
 これまでの何もかも、そしてこれからの何もかもも、きっと僕の力では成し得なかったことです。
 ですから、いつか僕らの宿願が果たされる日のために……どうかこれからも、末長いお付き合いをよろしくお願いしますね」

ということで「Life is......」はここまでです

おつかれさまでしたー!

お疲れ様でした!

おつかれさまでした!

なんとセッション3回も使ってしまった

だいぶ重量級のイベントになってしまったわね

はい(だいたいの原因すみません)

まだ重くするぞー

ええんやで ガドの内心とか出るのはこのタイミングくらいだろうし

掘り掘りとっても助かっている

感謝しかないのだ

堀り堀りほんと感謝感激いんふぇるよあ
 それを抜きにしても3話の最重要NPC3人とPC全員勢ぞろいだったんだから長くなるのは道理ですよ

まぁそうですねえ

重量級NPCといっても話が通るやつ

www

まぁガドの出自自体はこの世界のどこにでもある話だと思います 長生きした例は珍しいだけで

実際イギリスの例を思い出した

ヨナさんには父親の件と更生館事件の件とアイボリーさんの詩魔法の件……と果物か

ボリュームたっぷりだな()

ガドさんのこと 決定論的な表現をしていたけど、それでもちゃんと未来を作ろうとしているのがよかった

運命論を信じるかどうかは人の自由だけど 運命論は現状追認の道具ではないことは声を大にして言いたい

そういうところがいいなーと

おつかれさまでしたー ログをじっくりよんでました

重い話につきあわせてすみません……

ガドが運命論を言ってるのは、「これほどの悪逆を自分の意思で行うのだとしたら救えなさすぎる」みたいな面もある

なるほどねー

RT77Gさんメインのギャグ調もやりたさある

ギャグ担当です

しかし舞台設定がなかなか思いつかない

ギャグパートか〜

休日も天井見てるだけみたいだし あと本

休日に「遊び行こうぜ!」ってクソリプ投げかけに行くとか?

なぜクソリプwww

@RT77G 背中に根っこ生える前にどっか行かない?

クソリプ感でないな うーん

クソリプなあ


RT77
今日も休日。
休んだ。

RT77なのに1RTもつかなさそう

www

スカー(鍵垢)がふぁぼるくらい

@RT77  今日もやすんでえらい!

えーwww

www

これはいいね付く

これたぶん 休んだという話は毎回出るけど何して休んだという情報がまったくないやつだ

だって天井しか見てないし……

何もしないをする休日もいいものだけど(根っからの引きこもり)

ゲームしようぜ! お前ゲーム機な!

ぐおおおおおん!

RT77に命令して壁を破壊しよう!

どこの無印箱だ!

www

ゲーム機のRPってなんだよ(冷静)

右!右!左!

ドゴ!ドゴ!ドゴォ!

www

RFAの木箱を空気砲で壊すミニゲームかな?

舞台設定さえ適当にできればあとは流れでやれそうな気はする >ギャグ調

必殺技部みたいな汎用とんちき設定があればな

w

「Life is......」というタイトルについて ワイトは「Painful」が続くと思っています

なるほどね

そりゃそうわよ。(ガドの半生と今後待ち構える試練を眺めて)

それぞれの(N)PCが何続けるか考えるのも面白いかもね

ですねー

おもろいキャラになりたい

今以上に!?

今でも相当面白くて魅力的だと思います

(今おもろいのか……シュールギャグの領域の生き物では)

まず何をどう間違えたらりんごを搾るところから始まるのか

おもしろいと思う

そっかあ……

どういうおもろいキャラになりたいんだろ

自分にない発想出力できるのはやっぱ強い

こう…… 確かにどうなりたいんだ

ヴラさんはほっとくといつの間にか壁に同化してるし……

今回は基本いるだけ目標だったから……

つまり目標達成

えらい

すごい

やったぜ

すばらしい

やったわね。

雑談で茶々したからゆるちて

w

『Get Over.』

ガドの快気祝いが和やかに終わり、参加者はそれぞれの帰路についたころ。
ヨナとアイボリーの二人は、後片付けのためにこの場に居残っていた。
物理的な片付けが終わったところで、アイボリーはもののついでに経理の確認をしようと、
事務室へとこもったようだ。

二人がかりでやるようなことでもないから、とヨナは手持ち無沙汰に取り残される。
とはいえ例の事件以降、単独行動は避けている関係上、他の場所に向かうことも憚られる。

5000兆リーフと平和降ってこないかなー

わかる

5000兆リーフで「どうだ明るくなったろう」やる図しか見えない

www

「……早く平和になりませんかねぇ」 ってところで手持ち無沙汰で佇んでいるのだ

お手洗いから出てきます 「あ、片付け、終わりました?」

「おや、シフラさん、こちらにいらしたんですね。
 ええ、片付けは終わったので、あとはついでに野暮用をというところです」

「アイボリーさんは?」

「あっちの」 事務室の方を指し
「部屋で経理の確認をしてくれてます。
 ……二人掛かりでも効率はさしてあがらないし、部屋が狭くなるということで、僕は別の用事を探しているところですね」

「そう。それならちょうどよかった」

「ちょうどよかった? 僕になにかご依頼ですか?」

「というより、ちょっと話したいことが」

「ふむ。わかりました、聞きましょう。立ち話もなんです、適当な席にどうぞ」 と言って客席の方へ

ではついていきます

そんな感じで適当な席に着き、水だけ用意して
「さて、どうしました?」

「……」 ちょっと切り出すまで間が空き

「ヨナさん、アイボリーさんに隠しごとをしていません?」

直球で切り込んでいくゥ

話題4つくらいあるけどどこからいこうかちょっと迷った

「…………」 こっちも間があって

「……シフラさんは現場にも居ましたからね。勘付いていますか。
 アイボリーの、ヒュムノスのこと」 少し顔が暗くなる

「それです。『呪い』ってさっきは言いましたけれど……」

推測の全部は言わず出方を見る

「ええ。……彼女の治療用ヒュムノスの中には、真逆の効果を呈すものが混じっている」 そこまで言ってから

「……アイボリーに非はありません。強いていうなら、もう使われることはないだろう、と幼き日の疑問をそのままにしておいた僕が悪いのです」

「やっぱり」 ため息一つ

「昔からだったんですね」

「恐らくは。……僕も、確信があったわけではありませんが」

「そして、アイボリーさんは、それをまだ知らない」

「はい。確かめることも難しかったので」

「それなのよね。真逆の効果とはいっても、それを実際に実現するのは簡単じゃないとは思います。ヒュムノスは想いがあるので」

「……専用に設計されたもの、なのかもしれません。昔の僕は、今ほどヒュムノス語がわかりませんでしたし。
 それに、黒幕の予想が正しければ、それくらい手の込んだことはするでしょうから」 目を伏せる

「黒幕……でしょうね。誰かに仕組まれでもしないと、普通はそんなことは起こらない」

「……僕が幼い頃、アイボリーのことを管理していたのは、カイズ──僕の父親でした。……恐らくは」 頷く

「やっぱりここでもそうなりますよね……現状では私ですらそこを疑う」

「何のために、かは大体わかります。あの男は、僕をどうにか支配下に置こうとしているようでしたから。
 ……そのために、アイボリーという存在を利用する狡猾さも、それによる僕に対する効果も、よくわかります」 ため息

「ヨナさんにはお姉さんがいたって言っていましたよね。まさかとは思いますが……それも」

「……恐らくは」 重く頷く

「悪性腫瘍、心不全、呼吸器不全……死因は様々だったと聞きますが、疑われないよう死因をばらけさせることくらい、するでしょう」

「でも、どうしてそこまでするのか、私には分からない。どう考えても、手段を選ばないというレベルを超えている。
 そこまでする人なのですか? お父さんは――いや、こう呼ぶのはもう違うかもしれませんが」

「ええ、するでしょうね。……完璧主義の窮極、といった具合でしょうか」

「全く恐ろしい話ね。それに巻き込まれるほうとしては」

カイズの行動原理は言葉にするとひっじょ〜にエグいので 飄凱とは別方向のエグさ

「まぁ、そんなわけで、確かめる機会も相談する機会も、すっかり逃してしまって。
 言い訳するわけじゃありませんが……あいつと離れてからは、出来るだけ肉親のことは話題にしないようにしてましたから」

「……確認するけれど、まだ話していないんですね? 詩魔法の件をアイボリーさんに」 ちょっと険しい表情に

「ええ。……負い目を負わせたくなくって」

「負い目を負わせたくない? それは違うでしょ」 やや怒気がこもる

「違いませんよ。これ以上彼女を加害者に仕立て上げたくないんです」

「『もう使われることはないだろう』というところからガドさんに使われたわけですよね?

これからヨナさんはそのとんでもない敵と対峙するわけですよ?
当然、次にあの詩魔法が使われる相手がヨナさんになることもありえますよ?

それでアイボリーさんが、そうと知らずに使った詩魔法でヨナさんを死に追いやったとしたら――実際ガドさんがそうなりかけたんだからこれは決して仮定の話じゃないですよ――その後アイボリーさんがどう思うか、分かっているんですか?

第一、あの詩魔法の真相を知ることなく封印もせず持ち続けるというのは、つまり、
アイボリーさんが、そうとは知らず、本人の意志とは正反対に、ヨナさんの仇敵に与し続けるということですよ? 分かっているんですか!?」

圧。いいぞいいぞ

説得と感情のどーんはやっぱ最高なんだよな

ぐうの音も出ない正論

一呼吸おいて

「ヨナさんにとって、アイボリーさんを信じるっていうのは、その程度のことなんですか!」

「……アイボリーの治療用ヒュムノスは、プリインストールされたものです。封印にもアンインストールでも、彼女に多大な苦痛を強いることになるでしょう。
 それに、さっきも言いましたが、アイボリーにこれ以上負い目を感じてほしくないのです。
 ……ですが、シフラさんの話の方が正しい。ぐうの音も出ません」

「プリインストールなら、なおさら言って知らせるべき。知っていれば、特にほかの処置をせずとも、『使わない』という選択ができる。

私たちは、言われたことをそのまま行うだけの機械ではないのだから。そうでしょ?」

「……いざ話そうと思うと、気が重いですが……“次”が来る前にやっておかなければいけませんね」 頭を抱え

「大丈夫、ヨナさんたちならこのくらいなんでもなく乗り越えられる。というより、そうでもないと、この先が辛いわよ?」

「ははは、全くその通り。……折を見て話しますよ。背中を押してくれて、ありがとうございます」

「じゃあ、ここからはもうちょっと具体的な話。
 実際にそのお父――えーと、カイズとやり合うことになった場合、どういう展開がありえるかしら?」

「そうですねぇ。飄凱が大統領のうちは、奴も満足には動けないでしょうが……
 僕に直接危害を加えるよりかは、奴自身の願望を実現することに注力するかと思われます。
 レーヴァテイルを完全に隷属させ、生きるのは人間の男だけでいい──そんな世界を作る、ということに」 最後の方は言ってて気分悪そう

「そうすると、今回みたいな実力行使というよりは……煽動や嫌がらせが続くのかしらね」

「そう予想します。もちろん、隙を見せれば暗殺されるでしょうけどね」 苦笑いして

「飄凱だけを排除しても解決はしない。その後速やかにカイズの権勢も取り除かなければ、堂々巡りです」

「大統領選、ヨナさんはどう見ます? 私は地下にいるからどうも疎くて」

「……例の事件で、飄凱は評判を落とされましたからね。このままいけばカイズ派閥の者が当選するでしょう。
 ただ、飄凱の方も手を拱いてはいないようです。ガドさん曰く、研究所の飄凱派閥はレーヴァテイルコントロールの実現を急いでいるそうで」

「けっこうまずい事態ね……」

「どっちに転んでも最悪なのは、僕らみたいな者には恒例行事でしょう?」 自虐ジョークです

「そう」 ジョークは通じたようだ

「その辺りはスカー殿たちとも共有していますから、近々こちらでも動きがあるのではないかと」

「いずれにしても、前のようなやぶれかぶれにはならないことを祈りたいわね」

「あの時はイニシアチブを取られましたからねぇ……」 頭を振り

「そういう主張の持ち主なら、人間の女性を味方に付けられればいいけど……そう簡単でもないか」 首を振り

「とはいえ、例の事件以降、少しは嫌がらせも落ち着いています。次の動きまで、この状態が続くことを祈るばかりですね」

簡単じゃないってのはアメリカのコーン頭が証明しちゃっているので……

「そうね」 話題を変える 「ガドさんが果物だめっていうのは、ヨナさんは理由を知っているんですか?」

「あー……あの件ですか。……聞きます?」 また苦い顔して

「聞きます。……実は、この件についても、ある程度の推測をもう持っているから」

「ガドさんは良いと言ってましたからね。……わかりました」 頷いて

「彼を保護した孤児院が、ロクでもない犯罪者の巣窟だったことは聞いてますか?」

「はい、聞きました」

「でしたら話は早いですね。……ガドさん曰く──
 『“お仕置き”の後には“ご褒美”が有ったんだ。果物の味がしたんだと思う。……それ以上のことは話したくない』

──とのことです」

「つまりそれを思い出すってことか…… それなら、無理強いすることはないわね、本当に」

「本当に、そうです」 悲しげに

「……こればっかりはどうにもならないわね」 首を横に振る

「……この事に関しては、ただ理解しておくことしか出来ません。それが、歯がゆい」

「そういうわけなので、この話題は出来るだけ彼には振らないでくださいね。……それから、他言は無用です」

「言えるわけがないわね……」 席を立ち

ヨナの隠し事について まぁね……この状況に陥ったら判断鈍るのもしゃーなしって感じの設定でした

まあね

身内を疑うのもしんどい

ガドの果物嫌いについて むしろ拒食症で死ななかっただけ強い方だゾ(小並感)

実際拒食症と異食症でボドボドの時期は有ったと思います

「すみません、わざわざ。お忙しいところ」

「いえ、お気になさらず。礼を言うのはこちらの方です」 にかっと笑い

出口のほうに歩いていき 「あ、そうだ。もう一つだけ」 振り返って言う

刑事コロンボメソッド

「? はい」

「チェロム更生館事件。当事者のお一人であるヨナさんにそろそろ話を聞いておきたかった」 また席のほうに戻ってくる

「チェロム……ああ、あのことですか。また昔の話ですね」 お水のおかわりを用意し

「そうですね。あれは――」 席に着き

「――私が知っているのはだいたい世間で出回っている話と同じ。だけど、確か事件直後の報道ではちょっと違っていたところもあったと思う。そして、こっちの首領の話もそれと符合していた。
 アイボリーさんからも同じ話を聞いたことがあるけれど、やはりこれもまたちょっと違っていた。真相がどうで、どのあたりがヨナさんと”天秤”との接点になったのか、私にはそういうところがまだよく分からない」

「ふむ……となると、どこらへんから話すのが一番良いでしょうかね」

「では一つずつ確認したいと思います。基本的なところから。
 “チェロム更生館”は悪徳団体だった?」

「そうですね。実際に行われていたことは、完全にクロです。僕の個人的な道徳的観点を抜きに、法に照らし合わせても」

「ヨナさんはそれに協力していた。どういう立場で?」

職員か外部の協力者か みたいな

PL情報を一人でもPC情報に落とし込んでくれるの、あとはかくしかで伝達できるから超タスカル

「僕は、その“クロ”の部分がある事を知りませんでした。ですから、純粋なボランティアとして協力していたんです。……実にお恥ずかしい話ですが」 ちょっと居心地悪そうに

「つまり、騙されていた? 事件が起きるその時まで?」

「ええ、そうです」 静かに頷く

「実体にはまったく気づいていなかった、と」 いったん水を飲んで

「その団体にはアイボリーさんも関わっていた?」

「はい。僕と同じ、外部の協力者として、ですね」

「なるほどね」 腕組み

「事件は、いま言われているような、設備が故障して暴走した事故ではないですよね?」

「ええ、まぁ。それは僕が“証言”した結果、そういうことになりましたが……本当は、スカー殿たちによる破壊活動、そしてレーヴァテイル救助の一端です」

「救助?」

「ええ、救助です。当時チェロム更生館に囚われていたレーヴァテイルのうち、大半は死亡したことになっていますが……本当は皆さん、スカー殿に保護されたんですよ。
 当時とは名乗りを変えた方もいますが……リナットさん、ロキさん、ニルダさん──」 何人か名前を挙げる シフラも名前くらいは聞いたことのあるメンバーがいるかもしれない

「……その時にも私と同じような立場になった人もいるのねえ」

ロキちゃんは治療ヒュムノスなら使える子ですな……以前出たNPCを色々拾ってくのすき

そうですそうです

「それで、ヨナさんはその場にいて……殺されそうになった?」

「ええ。運良く──あるいは、僕は運営メンバーの方とは離れた場所にいたから、必然的に、大怪我は負いませんでしたが。
 生き残りを掃討しようとするスカー殿には、僕もあの場にいた無法者たちの同類にしか見えなかったでしょうから」

「? えーと…… 設備が爆発したというのは後付けの話ではないのですか?」

補足すると 掃討=爆発だと勘違いしたようなやつ

なるほど

「ええ、後付けです。炎の詩魔法を使ってましたから、爆発という後付けが通ったんですよね」

「まあそれはともかく…… ではどうして殺されなかったのです?」

「ひとえに、スカー殿が僕を信じてみようとしてくれたおかげです。順番に説明しますと……
 まず、僕はスカー殿に見つかった時、白旗を上げて話し合いをしようとしました。戦えるレーヴァテイル相手に、素人の学生では、それ以外何も出来ませんから。
 僕一人であれば、一目散に逃げる手もあったかも知れませんが……アイボリーと一緒に逃げるのは、流石に難しそうでしたからね。
 それで、おそらくスカー殿は、僕がアイボリーを守ろうとする仕草を見せたことから、話を聞く気になってくれたのでしょう。
 何故ここを襲撃したのか、ここでどんなことが行われていたのか、簡潔にですが説明してくれました。
 その話の裏を取るためにも、この場を切り抜けるためにも、僕は『自分も協力出来ないか』と申し出たんです。

それで、後はきっと知っての通り。僕はチェロム更生館の悪行の裏を取り、爆発は事件ではなく事故ということにしました」

「……だいたい首領の話と一致しているけれど、それでもまだ分からないところがある。
 『アイボリーさんを守ろうとする仕草』というのは、実際に守る動きをしたのですか? たとえば攻撃を代わりに受けたとか」

「ええ、そうですね。こう……」 両手を広げて
「こんな感じで、飛んできた瓦礫を引き受けたんです、確か」

「それなら、アイボリーさんをかばったのを見て話を聞く気になった、というのも分かります。
 ただ、その場合、どこでアイボリーさんを人間の女性ではなくレーヴァテイルだと判断したのか……私も最初彼女のことは人間だと勘違いしていましたから。実際お二人のような間柄は珍しいので」

わかりやすく首輪付ける義務とかもない……ないよね……?

メイド服着てたからと言われたら納得するしかない

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外部の立場なので事前にメンバー調べて……という方式はないだろうし

「ああ、それは僕がそう答えたからですね。『その守っている者はなんだ』と問われて、正直に」

「……はい?」 思わず問い直す

「うん? ……何か抜けましたかね?」

「うちの首領も大概だけど、あなたも相当なものね…… いや、襲撃された人がテロリストを信じるのはまだ心理的なあれこれがあるでしょうけど、テロリストが敵の言い分を素直に信じてどうするのよ……」 大きなため息

「こんな状態で始まった関係なら、そりゃ『信じられるかどうかわからない』みたいな話になるわけだわ。まったく……」

「あはは……まぁ、他にも判断材料は有ったでしょうしね」

「そうだといいですけどね……どうも、首領はヨナさんに特別に甘い気がしてならない。こないだの時もそうだったし……」

「……そうですねえ」 色々思い返すように考え
「あの方にも色々有ったんでしょうから。何か琴線に触れた部分があるのかもしれません」

シフラは一番最初の時は信じてなかったからねえ というあれ

まあ スカーさんに話に行くときのいい手土産になった(実際行くかどうかは知らん)

「えーと、ともかく、結局その時になってようやく団体の真相を知ったってことですよね」

「ええ、その通りです」

「“更生館”の後始末を首領から任されたというのも本当です?」

「はい。その後、改めて協力体制を築こうということになったわけです」

「“協力体制”ねえ……本当に何がどういう話でそうなっちゃったのか……」

「まぁ、スカー殿が最終的には頷いてくれたお陰で、今の僕がありますし」

「ヨナさん、“豪運”のスキルとか取得してません? ほんとに」

もしくは悪運

天性特化マンやぞ

なるほど天性

運極振り

「あはは、運に恵まれているのは確かですね。
 ……きっと、これまでも僕と同じように、今の制度はおかしいんじゃないか、って考えた人はいたんですよ。
 何人も居て、けれども報われなかった彼らの中で、運が良かった僕がスカー殿に出会い、そして今に繋がったということでしょう」

「普通だったらもう死んでましたね……」 半分呆れ顔

「ひとまず、関係の始まりがいろいろ運次第なのは分かりました……お話ありがとうございます」 また席を立ち

「あっと、本当にあともう一つだけ。ヨナさんは、どうしてその“更生館”に関わり始めたのですか?」

もう一つだけを複数回やるのが刑事コロンボメソッド

そうなんだw

「……」 一瞬微妙な顔して
「カイズの勧め、でしたね」 乾いた声で言う

「そんな気はしていましたが……もうすこし詳しく聞かせてもらえます?」

「詳しく、と言われても……当時の僕は、まぁまぁあいつの思惑通りに視野が狭かったので。
 あいつの事を尊敬すらしていましたし、勧められたならわざわざ他を選ぶ動機はありませんでしたよ」

「……でも、最初っから分かっててそこに引き合わせたんでしょうね。後から調べたなら、ヨナさんが関わり始めたときにすでに真っ黒だったかどうかは分かっているでしょうし」

「いくらなんでも、きっかけがスカー殿じゃなかったにしても、更生館の真実を知れば僕の目が覚めることくらい、わかっていそうなものですが──」 とまで言って

「……いえ。もしかしたらあの男は、僕が己と同程度に残酷であることを期待していたのやも」 低い声で

「……」 それについては別の思うところがあるようだ

「いずれにせよ、あまり変な人に騙されないように気を付けてくださいね……?」

「たはは……もう子供じゃないんですから。気をつけますよ」 苦笑い

騙しそうなへんな人代表・ガド

「それじゃ、今度こそ。今日はありがとうございました。ガドさんともいろいろ話せたし」

「こちらこそ。また機会さえあれば、こうしてゆっくりお話したいですね」

「アイボリーさんにもよろしくね。あと、変なレーヴァテイル拾ったときにはあまり無理やりこっちに押しつけないでね」

後半はインターミッション2の時の「財団で引き取れない粗暴犯~」の話だけど メイさんの件を引っかけるためのあれでもある

なるほどね

「それに関しては確約いたしかねますね……ええっと、スカー殿や他のメンバーの方にもよろしく!」

「はいはい。うちの首領もそうとう変な人だってことは分かったし、たぶんうまくやれるでしょ」 冗談なのか本気なのか微妙なトーンで

「それじゃ、いずれ、またね。簡単に負けるんじゃないわよぉ?」 出ていきます

という感じで 以上です

お疲れ様でした〜

別れたあと1行くらい描写入れるかもしれない

ではシフラが去っていったのを見送った後、コップを片付けに行って、その辺りで

「ヨナ〜! これ昔失くしたヘアゴムじゃない?」 とか言って出てくる

「ええっ!? 確かにそうですが、一体どうしてこんなところに……」

「本の間に挟まってたの。しおりがわりに使ったっきり忘れてた、って感じね。
 あ、確認の方は終わったわ。要点だけ言うと──」

そんなこんなで、ヨナとアイボリーの二人は、次の予定へ向けてせわしなく動き出すのであった──。

ひとまずこんなんで 何か入れるならどうぞ

了解 ちょっとお待ちを……

帰るために仲間と落ち合う場所へ。待たせちゃったな、と思いつつ

「なんていうか、ヨナさんは当然だけど、スカーさんも変な所で『人の子』なのよねえ……

本当にちょっとした“間違い”、造られた存在である私たちには本来許されぬもの、それでもそこから思わぬ縁を生み出すというのは」

心に残るのは多少の幻滅かもしれない。でも――

以上 ありがとうございました!

お疲れ様でした〜!

はじまりは何だったのだろう? 運命の歯車は、いつ回りだしたのか?

のやつを訳そうとして諦めた 単語出てこない

ほんほん

ヒュムサバはやく単語埋めてくれ公式

クロノシリーズは未履修……

クロノトリガーは名作だからぜひやって

なぜ殺されなかったかの件 こっちで想定していた本命は

「アイボリーさんをかばって負傷したヨナさんに対してアイボリーさんが回復魔法を使ったからレーヴァテイルだと分かった」だった

それなら回復魔法の例の件とも絡めて話せるなーと思ってたら大穴きたという

「何か抜けましたかね?」 「頭のネジ」

wwwwww

ワイトの頭のネジが抜けてたな

逆に面白かったw スカーさんをいじる貴重なネタ供給ありがとうございます

スカーどのも今より若かったんだろうな……

そういう話を次回のメイン1で聞こうねー