《傾かざる赫の天秤》第二話インターミッション・その2

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

シーンリスト

お墓を建てるのはちゃんと相談しないとトラブルになるし方針決めておこう

何葬にする?

PCは火葬推しですね

でしょうね!!!www

というかアレ燃えるのだろうかw

さあ……がんばれば溶けるんじゃないかな……

つまりガラス溶融葬

お焚き上げの図

燃やすのは難しそうw

ヴラさんががんばって1億度くらい出せばプラズマ化するさきっと

1兆度ファイアーしなきゃ……

あとはどこにお墓作るか

ほっとくと地下のオーシャンビューになる

山登りして埋めてくる?

過程で死人出そう

そういえばこの辺はなんとか山脈だっけw

雲海葬は一般レーヴァテイル的にも却下だろうし

埋葬っていうか廃棄だなこれ

あとで再利用できなくすると言う意味では間違ってない

まちがってないけど雲海葬はPCが少しヤな顔しました

あとは砕いて散骨的な感じにする

再利用できなくすることに重点を置くなら 砕くなりして原型を失わせるのもアリかと

シュレッダーダスト

(仰る通り廃棄を彷彿とさせるので)(散骨的なのいいですね)

くらいかなー……いや普通に土葬でもいいんだけど

RT77は何でも気にしないのでお任せしたいところ

おk

じゃあどうしようかな

火葬するなら全力で頑張ると思います

火葬するなら風で酸素を誘導する程度のお手伝いはできるぞ

やったぜ!

それはともかく、労力とか考えると砕いて撒くなり埋めるなり流すなりが一番かなーというところ

ナナちゃんがリンゴみたくバキャってくれるかもしれないし

それ思ったw

w

やる?

多分、破片をガドに持っていってもいいかな見たいな気持ちになる

あー、それはいいな

そろそろ時間だしさっくり決めるか

choice[燃やす,砕く]
DiceBot : (CHOICE[燃やす,砕く]) → 燃やす

というわけでヴラさんがんばって

ちょいすさんが決めたんだもんな……仕方ないな……

嬉々としていらっしゃる……

燃えるのか……?

さあ?

さあ……

いっぺん燃やして砕きやすくなったのをパーンしてもらえれば……いいから……

なるほどね

なるほどね

じゃあそんな感じで 燃やして砕いた後はどうします?

砕いたんなら撒いてもいいかもしれない

どこから?山頂から?

人魚姫は風の精になるわけだしね

行くのがアレでなければ山頂でもいいかもしれないw

山頂(4.53m)

くさ

天保山かw

じゃあ山頂いって撒きましょうか 中型フリッパーの使用許可もらってくればなんとかなるでしょ

じゃあそんな感じで 砕くのも山頂でやる?

それはまあどこでも

地表でガドさん用をより分けるのもよし、山頂から持って帰るのもよし

あー

じゃあ砕くところまでは事前にやっておいたほうがいいか

了解です

PCは全員出場かな? この流れだと

強く当たってあとは流れで

www

了解ですw

ハノンも砕くところには立ち会おうかな 捲くのは外寒いからレイヤストップかかる

本日はまず、メイン1はお墓作りの回からやっていこうと思います これはPC全員かな?

いえーい

ヒャッハー(行くます)

全員かどうかは知らないけどこっちは行く

(こういうふうに聞かれると答えづらいアレ)

おっと すみません>答えづらい

RT77さんも行くでいいかな?

どうしようか迷ってます。 砕くことにしたんでしたっけ?(ログ見ております)

そのはず(燃やして砕こうてきな)

だったはず

かるく前提状況(まずDセロを焼いて砕くところ)だけ作ってきましたので、あとは流れでやっていく感じで

じゃあ行く方向でよろしくお願いいたします

了解です!

ガド氏に形見分けするのは別個に分けちゃってもいいし

『泡沫の葬列:前』

【心の棘】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

赫の天秤アジトは、立地上どこも通気性が悪い。
だが厨房のように、必要に応じて通気性を確保した部屋も存在し、
あるいは、ホルスの翼の『底』を抜けてしまった穴の近くは、
危険性のために立ち入り禁止とされているが、よく換気もされていた。

以前の密通者との接触作戦に携わった5名の構成員が、今ここに集まっている。
アヴェルラ、シフラ、ヴラクトゥアス、RT77、ハノン。
作戦の際に邂逅し──そして葬ったレーヴァテイルたち、『生命の樹』の弔いのために。

とまぁ、状況はここまで

了解

わかりました

現物もここにあるってことでOK?

OKです

それじゃ

状況だけ見たらこのまま放り投げでも違和感がないw

w

そうかもしれないね……

「——さて、どうする? このままほっとくわけにもいかないと思うんだけど」

「……どこか、地面に埋めて、石碑を立てるですか?」

ひとまず他の人の反応待ち

「このまま雲海に投げ落とすというのは心情的に浮かばれないものでしょうか」穴に向けて下投げする素振り

というわけで否定してもらおうの心

「? 処分するなら他人の手に渡らないようにするべき」

「!!」 騙されてびびってる

「わたしはやだ。おっことすのは雑。いくらはやくても、雑なのはよくない。いやなヒトたちがやることと同じになる」

どこにビビったんだハノンちゃ…人身御供?

捨てるそぶりで本当に捨てたんじゃ無いかってびびってました

なるほどw

というか誰が持ってるんだろうね……

あるいは一旦そこのへんに安置か

そこはご自由に

「雲海に捨てるのは、また利用されるのを防ぐという意味では理に適ってはいるんだけど……
 アヴェルラの言う通り、抵抗がなくはない」

「……そのまま捨てるのは、本当に、『ただ捨てる』みたいで……どうかと思います」

「ふむ、となると……やはり燃やしてしまうのが一番でしょうか。形が留まらなければ他者の手に渡ることもないでしょうし」

「……でも、これ、燃えるの?」

「本体の耐熱性を考えると難しい気もしますが……物は試しとも言いましょう」

さすがにDセロ直々に燃やした経験もないしね……

巻き添えして燃え残った回はありそう

街グリルでも逃げ切れなかった子のそれが遺ってたりしそう

「じゃ、じゃあ、燃やすなら……」 後ろ手に持っていた小さな花束を差し出し

「これも一緒に……お願いできますか?」

「ええ、構いませんよ」
 花束を受け取って横筒の付いた小型ドラム缶…ロケットストーブの中にトゲトゲのDセロファンと一緒に入れる

用意周到だ

さすがは爆弾紳士

さすがに焚火では無理かなって…

準備がいい さすが我らが親愛なる放火魔だ

とっても役に立つ

「……」 どこからそれ持ってきたと思いつつも静観

「ありがとうございます……」

「では着火を……お願いしますね」
 何本かの細薪を横筒に差し込み、袖から這い出たリューイがそれに火を噴きかける

勝手に釣り竿とか置いてるくらいだしな…立ち入り禁止区画を物置にしてはいけない

あーそうか ここは通気がいいから

勝手に燻製つくれる

ヴラさんの秘密基地じゃん……

また規律破りの侵入者が増えてしまう

秘密基地w

床が抜けて雲海におっこちても責任はとりません

とりあえずまずこれでどうなったか

上手く焼けたとか焼けなかったとか芋のおいしそうな香りがでてきたとか

w

前回取り出し忘れた芋が…なんでや!

芋www

そこはヴラさんにお任せします

ちょっとまててね

パチパチと火の爆ぜる音。しばらくの間続いたそれは燃料と共に勢いを失っていく。
 ストーブの中には燃えて煤となった花束だったものと、煤が付着して黒く変色したDセロファン。
 幾らかクラックが入っている程度で、ほとんど原型を残したままだ。

「……ううむ、これは思ったより成果が悪いですね。やはりもっと火力を求めねば……」

生焼けセロファンでした

生焼け

さすがにあっつあつだから素手はダメだぞ、絶対にダメだぞ!

w

「火力でどうにかなるもの……なんでしょうか……」

「この環境においては頑張った方なのですけれどね。爆薬を用いるとなると流石に穴を広げてしまいかねませんし」

「そこまでやったら、わたしたちまで雲海にまっさかさまだもんね」

www

ホルスの翼が目減りしちゃう

「これに水を掛けたら熱衝撃で割れたりしないかな」

火遊びする時はちゃんとお水を用意しましょう

www

腕力の出番か……?

かもしれない

「割る……燃やせないんだったら、砕いてしまってもいいのかも」 そう言いつつ、RT77の方を見る

「ヴラ、貸して」

「そうですね、取り出すにしても一度冷やしてからになりましょうから」横筒の扉を閉じてから水入りバケツで水を投入

「……これなら触れる温度ですかね。どうぞ」
 ジュッと音を立てた中に手袋脱いで右手を突っ込み取り出したDセロファンをRT77に手渡し

「感謝。 ──リミッター解除」

両手で包み込むようにしながら丁寧に砕きます

はい多分砕けた! わかんないけど!

丁寧にバキバキ

破片が変なところに飛んでかない細やかな粉砕

「おぉ……すごい……あ、そしたら、何か入れ物が欲しいですよね」

誰も入れ物持ってなければ、ハノンが持ってたお菓子の缶を仮の入れ物として差し出しますが

お菓子缶、かわいい

かわいい

こちらはお任せしたいところです

特に持ってないと思うので

ハノンのお菓子缶、素敵なのではないでしょうか

わかりました

「あの……これに入れてください」 と、パステルカラーのお菓子缶から残ってた中身を取り出し、RT77に差し出す

「分かった……」ぱらぱら

全部入ったら缶の蓋を閉めて 「これでよし、っと……それで、これからどうしますか?」

「ひとまずこれで、また誰かに使われてしまう心配はなくなった。
 ……今度こそ、どこかに埋める?」

「埋めるとなると……地表の雪中ですかな? アジト内ですと再開発時に掘り起こされるやもしれません」

撒くアイデアを出すのは誰か任せた

上の方には持っていったので同文

「……ここだと私たち自身が埋まってるようなものだし」

「しかしここを墓場とするつもりもありませんよ?」

「じゃあさ、」名案を思い付いた顔で「そらに埋めようよ」

「そ、空に埋める……ですか?」

「?」

「ここに埋めたらきっと眠るにはうるさいし、雪の下はつめたいでしょ。
 それに、あの子たちはひとりじゃないもの。好きな場所はきっとそれぞれちがうから。
 せっかく小さく分かれたんだから、あったかいところでも、静かなところでも、それぞれ好きなとこへ行かせてあげようよ。
 空の一番高いところの風に埋めたら、きっとみんなを、それぞれ行きたいところへ連れてってくれると思うの」

言葉がとてもいい……

わかる

思いやりあふれる……しゅき……

珍しくアヴェルラ語の辞書なしで理解できるやつ

「なるほどね。いいかもしれない」

「わたしも……それに賛成です」

「わたしも賛成」

「確かによさそうですね。しかし空の一番高いところ……この峰々の山頂とするなら中々厳しい道となりそうですが」

「それに、まず外出許可ももらわないと」

「じゃあ、スカーさんに相談ですね……」

じゃあRP区切りよくなったら、スカー殿に許可もらったよーってていで山脈上空の場面に移しますね

もしよかったら相談する部分はこっちでもらいたい

おっ

了解です

で、そこでこっちのシーンやっちゃう

(隙あらば自分語りの変形、隙あらばシーン差し込む)

いいぞいいぞ

こっちのほうはその通りで お墓作るところに移行で行こう

OKOK

じゃあそんな感じで シーン切り替えていきますねー

はーい

切り替えりょーかい

「外出許可といっしょに5人で乗れるフリッパーの使用許可ももらお。そしたら山頂までひとっとび」

「フリッパーの許可が出れば確かに楽ですね。故障なきよう確認もしておきましょう」

「防寒着も、用意しとかなくちゃ……」

場所はスカーさんの部屋で 最初描写入れてもらえると助かります

今から書きます 少々おまちを

はーい

『天秤問答』

赫の天秤アジト最奥部、スカーの執務室。シフラは『生命の樹』の弔いのため、外出許可を申請しに来ていた。
扉には『在室中』の札が提げられているが、今は折良く他の来訪者は居ないようだ。

まずはこんな感じで

入るところからね OK

お願いしますー

「首領。シフラ・ニ・ライリーです。ちょっとお話が」

ノックしながら言います

「……うむ、問題ない、入ると良い」

では入ります

「失礼します」

以前と変わらぬ様相の執務室が、シフラを出迎える。
椅子に座しているスカーの様子もまた、常と変わらない。

「よく来たな。さて、今日はどういった用件だ」

「この間の『生命の樹』の件で、Dセロファンをどうするかという話ですが——」

「——というわけで、外出の許可をいただきたいと」

生命の樹のDセロファンを砕いたので埋めに行くこと、

なぜ外に埋めに行くのかをアヴェルラの言いぶんを適度に再翻訳して説明

「──ふむ、理解した。銀牙山脈に出るぶんには、すぐに許可は出せる。中型フリッパーに関しても問題ない。
 ただ……ハノンに関しては、一度レイヤに話を通す。……銀牙山脈の気候は、子供にはちと酷であるからな」

で、レイヤに話を通して「ンーーダメですね」と言われたのがこちらになります

w

はあーく

「銀牙山脈、ですか?」 あまり地理がわかってないので確認

「ホルス右翼の翼端、彩音回廊の効果範囲外である凍てついた山々、それが銀牙山脈と呼ばれている」

「気候というのは、つまりは寒いと」

「うむ。空気も薄いし、風も強い。其方たちも出るのであれば、相応の装備を忘れぬようにな」

「わかりました。ありがとうございます。
 ……実は、許可がでないのではないかと思ってまして。そうしたら本当に雲海に落とすしかないのかなと」

「山の上から撒こうと、結局は雲海か土に還ろう。気分の問題だ。
 だが、我輩は気分の問題を解する。……それが最も其方らにとって悔いのない弔いだというならば、存分に行うが良い」

「気分……」 ちょっと思いを巡らしつつ

「……首領は、今回の件、事前にはどのくらい把握していましたか?」

というわけで本題に入っていく

今回の件 密通者のこととかミュールのこととかかな?

ですね シフラとしては今回のミッション全体について聞いたつもりだけど、要点はそこ

了解です

「……ヨナが最初に問題を持ち込んできた時点では、我輩はことの全貌が殆ど見えておらなんだ。
 ヨナが密通者を持っているであろうとは推理していたが、その正体や身分については推測の及ぶ域ではなく。
 ガドとやらが齎した情報──感情の無いレーヴァテイルについても、その生誕については把握出来ていなかったな」

「そういう計画が進行しているということは? 誕生したかどうかは別として」

「そうだな。仮に『レーヴァテイルコントロール』とやらが本当に実現されるのならば、どのような研究が行われるか……
 そういった考察は行ったし、『感情の無いレーヴァテイル』についても検討はした。……だが、それくらいだ」

「以前から疑問に思っていました。レーヴァテイルコントロール。
 シルヴァホルンは今の人間社会にとって不可欠のインフラの一つであるのに、
 それをなぜ人間が嫌っているレーヴァテイルに任せるのか。
 実際、最初にレーヴァテイルコントロールが提案されたばかりの頃は批判の的になっていたと聞きます。
 それがなぜ、今の謳凱政権では支持されるようになったのか……」

というわけでスカーさんのレーヴァテイルコントロールに対する意見を聞く

「……飄凱、彼奴はレーヴァテイルにとっては最低最悪の男だが、そうでない弱者層にとっては希望の星だと聞く。
 シルヴァホルン、あれは今でも十分に能力を発揮し、ニンゲンどもを栄えさせているな。
 だが、それでは不十分だという。便利なインフラにアクセス出来る層には良いが、それからすら放たれた者が居る。
 故に、造られた公正なる意志によってシルヴァホルンを制御し、既存のインフラと制度では届かない手を届かせる……
 あの男はそう語り、広く支持を集め、大統領に上り詰めた。中立的に語れば、これも一つの真実であろう」 一旦口を止め

「フン……ニンゲンどもが、そんな殊勝な考えを持つか。
 大方、レーヴァテイルの尊厳を徹底的に剥奪し、レーヴァテイルとは全ニンゲンに配布されるべき道具なのだと……
 そう大々的に喧伝し、決定的事実として世論を定める。……その為に、レーヴァテイルコントロール計画はうってつけだったのだろうよ」

苦々しい表情で吐き捨てる

というわけでヘッドカノンの説明にも使う

飄凱、実のところ結構弱者救済とか掲げてる真っ当な政治家なんですよ レーヴァテイルがハナからアウトオブ眼中なだけで

なるほど

道具に強弱もなにも……つらたん

飄凱は実は左向き 左向きすらレーヴァテイルに見向きしないという絶望 ヨナは本当に例外中の例外

右向き? もっとヤバいよ

ひぇぇ

「謳凱政権は『完全なるレーヴァテイル』の実現を一つのマイルストーンとして掲げていました。
 それが今回の、意思を持たないレーヴァテイルだと……そう考えれば確かにつじつまは合うのですが」

「彼奴の腹中なぞ知りたくもないが、そういうことなのだろうな」

「その文脈でいくと、あの『生命の樹』は……」 と言いかけてから

「……首領は、人を殺したことはありますか?」

「……ああ」 意図を掴みあぐねている様子で

「では、その相手が人間ではなく同じレーヴァテイルだったことは?」

逡巡の後、 「ああ」 と、先ほどより低い声で

「……私は、初めてでした」 沈痛な表情

「……そうか」 静かに

「……」

この話題をやりたかった(他にもいろいろあるけど)

ああーはじめてのころころ……それはそうだ……

「……『生命の樹』は、死を望んでいたと聞く。それでも、苦しいか」

「そうでなければ、わざわざ話そうとは思いませんでした」 顔を伏せる

「ふむ。……共感を望むのであれば、我輩よりも適任が居よう。それでも我輩に話すのは、何を求めての事か」

「人間に味方するレーヴァテイル……」 いったん言葉を切って整理して

「“天秤”が活動を続けて、それがうまく進行するなら、いずれ避けては通れなくなる」

「ああ。……同胞を救う為に同胞を斬る、その日が其方にもいずれ訪れような」

「首領は……スカーさんは、どのように割り切っているのか、それを知りたくて」

「ふむ。参考になるかはわからぬが、な……
 レーヴァテイルの抑圧と搾取、これは人間とレーヴァテイル、二種族間の対立のように見えるな。だが、それは真実ではない。
 『まともな方』と『まともでない方』……これは思想の対立なのだ。
 我らの味方にレーヴァテイルは多い、だがテルや人間が居ないわけではない。我らの敵の殆どはニンゲンだ、だがレーヴァテイルもまた多い。
 ──時には割り切れぬこともあろうが、それだけのことよ」

「…… いえ、ありがとうございます」 軽く頭を下げる

どっちがまともなんでしょうね それを楽しみに考えてたりもします

それ思った

勝ったほうがまともさ!

勝てばかんぐーん

それでいうならシフラはどっちでもないんですよね 少なくとも今は

なるほどですね。

「ふむ。得るものは有ったか?」

「正直にいえば、わかりません。それでも……」

「そうか。……まぁ良い、抱え込まぬように。其方には今や友人も居よう」

これからやる予定の話題はスカーさんの傷跡についてと血判状について

(だからこの部屋でやる必要があった)

なるほどね

なるほどほど……

スカーは内心の読めない佇まいで、シフラが次に何をするか待っている……。

「友人、といえるかどうかはまだ分からないですが」

この時点でもう2年いるわけだけど、この先もずっとそうなのかな、というのが「心境」
その意味で「友人」とカテゴライズしていいのだろうか、ってところ

なるほどね。

「少なくとも、其方と過ごして楽しかったと語る者は何人かいるぞ」

しばらく間が空いて 「…… いえ、なんでもありません」
 心境をどう言っていいか迷って視線が泳いでいる間に、ふと壁に貼られた血判状に目が留まる

「あれは……」 やはり言葉を選ぶのに詰まっている模様

「……あれが気になるか?」 視線の先に気づいて

「はい。首領にも、ここに……友人、と言える人がいたのでしょうか、と」

「……」 視線は破れた血判状に向けたまま

「ああ。理想を語らい、共に闘った仲間たちがいた。姉妹の誓いを立てた者も居た。
 ……もう誰も居なくなった。アンジェラと、ビャクヤの忘れ形見──ビャッコだけは、残ってくれたがな」

二人かー

「アンジェラさんとビャッコさん?」 思わず名前を探す

血判状にその2人の名前は見当たらない──スカー自身の名前も含めて。
読める状態で残っているのは、「虚界白夜月影」という名前のみ……。

「……? 名前が見当たらないような」 首をかしげつつ小声で

ほうほう 偽名みたいなあれかな

血判状、各々の血で名前を書いたので、
レーヴァテイルの名前は水になって読めなくなっちゃってる

あー
てことはかなり飛び飛びに書かれているような状態?

というより、白夜の名前があるところ以外は、ちょっと赤っぽいシミが残っているくらいですね

一応レーヴァテイル以外もここに名前を連ねていたけど、それは多分破り捨てられた部分なんでしょう

ふむ

「……レーヴァテイルの血が、流れ出た後どうなるか、観察してみたことはあるか?
 あれがその結果だ。たとえ血の持ち主が生きていても、時間が経てば急速に劣化し素水に還る」

あー そういうふうにしたってことか
髪の毛とかと同じで残る物かと思ってた

はい とりあえず私はそういう解釈です

切り離されてもしばらくは慣性で残るけど、しばらくしたら水になっちゃう
(※編注:設定把握ガバ 塔の影響範囲内なら普通は残ります
 とはいえスカー・アンジェラの状態は普通ではないので問題なしとし修正はせず)

「そういう」 ひとまずそこは納得しつつ
「あのビャッコさんも、昔からの方だったんですね」

勘違いかもしれないけどどちらにせよこうして話を繋げておく

いちおう 血判状が元の状態の場合 ビャッコの名前はありません(子供だったので当時は連名しなかった)

アンジェラの名前はあります(本名そのまま) スカーの名前はありません(?)

「ああ。そこに名前が残っているビャクヤ、その娘がビャッコだ」

「むす……」 ついちょっと口に出る

「何か意外だったか?」

いやPLはいつのまにかまた男で認識してしまっていた 女だったねビャッコさん

草 まぁ性別不明な感じでロールしてるから正しいっちゃ正しいw

「いえ」 目を逸らす
「親子でメンバーになっている人がいるくらいだと、この《天秤》も結成はかなり前のことなんですか?」

「ああ。結成自体は……もう、30年も前のことになる」

「30年、というと……えーと、あの頃は」 当時どういう世情だったか思い出そうとしている

実年齢15歳だと十分覚えている年齢ではあるけど

30年前の世情について 一応私の脳内でふんわり決めてることはあるっちゃある

そこらへんを(というか結成のきっかけみたいなやつを)軽く掘りたい

「当時も、今とさほど変わらぬ──いや、少しはマシだったか。
 少なくとも、レーヴァテイルの集まりを問答無用で焼くような輩は、居てもさほど問題にはなっていなかった。
 今より、レーヴァテイルの権利を訴えることが、反社会的行為扱いされていなかった、というのもある。
 ……それでも、我らは十分理不尽な立場に立たされていた。其方は覚えているか?」

「そうですね。私ももう警備会社で働いていましたので、それなりには」

3390年時点だと、ヨナは「普通の人」には「こいつ頭がおくわしいぜ!」って思われてます

30年前時点に仮にヨナがいたら、「なんか変なこといってるけど……まぁええんちゃう?」くらいだったと思います

わかりやすい

「それはよし。認識を共有できるのは良いことだ。
 我らは理不尽に抗おうとした。ちり紙のように殺された姉妹に、同胞たちの怒りの声に、我らは報いたかった。
 そんな同志が寄り集まって、我らは『赫の天秤』という組織を立ち上げた。
 ニンゲンどもの罪、それをなかったことにさせないために。そして、悲劇が繰り返されぬように」

「スカーさんはその当初からリーダーを務めていたのですか?」

「ああ。ただ理想を語らうだけでなく、組織として活動しよう──そう言い出したのも、我輩であった」

ふむ

言い出しっぺ

前身となる組織?があったのかな

組織というよりか、単なる寄り合いですね 酒場でクダ巻いてるグループがなんかデモやろうぜ!ってやりだした感じ

なるほどなるほど

「理想を語らう――そういう会みたいなのがあったのですか。
 さすがに寮と職場を往復しているだけですと、そういうところまでは疎くて」

まあそういう草の根運動はあるよねってのと 「普通の人」には見えてないこと多いよねっていう台詞

最初から非合法組織ではなかった まぁ普通の人からしたら鼻つまみ者だったけど

穏健派と過激派が分裂するパターンだこれ

分裂だったらまだよかったんだけどね

内ゲバのドロドロよりも下とか相当なもんだな

「あまりおおっぴらにはやっていなかったからな。知らないのも無理はない。
 とはいえ、設立当初には今のようなテロ行為ではなく、デモ行進などの主催で行動を起こしていた」

「そうだったんですか。……正直に言ってしまえば、ちょっと意外でした」

「そんなにか?」

「はい。自分自身にとっては、《赫の天秤》のイメージは今でも、あの時の――
 リフレッシュ施設で初めてその名前を聞いた時の、周囲の火の海ですので」

「そうだったな」 わずかに喉の奥で笑って

「そして、そのイメージは間違ってはおらぬ。
 ……合法的な手段では、何も変えられなかった。いや、むしろ悪化させたのかもしれん。
 故に我らは一度壊滅し、赫の天秤は地下にこもることになったのだから」

「壊滅……」

「20……正確には、22年前のことか。聞きたいか?」

どうしようかなー

いやPLとしてはぜひ聞きたいんだけど 次回のおたのしみにとっておきたさもある

w まぁその辺はご自由に

考え中……

今日はまだ時間あるし しっかり聞いておくか (あと次回は4年後だ)

はーい

しばらく答えないまま考えているが、やがて覚悟を決したように
「『認識を共有』するのに必要だと思いますので。お願いします」

相手が言った言葉を拾うのすき

わかる

「よかろう。……22年前、とある活動家が狙撃されて死亡した。レーヴァテイルと人間の平等を訴え続けた女だった。
 殺した者が誰か、どのイデオロギーによるものか、当時は世を騒がせた。当然、赫の天秤内部でも揉めた」 一旦言葉を切る

「我輩を始め、大多数の構成員は、これは人間至上主義者の仕業に違いないとし、実際に実行に移した連中に報復することを考えた。
 だが……一部の者、より『親人間』の者、そもそも人間だった者は……これをレーヴァテイルによる悲劇の自作自演と考えた。
 ……奴らが何をしたか、我輩にはわからなかった。だが、当時の隠れ家の場所をリークし、我らを死に至らしめたのが、
 かつて我輩の同志だったニンゲンだったのは、確かだ」

「我輩と、アンジェラと、ビャッコ。3人だけが生き延び、追っ手から逃れるために、彩音回廊の影響圏を離れた。
 そして銀牙山脈のとある洞窟に辿り着き、我らは再起を誓った……
 これが、赫の天秤が今の形を成すに至った経緯である」

次の次の質問は決まっているのに次の質問が出てこない現象

w

「その暗殺事件をきっかけに分裂して、裏切りに遭ったと」 なおも考えている様子

「そういうことだ。……故に、ニンゲンはなかなか信用ならぬ」

「人間は信用できない」という事実ではなく、「スカーは人間を信用できない」という性質

うーん 言い方が思いつかない

ふむむ

いわゆるハンロンの剃刀案件(陰謀論で片付けるな)なんだけど

人間側のほうでそれだけレーヴァテイルを疑う状況が醸成できていたのかどうか

書き方からしてレーヴァテイルまで一部釣られてるわけだし

まぁ 当時の構成員も、全員が全員覚悟決まってたわけでもないし

自作自演説を唱えたのは最初は外部の人間で、それに乗っかっちゃったのが赫の天秤の一部って感じですね

どっちかというと白色テロを疑う条件だと思うけど どうしようかなあ

まぁですね

まあいいや ダイレクトに聞いてみるか

「『親人間』ということは、レーヴァテイルのメンバーまで、
そういうふうに自作自演だと考える者がいたということですよね?」

「ああ。……当時の赫の天秤は、今ほど過激な組織ではなかったからな。
 穏当と言えば聞こえがいいが、愚か者が付け入る余地があったということでもある」

赫の天秤も、昔は今よりだいぶ穏当だったので、こんな説に乗っかっちゃう奴が入り込む余地があったともいえる

「少人数でも、いやだからこそ愚昧が先鋭化することもあると思うのはひとまず横に置いておくとして……
 その、首領の言う“愚か者”が生まれてしまった原因、そこにも人間が絡んでいるだろう、と」

というわけでそこには同意しない感じ

まぁエコーチェンバーではあるよね

某菅野氏の言う「レイシストだからバカなのではなく、バカだからレイシストになる」

「ああ。元々、我らもニンゲンどもには目障りに思われていた。
内部分裂に乗じて排除しようとしたのだろう。おそらくはな」

血判状に書かれていただろう人数はどのくらいです?

そうですねー 大きさとかからして、15人前後だったんじゃないでしょうか

(結成当初の血判状なので、壊滅した時はもちろんそれより増えてる)

なるほどね ありそうな感じ

「真相はともかく、そうして排除され、3人だけが残った。
 首領のその傷痕も――もしかしたら名前も、その時のものですか?」

「ああ」 頷く

すっごい長い回り道したけど、これが予定していた一番聞きたい事だった いつの怪我なのか

w

「先ほどから名前が出ていたビャッコさんの親御さんも、その時に?」

名前だけだと性別がわからなかったのでこの言い方

プロフィール見ると父ってなってるな

です

「……ああ」 頷いて
「我輩が逃げ延びるように、囮になって……そのまま帰らなかった」

どっちが命の恩人かなって感じではある

ビャッコさんの事情はシフラはまだ知らないし、またいずれ聞けたらいいな

いいね

アンジェラさんについては……ごめんよく掴めない

のでスルーしてしまうのだ すまん

まぁそうわね。

アンジェラについてはそのうちメインで絡む場合もあるでしょう

「……」 ビャッコの能力って変身だったなと思ってる
「そういう経緯があったのですね」

「うむ。……さて、認識の共有には十分だっただろうか?」

「はい、とても貴重なお話、ありがとうございました」

「それは良し」

取りこぼしはないか確認中

なんだろうなあ あと1つだけ出てきた

なんだろ

うーん どう質問しても意図が伝わらなさそうな気がしてきたぞこれ

なんだろう……

いいや 方針転換しよう こっちのほうが聞きやすい

「……同じレーヴァテイルを殺したことがあるかどうかのお話、
 そもそも首領には、同じ――しかも仲間だったはずの――レーヴァテイルに
 殺されかけたことがある、ということですよね」

「間接的に、ではあるがな」 頷く

「同胞と戦うこと、それについて首領は、実際には
 『まともな方』と『まともでない方』の対立と仰いました。
 私たちはどちらになるのでしょうか」

「其方がそうだと信じる方に。
 我輩は、自らを『まともな方』だと信じている」

そっちならもう1個だなこれ

了解

「ガドさん――ヨナさんの協力者の人ですね、はこういう悩みを持っていました。
『今やっていることは本当に正しいのか?』
『ただ生きているだけでも「お前は間違っている」と突きつけられる』
『自分は気が狂ってしまっているんじゃないか』と。
それで、別れ際、私たちに聞いてきたのです。
『何のために闘っているのか、それが“常識”の真逆を行くことを恐ろしく思わないのか』と。
同じレーヴァテイルですらその『まともでない方』につくのが珍しくない中で、
首領は――スカーさんは何を、その『自分は「まともな方」』という判断の基盤としているのでしょうか?」

括弧がめちゃ多くなった

しょうがないね

結局のところ、これこそさっき「普通の人」というカッコ書きのワードが使われたアレのやつ

「ふむ。随分と損気な奴だな、そいつは……」 ガドの悩みについて呟いて

真面目はね、損気だからね……

しょうがないねw

「何、難しい事ではない。我らには意志があり、自我がある。
 その自我を不当に扱うのが『まともでない』のは明らかであろう?
 そして、正当に扱えと訴え、行動するのは、『まとも』だろう」

「自分の内なる声に従え、と。ありがとうございます、いずれまた会う機会がもしあれば伝えておきます。
 ……Dセロファンの話から全然関係ない話になってしまって、時間をとってしまったこと、本当にごめんなさい。
 でも、お話ができてよかった。少しは、私もここにいる理由ができたかもしれない」

「構わぬ。迷える後進を薫陶するのも、先駆者の役目だ。
 『生命の樹』の弔い、する時には気をつけるようにな。
 ……我輩も、彼女らの魂が彼女らの望む場所へ辿り着くよう、祈っている」

「はい。気を付けて行ってきます」

軽く会釈、一礼して部屋を出ます

ではここまで 一旦お疲れ様でした!

おつかれさまでしたー

PLとしてもいろいろ聞けてよかった

インターミッション3へのお土産もあるし

お土産?

いや こっちの話です

なんだろう 気になるな 楽しみ

さて 天秤の歴史としてはそういうことが分かったけど

やっぱりここに至るまでの過程というか 世情と言ったけど、そこらへんがもうちょい解像度いい情報欲しいなあ

(と要求する)

www

外伝とかでもいいので

ほしい

どういう形でお出ししようかなあ

まぁ GMの手が届く範囲でがんばりまつ

やったぜ 期待してます

とはいえくれあむさん調べてるとはいえ専門家ではないので 満足のいく解像度になるかはわからない……

謳凱以前の大統領はどうだったのだろう? とか

いろいろ疑問は尽きない

全員の名前とか全然考えてないけど、まぁ色々いたと思います

レーヴァテイルの扱い? まぁ……「どう使うか」の違いでしかないよね……

公式では3357年あたりからレーヴァテイルと人間の関係が悪化したとかなってるけど、実際には何度も揺り戻しが発生しただろうし

ですねぇ

さらに昔にさかのぼって レーヴァテイルの権利を求める運動の展開とか

ああ〜〜(頭がパンクする音)

シフラ(というかこの場合はシャノン)がいた環境ってのは、その先人たちが築いたものなので

いろいろ知りたいことはあるけど

うん やっぱりとりあえず一番知りたいことは 「いまの一般的なレーヴァテイルの生活の様子」だな

OKPK

おねがいしますー

じゃあその辺は第三話で公開する独自設定欄とかにもちゃんとまとめて出そう(※編注:頑張った結果がコチラ

ありがとうございますー

えーとね 今決まってる範囲では

・工場とかで職場住み込みで働かされているレーヴァテイルも多い(かつてのフレア、マリア等が該当) 居住環境はヤバい場合が多い

・安い集合住宅とかに暮らして職場に通うレーヴァテイルも結構いる(かつてのシャノンさん、ブーランやシア等が該当) ピンキリだがマシな生活を送っている場合も多い

・人間の家とかで住み込みで働くレーヴァテイルは他より少ない(アイボリー等が該当) アイボリーは非常に恵まれた待遇だが、反面めちゃくちゃヤバい主人にヤバい事されてる子も結構いる

ほうほうほうほう

そうそう こういうの

(うが多いな)

韻が踏めそう

職業としてはどういうのが多い?

欠食児童ならぬ欠食レーヴァテイルの割合は?

とかとか

どう言うのが多いんやろなあ

まあ、詩魔法関係なくただの低賃金労働者になってるところも多いと思う(と勝手に言う)

どっちかっていうとレーヴァテイルが関わる仕事が低賃金になるんだと思ってる

工場でなんかの機械の代わりに延々ヒュムノス使い続ける、みたいなのとか 危険環境での肉体労働(アヴェルラさんがやってたみたいな)とか

なんかその話もどっかの国だな……

ロボットとか導入するよりやっすい非正規派遣で賄う

あとは保育士とか看護師とかもやっすいレーヴァテイル労働者使ってそう

あとは夜の店っすね

はい

なんだろなー 接客業とかもいっぱいいると思う あとは農奴みたいな扱いも多いと思う

農業だけに関しては微妙なところで

農業は落ちなかったホルス左翼に多いので、農業労働者のレーヴァテイル多いと第三紀にβがけっこう残っちゃうんですよね

そうするとレーヴァテイルが忘れられた存在になりにくい

それに関しては、ミュールの反乱後にβテイルのジェノサイド起きてるんとちゃう? と勝手に思ってる

なるほど そういう解決か

なるほどねー

……シュレリアはクソという案件が一個増えるような気がしないでもない

も、もしかしたら左翼に取り残されたレーヴァテイルをシュレリアが保護してるかもしれないし……

w

まぁ これだけ色々レーヴァテイル使って、農業だけ使ってないというのも不自然ですし

ですねー 人口の3割=対女性で6割という異常過ぎる数

それに関しては、「男尊女卑が激しい社会では女児は赤ん坊や胎児の段階で殺されがち」ってアレもありそうだなーとか勝手に思ってる

でしょうねー

サフィールはすごいレアだと思います

わかる

欠食レーヴァテイルについてはー

自分で収入を(少ないとしても)得られるレーヴァテイルは、自分でご飯を管理できてたと思います 何かあればすぐに困窮するとは思いますが……

アイボリーみたく(少なくとも表面上は)真っ当に家族として迎えられているレーヴァテイルは、ちゃんと食べています ペットを飢えさせる飼い主はそうそういない

で、住み込み勤務とかだと、給料出さない雇い主も結構います 食事もなんかよくわかんない泥みてえなスープだったり そう言う子は自分の爪とかダンボールとかを食べることになる

段ボールw

これはものすごい悪趣味なアレなんですけど、「レーヴァテイルフード」として、栄養はなく味だけついてるカリカリみたいなやつが市販されたりもしている そういう設定も考えた

www ありそうで困る

というわけで 今日はいろいろ無茶振りに付き合ってもらってありがとうございましたー

こちらこそ お疲れ様でしたー

おつかれさまでした!

『泡沫の葬列:後』

【Self Contained Universe】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

──『生命の樹』を風に弔う、その方針スカーに話したところ、外出許可や中型フリッパーの使用許可は速やかに出た。
果たして、君たちは防寒着を着込み、銀牙山脈地表の洞窟から外へ飛び立つ。

凍てつくような風を切りながら、君たちは空へと向かってゆく……。

とりあえず状況はこんな感じで

ハノンちゃんはやっぱりレイヤストップかかったかな

ですねぇ

あーその旨描写し忘れたな

んじゃ4人だな。了解ー

とりあえずアヴェルラさんにリードしてもらおうかな

がんばれ運転手

運転手はキミだ 車掌もキミだ

右手には雪山、左手にも雪山

あちらに見えますは死の雲海

「運転してるとちゃんとうたえない。わたしがふたり欲しい。そしたらハノンも連れてこれたのに」ハンドル握りながらちょっと残念げに

「アヴェルラが二人いたらいよいよアヴェルラ語ができそう」 ぼそっと

「……」無言で乗っている

「気候の問題もありますからね、致し方ありません。ハノン嬢の想いも乗せて弔って差し上げればよいでしょう」

「そだね。ハノンもいっしょにいるつもりで」と言ってる間に山頂が見えてくる

「見えてきたけど、あのあたり?」

「うん。あのへんが山頂。今日はめずらしく気流もゴキゲンみたい。よかった」

「山の上だからもう少し見晴らしがいいところだと思っていたけど、
 周りじゅう真っ白……」

「落ちて転げたら見失ってしまいそうですね。このまま安定して吹雪かずにいてくれればよいですが」

フラグ発言はするがアルカパワーで折る

アヴェルラさんは適当なタイミングで着陸してね

「お墓を作りに行って遭難とか笑い話にもならない」

「いやはや、まったく」

「うん。あんまりもたもたするとあぶない。今から着陸するから、手ばやくすすめてこ」

「……」 無言で軽く身構える

言ってすぐにエンジンの音が変わり、4人の身を軽くゆさぶる機体の揺れと共に、山頂のすこし開けた場所へ着陸する

「はい、とうちゃく。ハッチあけるね。雪ですべらないように気をつけて」

「おつかれさま」 降ります

「これはどうも。着込んではいても刺すような寒さですね……」続いて降りる

「……感謝」ゆったりおりる

喋ってたら口の中パキパキになりそう

「かんたんに降りれてよかった。いつもだと吹雪で何もみえなかったり、雪でここが塞がってたりするから」

「“空”もなかなか大変なところねえ……」

「……真白」

「焼いて溶かしてもこれではキリがないですし」

「彩音回廊がきいてないから。でもこの感じが、わたしは結構すき.」

【キミに届くように(inst ver.)】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

「ひとまず、やるべきことをやっちゃいましょう。凍える前に」

「うん。そうしよ」ハノンから預かった箱を取り出して開ける

「ふー、寒い寒い」 目を離して周囲を見ている

金属の缶だと凍り付いてそうw

下手に触ると指が張り付くやつ

www

それは気づいてなかった ちょっと一行描写挟みますね

しかし手袋は蓋がすべすべるのだ…

缶のほうはリューイさんにあぶってもらえばいいんじゃないかな そうしたらシフラはガン見するだけですむ

ガン見ww

www

「……あ、」グローブつけた手で開けようとしたがキンキンに凍った箱が開かなかった ちょっと悩んだ後

「Fou ki ra merra won frawle fhyu. 」F=Wで無理やりあっためる

周囲も一瞬だけちょっとあったまったかもしれない 「これでよし」満足して改めて開ける

「どうする? みんなで分けてやる?」

自前であっためてた 手早い

とはいえ空気薄いから普通の火は付きにくい気配。詩魔法は正解

「……ちょっとだけ、ガドに渡したい。無理?」

「一人で手早くやってもいいと思うけど、首領も『気分の問題』って言っていたし、
 私も少しは手伝おうかな、と」

横のタブの情報をすぐに使っていく

いいわゾ

「ナナ、それはいい考え。あのひとの傍に行きたい子もきっといるもんね」

「届けるのが問題になりそうだけど。ヨナさんあたりにやってもらう?」

「ん。眼鏡に叩きつけてくる」

やめたげてよぉ!w>メガネ

叩きつけるwwww

ひびが入るw

(多分前回会いに行く前)

眼鏡割れて地面に落ちてなければ大丈夫だよたぶん

なんでメガネ割りに行く前提w

「叩きつけるのでしたら大きめの破片を選ぶのがよさそうですね」

「考えておく。というわけで、当機の分はそのままガドへ送る」

「ん、わかった。ヨナさんには手加減したげてね」

「残りはお二人で弔われるとよいでしょう。私はしかと目に収めておきますので」 <分けてやる

メガネ割でもう一打オマケつき

特に理由のないメガネ割りがヨナを襲う──

どういう感じの墓ができたかをアヴェルラさんにさっくり描写してもらおう

がんばれー

「そういうことなら。了解」

「そだね、それじゃ、さっそく」ガドに渡す分を残して、シフラとアヴェルラとでDセロファンの欠片を空へと撒いていく。

ソルの光にきらきらと乱反射したそれらを風がさらう。輝きは雪の照り返しに交じって、すぐに行方の知れぬどこかへと去っていった。

おお いい感じ

よい

ああ^〜

「……あっという間でしたね」目を細めて

「……」何も言わずに眺める

(これから私が戦うことになるかもしれないレーヴァテイル……
 名前を残すこともない彼女たち——いや、自分がそちらの立場になる可能性ももちろんあるけど、
 その生きた証も、こういうふうに消えていくのだろうか)

締めもアヴェルラさん頼んだ

だー

「さて、荒天とならない内に帰還しましょうか。物思いに耽りたい気持ちもあるでしょうがここでは些か冷えが過ぎます」ぶるっと震えて

「うん、かえろ。山の天気が変わるのも、あっというまだから」

全員がフリッパーに乗り込み、着席したことを確認して、フリッパーを離陸させる。

アジトへの帰路、高度を下げていく機体から覗く山頂の空は、最後まで穏やかに晴れ渡っていた。

……って感じでいいかしら

ありがとうございましたー

いい感じになった

おつかれさまでしたー

とても……よい……

『泡沫の葬列:結』

某日、閑静な住宅街の片隅に佇む、知る人ぞ知る穴場のカフェにて。
まだ若いと言える年齢の夫婦と、親子ほどではないが年の離れた初老の男、という一見奇妙な組み合わせの3人組が、テーブルを囲んでケーキを楽しんでいた。
中心人物はヨナ・ユリシス、そしてその妻アイボリー・ユリシス。そして彼らの親友である男、ガド・クリファだ。

「それで、『スピード占い師』はどうかって話になって、その子がノってくれたのも面白かったんですよー」

「随分と楽しそうな話をしてたんですね。ふふ、アイボリーが楽しいのは何よりです」

「スピード占いか……待ち時間なしとか、そういう方向性ではなく……」

「一風変わった占いって、子供たちは好きそうですし。孤児院の子たちの為に、ちょっと考えてみてもいいかもなって」

「ああ。もし流行ったら、その元ネタの人物にライセンス料を払わなくてはならないか」

他愛の無い会話と共に、クリームを添えたガトーショコラを楽しむ。
ガドが見つけたこのカフェは、知られていないのが不思議な程に、素晴らしいコーヒーとケーキを出す店だった。
ヨナは舌鼓を打ちながらも、親友の顔色が以前より悪いのを読み取る。

……赫の天秤に依頼した事の顛末は、おおよそ聞いている。
ガドが面倒を見ていたレーヴァテイルが、また喪われる結果になったことを。
それが彼女たち自身の望みだったらしいとはいえ、その悲痛は察するに有り余る。

「ああ、そうです、ガドさん」

「ん? 藪から棒だな」

「貴方の『忘れ物』を預かっていたのでした。貴方の『新たな友人』から」

「……何かあったっけ」

そう言って、ヨナは荷物から小さな菓子缶を取り出す。
可愛らしいパステルカラーの缶を、ガドは怪訝げに受け取った。
そして缶の中身を見て、彼の目元が深い影を帯びる。

「……『子供たち』、からだな」

「ええ。それは貴方が持っているべきだと」

「……わかった。俺が預かっておく」

缶の蓋を固く閉めて、ガドはそれを自分のバッグの中に入れた。
そうしてしばらく黙り込んだ後、彼は顔を上げて笑顔を見せる。

「届けてくれた人に、ガドは感謝していた、と伝えてくれるか」

「もちろんです。……あと、無理に笑わなくても結構ですよ」

「そうそう。ガドさんってば、すぐに周りに気を遣っちゃうんだから。
 私たちと一緒の時くらいは、本当の気持ちで話してくださいよ」

「……嬉しいのは、本当だから。俺の元に戻ってくるとは思っていなかった。ただ……」

また、沈黙。言葉を選ぶ逡巡。

「こんな形で出会いたくなかった……こんな時代で、巡り会いたくなかった……
 ああ、後100年早ければ……もしくは、100年遅ければ……こんなに悲しむこともなかっただろうか」

「そんなに時間を飛ばさなくても、じきに時代は変わりますよ。大丈夫、僕らが居ます」

「……ハハ。本当に、ヨナは優しいな……」

変な所で噂になってるw

そのうち尾ひれ背びれ腹びれもつく

噂になってて草

至る所にひれがついてより推進力が得られる

100年経つ前に変えたいね……できれば正史とは違う形で……

がんばってね❤️

次回予告

 【ヴァイガルド防衛前線】

from メギド72 music collection vol.4(寄崎諒)

紅の慈善財団とのより密な協力を決断したスカーは、より積極的に行き場のないレーヴァテイルたちを保護するよう舵を切る。
それにより赫の天秤の勢力は順調に拡大し、腹を探り合わずに行う連携により、非合法的な救出作戦もいくつも成功させた。
また、レイヤの仲介により、テル族の反政府組織『テレ倶楽部』との同盟を締結。
打倒・最高評議会を掲げての共闘戦線を結び、これにより赫の天秤を中心とした反政府勢力は一気にその戦力を伸ばすこととなる。

しかしネオ・エレミアの悪意は日に日に膨れ上がり、それに比例するようにレーヴァテイルたちの救いを求める声も大きくなる。
突然レーヴァテイルたちの間で流行し始めた『フレリア様』信仰、そして近づく次なる大統領選。
そんな中、悠長な真似など許さないとでもいうかのように、運命は抗う者たちに牙を剝く。

「お願いします……お願いします……アイボリーを助けてください……
 僕にとって、彼女は生きる意味の全てなのです……どうか、お願いします……」

絶望が全てを押し流すのか、怒りがそれを切り拓くのか。
歴史は今、巨大なうねりとなって掌から溢れ出す。

 アルトネリコTRPG レーヴァテイル戦争キャンペーン
 【傾かざる赫の天秤─Rre prooth deata na cenjue─】第三話
 『愛と慟哭の名の下に─won Manac oz Harton en Lamenza─』

A.D.3394、それは避け得ぬ死か、それとも。

ってことで次回 城之内死す デュエルスタンバイ!

逆に生存フラグだ!(そんなに甘くない)

ー死ー

ひえっ とうとう

まぁきっとどうにかなると思いますよ(いい笑顔)

生きて助け出す……ifへの第一歩……

助け出そうな……!