《傾かざる赫の天秤》第二話インターミッション・その1

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

シーンリスト

何がともあれ 今日は第二話のインターミッションです

やる感じとしては以前やった第一話のと同じような感じで

というわけで、まずは『霧笛を鳴らす者たち』に参加したい人〜!

どうしよっかなぁあああ

なやむやむ

ヨっちゃんとのシーンは別に用意したほうがギャグにメリハリがつきそうな気もしている

ヨっちゃん

ヨっちゃん

ヨっちゃん呼びされるヨナ氏……

よっちゃんwwっw

それ以外のお話だとケテルちゃのお墓まわりはやる人いそうだなーの気持ちでいる

うーん認識のすり合わせ……

いるだけいてもいいです?

ええんやで

いた方がいい気がしてるから行こうかな……話せるとは言ってない……

どうぞどうぞ

わーい

こっちは今回は様子見したい

了解です

こちらも様子見でー

話の流れを見てからシーン希望出すかも

はーい

ではシーン始めていきます よろしくお願いします!

おねがいしまーす

よろしくお願いします

『霧笛を鳴らす者たち』

【Library Nap】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

今日はスカーとヨナの会談の日取り。
定休日の財団傘下のレストラン『クランベリー・パイ』には、スカーとレイヤ、そしてその護衛であるRT77とヴラクトゥアスの姿が有った。
もちろん、ハノンのテレポートを用いての移動だったが……彼女は君たちを運んだ後、そのまま休憩の為に別室に通されていった。

「ヨナが指定した部屋は、こちらですね」

レストランの奥まった方、VIP向けの個室に入る。果たして、そこにはヨナとアイボリーの姿があった。

「こんばんは、スカー殿、皆さん。今日はご足労いただき、ありがとうございますね」

そうにこやかに君たちを迎えるヨナだが……
いつも着けているメガネがなく、しかも額の左側から左目にかけて、ガーゼと包帯に覆われている。

あらま

どうしたの?って聞いてもいいですよ

「おや……何かお怪我でも?」自分の左頬に触れて包帯を指し

「部位損傷?」

あっタイミング完ぺきで草

www

「ええ、少し。大した怪我ではないんですが……」

「石を投げられてメガネを割られて、その破片が顔に突き刺さったというのは、十分大した怪我よ。
 大事をとって青魔法を使わないで、明日お医者様に診てもらうんですからね?」 ヨナの後ろから出てきた

「アイボリーは心配性だなぁ……」

め、めちゃめちゃたいした怪我じゃないですか……

ひえー

詩魔法の恩恵を受けたことないやつだけ石を投げろー

すごく痛い

といった感じで 何か反応があればどうぞ なければ進みます

「…………」 ヨナの包帯を見て苦い顔をしている

「…………定型句。お大事に?」

「ええ、お気持ち感謝しますよ、ナナちゃん」

こいつ今ぶん殴ってやろうかな……(泣きっ面に拳)

www

www

本当に殴ろうとしたらさすがにスカーが制止しますけどねw

「それはまた。破片が残ったままでは危険ですしね」

「もうほんと、そうなんですよ! なのに『早く魔法で治してください』なんて言うんですもん! 心配かけたくないから、って……」

「大事ないことを確かめてからの方が余程心配かけずに済むでしょうにな」からから笑って

「……大事をとれよ、ヨナ」 静かに言う

まあ本題入っていいんじゃないかな。場はきっとあったまった

さすがにTPOをわきまえている

「……当機に愛称は必要ありません」

だがノルマはこなしていくw

広々とした個室、本来ならば人数分のカトラリーが並ぶであろうテーブルの上には、代わりに炭酸水の注がれたグラスが並んでいた。
全員が席に着くと、まずはレイヤが口を開く。

「本日の対談の目的は、情報共有。それから、疑心暗鬼の解消……そうでしたよね、スカー様?」

「ああ。……そういうことだ、ヨナ」

「そう、とは……?」

「まず、我輩が謝ろう。其方が我らの味方となってからこれまで、ずっと其方を本当の味方だと思えていなかったこと。
 その為に、意図的に其方へ伝える情報を制限していたこと。
 ……我が同胞を想っての疑念であったが、其方が不利益を被ったのは間違いあるまい。
 故に謝る。……長らく、すまなかった」

スカーはゆっくりと語った後、静かに頭を下げた。
穏やかな声音でありながらも込められた覇気に、ヨナは圧倒されていたようだが、ややあってから目を瞠る。

「そんな……そんなこと、貴方の立場からしたら当然の疑念でしょう。
 スカー殿に信じられていないことは悔しくはありましたが、怒ってなどいません。
 それに、疑っていたのは僕だって同じです。……ガドさんという内通者が居ることを、僕は伝えていなかった。
 他にも、多くのことを僕は隠してきました。下手な情報を伝えて混乱させないため……なんて、欺瞞ですよね。
 こちらこそごめんなさい、スカー殿」

ヨナもまた頭を下げる。暫し、天使が通ったような沈黙があった。

「……この事に関する不平不満は、互いに水に流す。これからは互いを信じるよう努力する。それで良いな?」

「はい。……今後の参考にしたいのでお尋ねするのですが、僕のどういう部分が疑わしかったのですか?」

「其方が人間であること。其方の存在が、あまりにも我らにとって都合が良過ぎたこと。……其方には改めようのないことだ。
 逆に問うが、其方は我輩の何が疑わしかったのだ?」

「……貴方と似たり寄ったりですね。
 スカー殿の生き様は、僕の憧れそのもののようでしたから……逆に非現実的だと疑ってしまったのです」

「互いに疑り深いことだな」

ほう、憧れ……

スカーは少し皮肉げに笑い、すぐにそれを消した。グラスを手に取り、炭酸水を一口だけ飲む。

ひとまずここまで

何もなければ情報共有パートにいきます

ここに挟むことはないかなー

このスカーどのの表情めちゃすこ

やったぜ

【UE77 有明にて】

from 7th DRAGONIIIORIGINAL SOUNDTRACK&SONGS(古代祐三)

「では、本題に入ろう。質問があれば随時手を挙げよ。レイヤ、頼む」

「はい。内通者ガドのリークにより、我々は飄凱政権による『レーヴァテイルコントロール計画』が最終段階目前であることを知りました。
 その情報が嘘でないことを前提とするならば、これは実質的なタイムリミットの判明です」

「そして……仮にアルトネリコの現在の全リソースが、ニンゲンたちの意のままになってしまえば……ワタシたちに勝ち目は無い。
 かといって現在の赫の天秤、及び紅の慈善財団の戦力・影響力では、やはり勝算を見出すことは出来ません。
 これまで我々は露見のリスクを最低限とし、水面下での活動を心がけてきましたが……
 今後は他の反政府組織との同盟を視野に入れ、積極的に勢力拡大に取り組む。
 これがスカー様の考えられた、新たな方針です」

「同盟、ですか。どこと手を結ぶおつもりで?」

「今の所具体的に話が進んでいるのは、ワタシの伝手でもあるイム・フェーナの秘密組織『テレ倶楽部』です。
 ニンゲンが嫌いで、レーヴァテイルに同情的なテル族の、小規模な寄り合いですが……
 テル族の一部でも味方につけられれば、イム・フェーナに拠点を構えることも不可能ではなくなります。
 しかし、他の組織とは、そもそも現在判明している以外に反政府組織がいるかどうかさえ、わかっていませんので……」

「つまり、それ以外の組織も所在が判明すれば、手を組むかもしれないと」

「ええ。この場に、何かそういう集まりについてご存知の方はいませんか? 噂でもかまいません」

ひとまずここまで

テレ倶楽部について反応とかあればどうぞ

うーん RT77は特に気にしないかなあ

ほかの組織について記憶を巡らせるかな

「ふむ、イム・フェーナに……」思案顔

「気になりますか? ヴラクトゥアス殿」

なお特になにも考えてはいない

地元はクルトだし出てって久しいからそう情報もなさそうなんだよなー

ヴラさん出奔後に成立した、という設定なので

知り合いはいるかもしれないけど、いたとしても今の情報じゃわからないでしょうね

あ、イム・フェーナの所在は三紀と一緒?

クルトは翼上にあったんで

の、つもりでいます

おっけー。確認は大事

「ああいえ、私の出身とは異なりますので所在を知らないのですよ。故郷とも離れて久しいもので」

「そうでしたか。現在、テル族の大多数はホルスの翼を離れ、塔の上にイム・フェーナという街を築いて暮らしているのですよ」

「……あの」 おずおずと手を挙げ

「役に立つかわからないんですけど、それっぽい互助組織の話を聞いたことがあります。確度は無いに等しいんですけど……」

「続けてみよ、アイボリー」

「『フレリア様』……エレミア三謳神の次女を信奉するレーヴァテイルたちが、スラム街に隠れ住むレーヴァテイルたちを取り纏めている……
 そんな話を、この前の炊き出しボランティアの時に耳に挟んだんです。
 詳しい話は聞かせてくれなかったんですけど、何でも、『フレリア様がレーヴァテイルたちの理想郷を造ってくれる』とかなんとか……」

「……そんな話は初めて聞いたな。誰か、知っていたか?」

「僕も初めて知りました……アイボリーには話してくれたんですね」

首を横に振る

というわけでなぞの組織がまた増えます

謎の組織だ……

ふれりあさまー

わーい新なぞの組織だ

羽根菌ではない(コラ

この時代のフレリア様(オリジン)はカナカナ突堤で寝てる頃かな

「すごーく秘密にしているっぽかったから、しょうがないですよ。
 これがどういう理由で生まれた信仰であるにせよ、『フレリア様』の信奉者とどうにか接触出来れば、
 もしかしたら味方に出来るのかも……しれないです」

「……迫害の果てに造られた神、か。恐らく我らと利害は一致しよう。
 アイボリー、『フレリア教』とのパイプは繋げそうか?」

「……わかりません。存在を知られることを、何より恐ろしく思っているようでしたから……
 私に話してくれたのも、多分……言い方は悪いんですけど、『人間に使われているレーヴァテイルを助けたい』って気持ちだったと思うんです」

「…………」

「なので、慎重に方法を探ってみます。変に誤解されて、敵同士になっちゃったら最悪ですし」

ヨっちゃん……

一般レーヴァテイルから見たらうさんくさいことこの上ないヨっちゃん

俺だって疑う

残念ながら当然……かなしいね

どれだけ本人達が相思相愛だろうと事実だけ周りから見たらそうなってしまうんだよなぁ……

「であれば、仮称『フレリア教』に関しては、アイボリーが中心となって探ってくれ。
 其方ならば、破棄されたレーヴァテイルたちとも接触する機会も多いだろう。
 別途、我らも目立たぬ程度に調査を進める。これに関しては、定期的に情報共有を行うこととしよう」

「わ……わかりましたっ」

「勢力拡大の為に、他組織との同盟以外にも、新ヒュムノスの開発や改造ガーディアンの作成にも予算を追加する予定です。
 ですが、ただでさえギリギリで物資をやりくりしていますから……可能であれば、財団の支援をもう少し増やしていただけないかと」

「わかりました。以前より人も増えたようですしね……どうにかしてみましょう。
 後で予算案を作成し提出します。それを踏まえて、詳細はまた後日」

お金はだいじー

「ご理解に感謝します。今決められる大まかな方針は、これくらいでしょうか……
 皆さん、何か質問はありますか? この場で確認しておきたいことがあれば、遠慮なく」

と言う感じで

他に確認ごととかあればどうぞ

この場で聞きづらければ別のシーンに移してもいいですし

テレクラ交渉時、呼んでね! くらいしかないからなぁ……確認?

聞きたいこと……なんかあります……?

困ったことに浮かばないんだなーそれが

例えばガドおいたんについて追加情報欲しければ、ヨナにきくのが一番解像度高いです

あとはヨナ視点での天秤に協力するきっかけの事件とかも この場じゃない方がよければそうしてもいいですし

外野からなんか聞きたいこと……ないですか!(丸投げ)

ガドニキについては知りたいと思う

ふーむ

ガドニキについてきいちゃおーっと

「あの男。ガド、無事?」

「ガドさんなら、無事に怪我も治って職場に復帰出来たようですよ。この前、顔も見せてくれました」

「……精神面、無事?」

メンタルフォローもしていく有能さ

ちょっと意外そうな顔をして 「……とりあえずは、大丈夫なようでした。ひどく泣いていましたが」

「ガド殿とはどのような経緯で協力関係に? 内通者とは中々得難い人材でしょうが」

【湧水の隠れ里】

from 若葉亭冒険日誌3(houyhnhnm.)

「……それを語るとなると、ガドさんの身の上に多少なりとも触れることになりますね。
 他人の内情を吹聴するのは、褒められた行いではありませんが……この場においては仕方ないものとしましょう。
 本人からは……話を聞いたり、しましたか?」

「簡単には」

「わかりました。となれば、どこから話したものか……」 一度アイボリーに目配せし、背筋を正して

「僕がガドさんと初めて会ったのは、紅の慈善財団を立ち上げる前、まだ僕が学生だった頃です。
 当時所属していたボランティア団体の活動に、彼も参加していたことから、接点が生まれました。
 その時はまだ僕は赫の天秤を知りませんでしたし、ガドさんの素性も知りませんでしたが……
 話すうちに意気投合して、僕たちは友達になりました。
 時々一緒にご飯を食べに行ったり、料理の話をしたり……あの年代の人には珍しく頭が柔軟な方で、とても話しやすい人物でしたね」

「ついでに言えば、私に嫌な目線とか向けてこないし」

符牒がそれなのもそれでなのか…

「……ガドさんが僕の密偵をしてくれるようになったのは、今から大体、6年前の出来事がきっかけでした。
 紅の慈善財団の規模も大きくなってきて、傘下の店をいくつか経営し始めた頃ですね。
 ……ある時、ガドさんは僕の前に憔悴しきった様子で現れて、『何も聞かずに全財産を受け取ってくれ』と言ってきたのです」

「あの時は驚きましたよ、何日も何も食べていないような有様で、怪我までしていて……
 慌てて保護して、怪我の治療をして、まずは事情を聞かせてくれ、って押し切ったんですよね」

「そうでもしなければ、そのまま雲海にでも身投げしそうな、そんな鬼気迫った様子でしたから……」 少し間をおいて

「その時の話を総括すると──『自分の浅慮が、レーヴァテイルを殺してしまった』と」

「…………」 一瞬瞼がピクリと動く

「……彼は、ボランティア関係の伝手で、行き場のないレーヴァテイルの一時預かりをしていたようでした。
 次の『雇い主』が見つかるまで預かり、面倒を見る……ガドさんは、半年ほどその子の身柄を預かっていたそうです。
 やがて無事に次の『雇い主』が見つかったまでは良かったのですが、その雇い主がどうやら大外れだったようで。
 ……こんなことになるなら、自分が正式に引き取っていれば良かったのだ、と。彼は深く後悔しているようでした」

「僕は詳しく話を聞き出して、どうにかガドさんを落ち着かせました。で、ここで僕は考えたのです。
 僕だって赫の天秤の一員、レーヴァテイルを虐げる人間が居るのなら、そいつに相応の報いをしなければ、と。
 幸い、その雇い主は大外れというだけあって、少し突いたら後ろ暗いことがたっぷり出てきましたよ。
 なので知り合いの弁護士と協力して、正規の手段で塀の中に送ることまでは出来ました。
 ……ただ、ガドさんが保護していた子は、手遅れでした。同じような境遇の子をいくらか助けられたので、まだマシでしたが……」

「この事件は終息後に公にも報道されましてね、僕がやったことを知ったガドさんは、酷く驚いていました。
 『どこまでやるつもりだ』、と。僕は『とことん、必要がなくなるまで』と答えました。
 その時から、僕とガドさんは親友となりました。僕は秘密の一部をガドさんに話して、非合法組織とのつながりを仄めかしました。
 それで、ガドさんは僕らの関係を最も有効活用する手段を察してくれたようで。彼は密偵となり、僕は彼を密かに助けてきました。
 彼が知り得た機密、不正……それらの価値については、既に示せていると思います」

はー……なるほど……

悲しい

ヨナさんも貫く気満々……おいたんヨレヨレしてる場合じゃないよ…

w

悲しいなぁ……そしてヨナさんが有能かつ意志つよつよで味わい深い……

この時代にホンマド聖人やんけ……

ヨっちゃんの化け物メンタルと一緒にしてはいけない(ヨナがバキバキに強すぎるだけでガドもまあまあメンタル強い方だよ)

ガド氏聞けてわりと満足感、ある

「詳しくありがとうございます。もとより繋がりあっての関係性というわけですね。背信を考えずともよいと」

「……ええ。彼は信頼できる友人です」

「ガドは、信念を持っている?」

「信念、ですか。……おそらく、彼は『信念なんて上等なものじゃない』なんて言うでしょうが……
 間違いなく、ガドさんはレーヴァテイル差別に立ち向かうという、強い信念を持っている……僕はそう見立てています」

「……それだと、いいと、思う」

「みなさんが、ガドさんのことも信頼してくれて、嬉しい限りです」

「……我輩は判断を保留する」 ため息をつくように

こっちはまんぞくしたでござ

まあ直に会ったりしてないしね…

RT77はその意志を尊重はしてるけど完全に信用まではまだほど遠いですぜ

「……みなさん、質問はお済みでしょうか?
 では、今日の会合はここまでとさせていただきます。長時間のお付き合い、ありがとうございました」

「ありがとうございました。実りのある会合になりましたね」

「ありがとうございました。『フレリア教』について、頑張って探ってみますね」

「うむ。ご苦労であった」

「では、ハノンさんを呼んできます」

レイヤが席を立ったのを皮切りに、ヨナとアイボリーも一礼して退室する。

やがてレイヤに伴われて戻ってきたハノンが、スカーらを天秤アジトへとテレポートさせる──。

というわけで

『霧笛を鳴らす者たち』はここまでです

あっ校舎裏呼び出し忘れてた

www

www

また別の機会が回ってくるサ……

じゃあとりあえず 『仇なる系譜』 やれるところまでやってみましょう

もしヨナを校舎裏に呼び出すならメイン2でって感じで

というわけで テル族組織との交渉ですが 誰が参加します? ヴラさんは内定として

こっちはさすがに縁も縁もないのでパス

こっちもほとんど縁ないからなぁ……

こっちもパスですねー

縁なくても「護衛」って名目でいってもいいんですよ

そんじゃ護衛で行きましょうかね

炎上コンビの出動だ

www

交渉しに来てるのに放火したら一発オジャンよ

交渉するってレベルじゃねーぞ!

つまり放火しに来てるのに交渉したらうまくいく……?

同意しなけりゃ街を焼く……やべー

『仇なる系譜』

【The Prophecy】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

ある日、赫の天秤アジトの最深部。規則正しい足音が、スカーの執務室の前で止まった。
その整った人影の正体は、天秤の参謀であるレイヤだ。彼は扉を軽くノックする。

「スカー様、今、よろしいですか」

「……入れ」

「失礼します」

通路と同じく薄暗い部屋の中、スカーは椅子の上に蹲るように座っていた。
ただでさえ険しい目元が、さらに苦々しげに歪められてるが──レイヤは、素早く話を切り出す。

「イム・フェーナの秘密組織……『テレ倶楽部』との会談の手筈が整えられました。どうにか、テレポートの使用を認めさせましたよ。
 少数の護衛の同伴も承認されました。日程は十日……いえ、九日後の深夜ですね」

「わかった。護衛は……適当に、手の空いている者を。ハノンを動員する以上、最低限彼女を守れる程度に」

「勿論です。……お加減の方は問題ありませんか?」

「九日間も引きずりはせぬ。もう数刻もすれば落ち着こう……」

「それなら良いのですが……どうか、ご無理はなさいませんよう。予定の調整はこちらでやっておきます」

無言で頷いた首魁に一礼し、レイヤは退室する。
スカーの動かない左袖から、血が一滴流れ落ち──床に着く頃には、水になっていた。

体調不良的な…心配ダー

ヒェッ しんぱい……

【Some Place We Called Home】

from This War of Mine OST(Piotr Musial)

ヴラクトゥアス、アヴェルラ、ハノン。君たちはレイヤによって、会議室の一つに集められていた。今日はスカーの姿はないようだ。

「…………」 本を読んでいる

「……」 心なしか険しい表情で佇んでいる

と行った感じで 前日の説明パートです

「やぁ、みなさん。これで今回の面子は揃いましたかね?」

「将の姿が見えぬようですが……此度は同行なされませんか?」

「いいえ、当日には無論行かれますとも。ただ、今日はお加減が思わしくなく、僭越ながらこのワタシが事前の説明を代行させていただく形です」

「なるほど、当日に障られては問題ですからな」

「……スカーさん、具合悪いの?」

「ええ。……一時的なものだとおっしゃってましたが」

「……早く説明を」

「ええ、わかりました。ではスカー様に代わって。
 此度のみなさんの任務……といっても、今回は破壊工作などではなく、スカー様の護衛任務となっています。
 現在のネオ・エレミアに対し懐疑的なテル族によって構成された、秘密組織『テレ倶楽部』。
 こことは以前より情報交換などの細々とした交流はありましたが、昨今の方針転換のため、本格的な同盟を結ぶつもりで調整してきました。
 そしてこの度、両組織の長による会談の実現に漕ぎ着けたのです」

「他の組織と……」 うつむく

「ご安心ください。テレ倶楽部が赫の天秤を裏切る可能性は低い。そのため、危険性は普段の任務よりは低いでしょう。
 ただし、スカー様ご自身が出向く以上、万が一のことがあってはなりません。
 会談場所は倶楽部の方の本拠。移動はハノンさんにお願いする予定ですので、スカー様とハノンさんを死守するよう、お願いいたします」

「拙者は……待機するので御座ったな」

「ええ。先方は百戦錬磨の大老テル、ゼッペン流の変化は見抜かれるでしょう。
 そして、こちらがゼッペンを持っているということを、正直に明かす必要はありませんので」

「……主公からも直々に下された命に候。異存はないで御座る」 眉間にしわを浮かべながら

こんな感じで 質問とかあればどうぞ

「他に先方に関する情報はどの程度あるのでしょう。長は一筋縄ではいかない様子ですが」

「ワタシが知っている限りのことをお話ししますと……
 長はかつてサーラ派の顔役を務めていたこともある実力者、キルムノウト・マ・ユルーラ。御歳500を数えるご老体です。
 彼らは現在のニンゲン社会の他、イム・フェーナの現状にも異を唱えておりまして……
 ま、彼らの詳しい主張は実際に聞いた方が早いでしょう」

これは最高齢まったなし

これは てごわい

「それもそうですね」

テル族の年齢感覚に若干の戸惑いを覚えつつも「ん。たしかに人づてに聞くよりも、直接のほうがはやい」

「アヴェルラさんはぶれませんね。なんにせよ、一筋縄ではいかない相手です。
 当日にはワタシも同行しますが……呑まれないよう、お気をつけて」

「肝に銘じておきましょう」

「わかった」

「任務当日には、この部屋でスカー様と待機していてください。ワタシはテレポートマーカーを持って、倶楽部の本拠に向かいます。
 到着したらテレモで連絡いたしますので、そうしたらハノンさん、お願いしますね」

「は、はいっ……!」 心なしかいつもより力がこもってる

「今回、アンジェラがいないのはなんで? スカーとハノンが出るなら、アンジェラが護衛につくんだと思ってた」

「ああ、それですか。既知のことではありますが、あの方はいささか気性が荒っぽいところがありますからね……
 戦闘が発生する可能性が高い場合ならいざ知らず。交渉を前提とした今回の任務には不適、と判断した次第です」

「なっとく。たしかにヴラさんはそういうの得意」

「火付けの方が得意なのですけれどねぇ……」

「まぁまぁ、そのうち思う存分火を付けることになるでしょうから」

自分は多分知らない場所でのハノンのメンタル面のフォローを兼ねての採用だなと認識した

そうかもしれないね

「楽しみは後に取っておきましょう。下見も大事ですしね」

「……では、拙者は一足先に退出するで御座る。事前説明の顛末を、主公にお伝えする故」

一瞬にして細い蛇の姿に変化し、扉の隙間から出て行く

「では、また当日に。よろしくお願いしますよ」

【Snowy】

from UNDERTALE Soundtrack(toby fox)

イム・フェーナの街並みは、ネオ・エレミアの輝かしい都市を見慣れた者にとっては、異世界の光景のように思えるだろう。
それが草木も眠る真夜中となれば、尚更だ。

すっかり寝静まったテル族の街を、黒いマントに身を包んだ青年が足音も立てずに往く。
特定の道を、特定の歩数で、特定の向きに歩く──それをいくつもいくつも重ねていくと、やがて四辻の真ん中に、フードを目深に被った人影が現れるのだ。
生気のない人影に、青年は静かにお辞儀をし、そして話しかける。

「ごきげんよう。ご隠居はお元気ですか?」

「……それはもう、生気溢れんばかりでございます。貴方様は如何でしょう?」

「ワタシは、さっきまで無事でした」

「……それはそれは。この先にお進みくだされ……」

嗄れ声で話す人影は、ゆっくりと道を譲る。その横を通り過ぎて、レイヤは霧に包まれた四辻を直進する。
そうして入り込んだ狭い路地の果てに、やがて古ぼけた扉が現れる。扉には、もう随分と掠れてしまった刻字が有った。

『父祖の過ちを忘れるもの、子らの未来を阻むもの、この扉に触れること能わず』

レイヤがノブに手をかけても、それが阻まれることはない。当然だ。これまでの道のりとは違って、この刻字はただの文字なのだから。
扉の向こうは、随分と古い様式の民家となっている。1人の青年が、レイヤを迎えた。

「こんばんは。よく来たね」

「ごきげんよう。お邪魔させてもらいますよ。……ワタシの仲間を、ここに招いても問題ありませんか?」

「大丈夫。今、術式阻害を一時的に弱めるから」

穏やかな微笑みを浮かべた青年は、玄関先に貼られた札に手を掛ける。
イム・フェーナの家々の寝室や浴場でよく見られるそれは、テレポートや遠視などの術を阻害するためのものだ。
神経質な者が家を丸ごと阻害結界に包むことは、よくあることだ。小さなコミュニティの密な相互監視社会とはいえ、その程度のプライバシーは尊重されている。
青年が札を剥がしたのを見て、レイヤはすぐさまテレモを繋いだ。

「ハノンさん、スカー様、聞こえますか? テレポートを」

それから一呼吸もないうちに、玄関の狭い空間へ、スカーとその護衛たちの姿が現れた。それを見て、青年は素早く札を元の場所に貼り直す。
薄暗い民家の玄関、いくつかの燭台にぼんやりと照らされながら、出迎えた青年が恭しくお辞儀をした。

「お初にお目にかかる、赫の天秤の方々。……ぼくはテル族オカ派、ナハーシュ・ル・コシュマール。以後お見知りおきを」

反応あればどうぞ テレポートして到着しましたので

「うむ。赫の天秤、首魁スカーは我輩である」

「これはご丁寧に。ヴラクトゥアス・デ・アグラと申します」一礼を返す

「…………」 アヴェルラの後ろに引っ込んだまま 「……ハノンです……」ぼそっと

「わたしはアヴェルラ。よろしく、おねがいします」交渉しにきたのであわてて付け足す

護衛なので当事者ではないけどだからこそ自分の言動でマイナスになってはいけない

「あはは、そうかしこまらなくていいよ。ぼくもこんな感じだし……
 レイヤ君、これで全員? じゃあ、こっちにおいで。キルムさん、きみたちと話せるのをずっと心待ちにしていたから」

ナハーシュの先導の下、君たちは古民家の廊下を進む。

少し進んだ所の扉を開けると、そこは数部屋ほどをぶち抜いて作ったらしい広間となっていた。
部屋の隅の方には、布を被った何かやら作りかけと思しき機械やらが積まれている。

しかし、君たちの他に人は……先導してきたナハーシュともう1人、ゆったりとした服に身を包んだ老人だけだ。

【イデアの瞳】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

「キルムさん、お客さんだよ」

「ん……む、んん? もうそんな時間でしたかな」

部屋の中央に置かれた大きな円卓、その上を整えていた老人が、ゆっくりと振り向く。
外見にも年輪が顕れる程の、高齢のテル──彼はスカーに向き直り、拱手してみせた。

「ご機嫌麗しゅう、赫の天秤の皆様。私の名前はキルムノウト・マ・ユルーラ。
 以前はサーラ派の顔役だったこともありましたが、今はご覧の通りの隠居老人です。
 自由になった立場を利用して、『テレ倶楽部』という秘密組織の面倒を見たりもしていますがね。
 ……お嬢様方、お名前をお聞きしても?」

うわっ食えないじじいだ(声出た)

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「……ごきげんよう、キルムノウト殿。我輩はスカー、赫の天秤の首魁である。
 いつも、レイヤが世話になっているようだな」

こんな感じで とりあえず自己紹介をどうぞ

ハノンは一番最後にやります

お、お嬢様じゃないし……(ぴゅー

リーダーがスカー殿だから「お嬢様方」になっただけなので ヴラさんも自己紹介するんですよ

ダヨネー

「はじめまして。きるむ、のうとさん。わたしはアヴェルラ。ただの付き添い」

テル族、ながい名前ばっかりでつっかえる(でもPLとしてはテル族の長い名前大好き)

フラウトとかリルラは短いから…

「お初にお目にかかります、キルムノウト殿。此度は護衛として随伴致しました、ヴラクトゥアス・デ・アグラと申します」

「……ヴラクトゥアス?」 ぴくりと頬が動く

「随分とまた、懐かしい名前を聞きましたな。貴殿は私など覚えていないでしょうが……
 何がともあれ、健勝なようで安心しましたな」

(なんか知らんけど)向こうは知ってるパターンだ!

一方的に知っている そんな感じです(爆破して出奔した問題児なら、同年代生きてれば覚えてるでしょうということで)

現実でもめっちゃよくある! リアルでは爆破してないけど(

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「……ハ、ハノーネーシュ・ロス・カイツール。ハノン、と呼ばれています」

「カイツール……まさか、きみはジェミナの『奇跡の子』……?」

「!!」 一気に顔色が悪くなる

「ナハーシュさん、その話は出さないでいただけると。……アナタ方は秘密を守れますよね?」

「……うん。大事を取って、きみたちと話すのをぼくとキルムさんに絞って、正解だったな」

「…………」 アヴェルラにひっついてる

「……ん」ひっついたハノンの手を落ち着かせるように軽く握る

「…………ありがと、です」 ぼそっと言いながら、握られた手に力を込める

「……いやはやまさか既知の方であらせられるとは……」苦笑交じり

「ご安心くだされ。私は貴殿の在り方に口を出すつもりは、あまりありませんからな」

「それはありがたい限りです」深々と

ヴラさん若気の至りを知られて……と思ったけどやったこと的には若気の至りでもなんでもなく現在進行形なんだよなぁ

そうだね…… <現在進行形

おつかれさまでしたー

といった感じで、今日はここまで

おつかれさまでした!

おつかれさまでしたー

では前回の時点でやり残したことはありませんか? なければ次に進みます

気持ち的にキルムさんに相克取っとこう!てなったくらいなので

次どうぞ!

どうぞ!

では……

【山間にて】

from Fate/Grand Order Original Soundtrack I(芳賀敬太)

「では皆様、席にどうぞ」

「……それはいいが、部屋の隅に積んであるものは何だ?」

「ああ、あちらは倶楽部の会員が持ち込んだ絡繰仕掛なんかですな。ご心配なく、不審物がないことは私が確認済みです。
 テレ倶楽部は、表向きには『秘密の絡繰仕掛同好会』ということになっていますから」

「この組織自体は、イム・フェーナでは知られているというのか?」

「一部には、ですね。ただ、本当の顔は身内にしか知られていない筈です」

「最初から全てを秘密にしてしまうと、隠されたものを知りたがる手から逃げ果せることは難しくなる。
 でも、ある程度探った後に真実の一部を掴めば、それで満足してくれる相手も多い。
 2段階のヴェールを被せておくことが、ぼくたちの戦略なんだ」

「イム・フェーナは狭く、テル族の人口は少ない。テル族全員の顔と名前が一致する方だって、少なくありません。
 そんな中で秘密を作るなら、我々赫の天秤とはまた違った策を弄する必要がある……そういうことですね」

「ふむ……」 頷きながら椅子に座る

君たちが席に着くと、ナハーシュが何やら小さな人形を取り出した。
何かを捧げ持つようなポーズをした人形と、手にお盆を持った人形。

ナハーシュは人形のお盆に人数分のカップを乗せて、捧げ持つ人形に湯気を立てるポットを持たせる。すると、人形はひとりでにカップに茶を注ぎ始めた。

やがて注ぎ終わると、カップを乗せた人形がテーブルの上をしゃかしゃかと歩き出し、器用に一つずつ君たちに配っていく。

「お茶をどうぞ。熱いので気をつけて」

「うむ」 先んじてお茶を一口すする

これはいい絡繰人形……

茶運び人形だ…!

この世界だとここまでやるんだなぁ……

エクストリーム茶運び人形

「……」 舐めるように一口すすって、しばらくした後、

「普通の緑茶ですよ、ハノンさん。これなら苦手ではないでしょう?」 と声を掛ける

「ありがと、です……」 ふうふう言いながら飲み始める

こういう気づかいにきゅんきゅんするんだろうなぁ……

かわいい……

「……良い香りだな」 やっとお茶に口をつける

「これはどうも」軽く一口

「いただきます」ひとくちすする

「さて、何から話しましょうかな。会うまで色々と考えていた筈なのに、いざとなると吹き飛んでしまうものですのう」

「まずはお互いの目的の確認であろう。これまでの細い協力関係の中では、互いの組織の実態もぼかしたままであった」

「ああ、ご尤も、その通りですな。ではまずこちらから……質問などあれば、随時挟んでいってくだされ」

頷く

「我々『テレ倶楽部』の発足は、およそ100年ほど前になりますな。表向きには、ナハーシュ君の趣味のような絡繰の、秘密の同好会……と、なっております。
 これだけの長い間、問題視されずに残ってこれたのは、ひとえに……我らは何ら、具体的な活動をしていないから、に尽きますな。
 現政府に不満を持つものが、あれはダメだった、これはどうかと思う……そういって愚痴り合う場でしかないのです。今の所は」

「会員の殆どは、きみたちと接点を持っていることすら知らないだろう。
 忠誠も理念も何もない、『同じ怒り』に拠って立つ組織だ。一枚岩でもないし、強度は決して高くない。
 でも、上手く付き合えばお互いのためになると思う。目指す理想は近いからね」

人間サマを一番上から蹴落とすのだー

「規模はどれくらいだ。戦力に数えられる者は何人居る?」

「戦力、と呼べるような者は片手で数えられる程ですな。ですが、我らテル族は魔法が使えます。レイヤ君から話はお聞きになっていましょう」

「……ああ。テル族の魔法は小回りが効く。その力を更に味方に出来るとすれば、我らの手立ては大いに増えよう。
 して、其方らは我らに何を求める? どのような益を見込んで、我らと組もうとするのだ」

「数の力。実際に行動を起こせる、強い盟主。……この100年間、私たちは不満を口にすることしか出来ませんでした。
 私はもう、ご覧の通りの老体です。いつ動けなくなるかわからない……だからこそ、スカー殿、貴殿に希望を託したいのですよ」

ひとまずここまで 何もなければ次の話に進みます

どうぞー

どうぞです

「……なるほどな。では、我らのことを話す番か。
 『赫の天秤』は我輩の下に集まった、自由を求めるレーヴァテイルの軍団である。
 少数ながらテル族や人間の同志も抱え、現政府の転覆を目標とし、現在は勢力拡大に注力している。
 フロント組織『紅の慈善財団』を持ち、作戦実行力は現存する反政府勢力の中でも高いだろう。
 其方が期待する通り、我らの士気は高く、戦力も粒ぞろいだ。機さえ満ちれば、我らは革命の一歩を踏み出せよう」

「実際に、ワタシたちの存在が露見しない範囲で、
 襲撃やテロ行為によるレーヴァテイルの救出、非合法的な手段で逃げ出したレーヴァテイルの保護なども行い続けています。
 そして、ワタシがこの場に居ることからもわかる通り……天秤は、テル族の権利も尊重している。
 倶楽部の願う理想に最も近い組織といえるでしょう」

「紅の慈善財団……あのユリシスの若造がやっている所ですかな」

「よくご存知で」

「彼の語る理想論には、正直ウロコが立つ思いでしたが……貴殿らが糸を引いていたとすれば納得です。
 とすると、貴殿らには何もかもが揃っているように見受けられますな。
 天秤が暴力を、財団が権力を……スカー殿はこれ以上何を我らに求めようとしているのですか?」

鳥肌的なウロコが立つ。すき

わかる 形質が文化をつくっている

うふふ

「先ほども言った通り、テルの知識、そして魔法。それから──プラティナ攻略の足掛かりとするのに、イム・フェーナはこれ以上ない」

「……ほう」 目を細める

「プラティナ攻略とは、また大きく出ましたな」

「大きかろうが小さかろうが、やらねばならぬ事には変わりない。そうであろう」 仲間たちに視線を向け

「無論でございます」 うっそりと笑い

「ええ、ええ、その時には大いなる光が立ちましょうからね」心酔の表情で頷いて

「うん。いずれ必ずやることなんだから、はやくから言ってるほうがいい」

「……」 同意するように、こく、と頷く

「……ふむ、良いでしょう。イム・フェーナに貴殿らの作戦拠点を用意出来るよう、根回ししてみましょう。
 スカー殿、いつ頃に攻め入るおつもりですかな?」

「遅くとも10年以内に。早められるなら5、6年後だ」

「わかりました、6年以内に形に出来るよう尽力いたしましょう。代わりに、是非とも最高評議会の打倒をお願いしたく」

「随分とあっさり決めるな……それほどにニンゲンが憎いのか?」

「憎い、だとか、そういう感情はもう焼け付いてしまいましたな……
 今はただ、私は、奴らが忌まわしい……」

年老いたテルは、何かを堪えるように自らの指先を弄ぶ。……何かが軽く弾ける音がするのは、気のせいだろうか。

「イム・フェーナは、書類上はネオ・エレミアから独立した自治体となっておりますが、実情はそれとはかけ離れていましてな。
 酷い内政干渉を受け、優秀な若者は徴用され、異を唱えれば武力をチラつかされるのです。
 プラルラ流が仕切っていた頃はまだマシでしたが、先代長老オズバーナの永眠を機にアルカ流が台頭……
 アルカの首長は無能ではないのですが……いささか、人間に対して親身になりすぎる所がありましてな。
 今やイム・フェーナはテル族の共同体ではありませぬ。上流階級のステータスとしての『エキゾチックな召使い』、その供給源と成り下がりました」

「キルムさんの見解は、ちょっと偏った見方だけど……長老交代の時の派閥争いで、サーラやムノフは敗北者になってしまったからね。
 勝ち組のアルカや阿るジェミナは、甘い汁を吸ってるみたいだけど……それ以外が割を食っているのは、客観的にも確かな事実だ。
 そして、こうしてぼくたちが流派で分断されている状況も、恐らくは評議会の作戦通り。
 この袋小路から脱するには、まずニンゲンどもの干渉を止めないといけないんだよ」

「我らが敵を倒せば、其方らが得をする……それはよく理解できた。だが、その後の展望はあるのか?」

「展望、ですか」

「首尾よく本懐を遂げたとして、その後どうするつもりだ?
 単に支配者がニンゲンからレーヴァテイルになれば良い、というわけではあるまい」

「……簡単な事ですな。テル族はテル族、レーヴァテイルはレーヴァテイルで、互いに尊重し合いながら、良き隣人として付き合っていく。
 私はそれだけで良いのですよ、それだけで……」

「…………」

疲れちゃってるのもあるんだろうなぁ……500歳だしなぁ……

「それに、スカー殿、貴殿こそ……この世界で本気で革命を起こそうとしている、その動機が気になりますな」

「テル族であっても、現政府に冷や飯を食わされる。そう語ったのはキルムノウト殿であろう。
 レーヴァテイルは今、それ以上に冷たい場所にいるのだ。動機にはそれで十分である」

そうだろう? と言う代わりにアヴェルラの方を見る

「うん。わたしたちには、わたしたちが生きられる場所が必要なの。
  今の体制じゃ、レーヴァテイルは何処にも行けないから」

「ああ。そして我輩は、彼女──アヴェルラの他にも、同じ願いを持つ者たちを、多く仲間にすることが出来た。
 これだけの意志を取りまとめているのだ、本気にもなる」

「……なるほど。少なくとも、貴殿がやる気だということは理解できました。
 ならば、いくらか安心して貴殿らを懐に入れることが可能となりますな。
 私とナハーシュ君、それから信頼出来る数名で、攻略拠点の準備を進めておきましょう」

「ありがたい」

「それから、テルの魔法による後援が欲しいとの話でしたな。これに関しては何も確約出来かねますが……
 少なくとも、この老体、貴殿の知恵袋にはなれると思いますよ。ま、魔法の才はからっきしですがな」

「わかった。必要になれば、またレイヤを通して話す事になろう」

「では、ワタシは引き続き『天秤』と『倶楽部』のパイプ役ということで……また忙しくなりそうですねぇ」

「我輩が話すべきことはここまでだ。……他に何か有るか?」

PCたちの質問とかのターンにしてもいいよってことで

うーん 特に浮かばないからないかなー

こういう時に思いつける頭が欲しい

うーむこちらも特に なんかRT目線で思いつけばよかったけど浮かばなかった

了解です

「……」 一瞬何か言いかけて、そのまま首を横に振る

「……ふむ。そろそろ時間ですね、夜が明けてしまいます。
 最後に、両組織間で結ばれる協定の内容を確認して終わりにしましょう。
 テレ倶楽部は赫の天秤に対し、プラティナ攻略の作戦拠点を作り、提供する。赫の天秤はイム・フェーナとテル族に敬意を払い、その独立を支援する。
 キルムノウト殿、スカー様、それで問題ありませんね?」

「うむ」

「ええ」

「では、そのように。今後も窓口はワタシが担当しましょう。必要があれば、また日程を整えて会談の場を設けるということで」

「承知しました。では天秤の皆様、ごきげんよう」

「……キルムノウト殿、ナハーシュ殿、其方らもどうか達者で」

「ん。じゃあ、術式阻害をまた解除するから、ハノンくんのテレポートで良いのかな」

「……だいじょうぶ、です。用意、できてます」

何もなければこのままアジトに戻ります

こちらは特になしです

現首長がせっかくの同流派だから繋ぎ作って人間側の情報収集経路になれたら……とか……?

でも現状わざわざ接触を二人に抑えてる状態だしなー。ついでもってよそ者といえばよそ者だし……うむむむ

現長老 要するにタスティエーラの親戚です

あまり対話の余地はない

なるほどなー!

よし、帰ろう!

来た時と同様に、ナハーシュが術式阻害を弱める。それを見計らって、ハノンが一瞬のうちにテレポートを実行する──。

【The Last Goodbye】

from This War of Mine OST(Grzegorz Mazur)

会談を終えたスカーたちは、ハノンのテレポートによりアジトへ帰還する。
薄暗く湿っぽい空間は、少なくともキルムノウトの閑居よりは君たちに馴染むだろう。

「ふはぁ……帰ってこれたぁ」 ふにゃふにゃとへたり込む

「お疲れ様です、ハノンさん。アナタにとっては鬼門だったでしょう」

「身構えてたほどじゃなかったので、大丈夫でした。わたしとは関わりなかったっぽい人たちですし……
 それに、ばぁばぁば……オズバーナさまのことを覚えててくれる人だった。たぶん、あのおじいさんはいい人」

「ンー……まぁ、ワタシはキルムノウト殿とはそれなりの付き合いになりますからね。
 彼が現政府の打倒という点では裏表を持たないということは、保証できます」

故人のお名前が出るのちょっと不思議に思ってたけどハノンの関係者だったかー

です オズバーナについて突っ込めば出てきますよ

ばぁばぁ、アヴェルラちゃんのが突っ込みやすそう。頼みたーい

よっしゃまかせろー

どんとこーい

「おつかれ、ハノン。よくわからないけど、だいじょぶでよかった。
 んと、ってことは、おじいさんがいってたオズバーナってひと、ハノンの知り合いだった?」

「はい、あの、えっと……わたしがまだイム・フェーナにいた頃、わたしのことを気にかけてくれた人なんです。
 家に帰りたくない時とか、匿ってくれたり……わたしの結婚にずっと反対してくれてたり……色んな勉強も教えてもらいました。
 ばぁばぁばは、わたしの一番最初の恩人だったんです……」 ほろり、と涙がこぼれる

こんなかんじ

恩人かー……ありがてえお人だ……

プラルラだったので人生経験マックスってレベルじゃなかったし とても良いおばあちゃんだったんだと思います

ハノンが長生きすれば転生したばぁばぁばだったプラルラともまた巡り会えるかもね

人生○周目、とても徳高い

長生きしてくれーーーーーーー

^^

亡くなってから家出したんかな…家出てから亡くなったんかな…後者だともうちょっとショック具合上か

亡くなって寄る辺がなくなったので家出した、という感じ

まあだよね……

オズバーナが居なければ強制結婚まったなしな状態だったので……

マジ防波堤……

ありがとうばぁばぁば……!

地元戻って無事帰って来られて本当に!よかった!!

「そっか。ハノンの大切なひとだったんだ」

「そうなんです。……わたしがテルの魔法を使えるのも、ばぁばぁばが教えてくれたおかげだし」

「本当に、今日のハノンさんはよく頑張りましたよ。1人ではないとはいえ、よくイム・フェーナに向かう勇気を出しましたね」

「……はい。レイヤさんもいるし……わたしだって、成長くらいしますし……」 てれてれ

他に何かなければ、このまましめていきます

はーい

あとはもうレイヤさんと既成事実作って実家に殴り込みしてギャフンと言わせるしかないな!

www

それだ >既成事実作って実家に殴り込み

「うん、ハノンはすごい。勇気が要ったことなのに、してくれてありがと」

「……アヴェルラさんもいてくれたおかげで……わたし、ちっとも怖くなかったんですよ」 強がり

「それでも今日はゆっくり休んだ方がよいでしょう。昼夜が逆転していますからね」

「……お言葉に甘えます」 ぺこり

特になければこれでシーンしめます

はーい

はーい

「ああ。皆、今日はよく任務を全うしてくれた。今日のところはこれで解散である。
 テレ倶楽部との同盟については、追って赫の天秤全体に周知しよう。特に内密にする必要はない」

スカーの解散の号令を皮切りに、集まっていた者たちはめいめいに部屋を立ち去ってゆく。
スカーもまた、アジトの廊下の暗闇へと消えていった……。

こんな感じで! おつかれさまでした〜

お疲れさまでしたー!

おつかれさまでした!

おつかれでしたー

オズバーナについて おそらくグラスノインフェリア以前から生きてた、キルムノウトより昔から生きてた御仁
 +プラルラ補正で人生経験がヤバい

人徳も人望もあって、おそらくはハノンの両親からも信頼されていた
 (だからこそオズバーナの元からはハノンは無理に引き離されなかった)

ハノンのように才能のある子が単なる胎にされるのは絶対にあってはならない、と考え、彼女の自由への渇望を支援した
 いざとなったらイム・フェーナを離れろ、と吹き込んだのもオズバーナだと思う

キルムノウトについて 名前はキムラヌート(物質主義)のもじり これも邪悪の樹が元ネタ

テル魔法取るならインタミに瞑想シーン入れたいなーと思ってるんだけど何取るかまだ決めてないっていう……なやなやみ

瞑想で迷走

ヨナ君を会社裏に呼び出すシーンに参加したい人いらっしゃいます?

いってらっしゃいw

ですよねーwwww

w

いや、一人だと話がすぐ終わっちゃいそうで

なんで呼び出すんだったか確認してた

これシフラが行っても「RT77GさんのことはちゃんとRT77Gさんと呼べ」になるので収拾がつかなくなりそう

そういえばGってなんでついたんだったんでしたっけねえ……

さあ……?

さぁ……

CSS打ってる時にめっちゃ予測入力にインターセプトしてくる

こっち(PL)が勝手に呼び始めただけ

(元ネタはサガフロンティア1のT260Gです これももともとはT260という名前だったのが、
 登場人物の1人によってかっこいいからという理由でGが付けられる)

くさ

かっこいいからなのかーw

(他の主人公のルートではT260という名前だけどT260Gを主人公にするルートだけT260Gという名前になるのだ)

なるほど

かっこいいG、本人も気に入ってたってことなのねー

あああ!

T260かあ!

仕方ないなあそれなら(うきうき)

知ってたかw

Gが何の略かは知らない グレートでもグローリアスでもギガバイトでも下呂温泉でも好きなのをどうぞ

>>>下呂温泉<<<

ともかく呼び出しは一人でがんばって……

はーい

じゃあタイミング見計らって呼び出しましょうねー

呼び出し どういうシチュエーションにします?

しちゅ うーん

深夜に一人訪れる……?(完全な闇討ち)

くさ

良いですね じゃあヨナが勤続疲労でその辺の机で寝てるところにどうぞ

あーい

『その名の意味は』

紅の慈善財団の某事業所。その執務室にて、机の上に突っ伏して寝こけている男の姿があった。

彼こそは会長・ヨナ、連日連夜の仕事に明け暮れ、ついに仕事をしながら意識を失うに至ったところである。
そんな彼の元に、歩み寄る人影が1人──。

「…………………」

「うぅ〜ん……むにゃむにゃ……落ち着いてよ、アイボリー……そこはわたあめを入れるポケットだよ……」

わたあめポケット……?w

なんでしょうね 不意に思いついた言葉なので意味はわかりません

w

「………………」

数秒考えたのちに机を台パンする

「事件は現場で起こってるんだ、執務室で起こっているのではない」ドン!

「わたあめはしっかり必要な人に差し上げよう」ドン!

「ポケットをたたいてもわたあめは増えない」ドン!

www

わたあめwww

「うわあっ!?」 飛び起きて 「メーデー!?」 と見回して

「わぁっ!? 起きました! 起きましたから落ち着いてくださいっ!?」

「な、何かご用ですか、ナナちゃん……」 メガネをかけなおして

「……起床確認。まさかこの時間にここにいるとは思わなかった」

「寝室の窓を叩くのが効果的と聞いていた。」

「時間? あー……」 時計を確認し 「寝落ちしましたね、これは……探させたようで申し訳ありません」

「問題ない。深夜であれば、ほかの人間に聞かれることもない」

吸い込まれるような深い瞳でヨナを見つめる

「……? 何か、悩み事でも……?」

「当機の存在史上、現在、最も重要な事項がある」

「それはなんでしょうか?」 こっちも真剣な顔になる

「ヨナ。当機の名前を言ってみろ」

おいお前、俺の名を言ってみろォ!

ジャギ

ジャギギギギギ

「ええっと、ナナちゃん?」 まだ意を掴みかねてるように

「……」ドン!

無言の台パン。まだ机はへこんでいない

「うわぁっ!?」 ビビってメガネがずれた

「当機の名称は、RT77……ナナという愛称は、必要ありません」

「そして、ヨナ。あなたのその呼び名から、周囲に伝播しているのです……その、呼び名が!」ドン!

こいつ割と感情あるな……?・

w

あるじゃないの〜

物理的成長の日も近い

徐々にWE WILL ROCK YOUが流れ出す

ドン!ドン!タン!

ドン!ドン!タン!

scp-905-jp-1実体が財団のどっかから出てくる(財団違い)

「ああ……そういうことでしたか。
 そうですね……ナナちゃん、『ナナ』と呼ばれるのはお嫌いですか?」

「………………困る」

「困る、と。どのように困ってしまいますか?」

「当機は、あくまで盾、壁となる役割の存在。愛称は、愛着を呼ぶ」

「愛着は、それを失ったときに悲しみを呼ぶ」

「当機は、部品。……仲間は、未来へ進むべき」

「……貴方は優しい子に育ちましたね。仲間の悲しみを想像して、それが無いように振る舞おうとすることが出来る。とても、とても良いことです。
 ですが惜しいのは、愛称の有無は、友達、家族、仲間……その喪失の傷の深さをさほど左右しないのです。
 ナナちゃん、貴方を大事に思っている人は……貴方のことを何と呼んでも、もう手遅れなくらいに、貴方のことを愛しているのですよ」

「ならば。これ以上増やす必要がない」

「愛着を持ってしまった以上、それを当機から失わせることは難しい」

「……ヨナ。当機はその傷を想像できるようになってしまった」

「大切なものを失ったとき、人間は張り裂けそうなほど苦しむ」

「……ええ、ええ、その気持ちはとても苦しいものです。
 ですが、同時に……大切なものが粗末に扱われているのを見るのは──いえ、見えなくても、粗末に扱われるのも、また耐え難い苦しみになるのですよ。
 ナナちゃん、貴方が『RT77』という名で呼ばれることを良しとしていることは、僕も承知しています。
 ですが、たとえ貴方自身が良しとしていても、僕の良心が良しとしないのです。
 出来れば、愛称で呼ばせてもらえませんか? 僕は貴方を、出来るだけ普通の子供として扱いたいのですよ」

「…………………」

長い沈黙をします

穏やかな笑みを浮かべたまま、RT77の反応を待ちます

「……今日は、帰還する」

くるりと背を向けて部屋のドアへ歩き出す

「おや、そうですか。……またご用がありましたら、いつでも連絡してくださいね」

「了承。……急病で死にたくなければ、寝室で睡眠することを勧める」

「あっはは……肝に命じます」

「それと」

ドアノブに手をかけてそれだけ発します

「当機に愛称は必要ありません……今は、まだ」

「安らかな就寝を、ヨナ」

「……おやすみなさい。しっかり眠るのですよ」

ノルマは達成していく……が? 次回は如何に!

ヨナさんの判定勝ちくらいだった

徐々に人間らしくなっていく 最後には絶望を感じる

これ勝負だったのか

今日のRT77Gさんは割といいようにあしらわれた感

ヨナ「あしらったつもりはないのですが……」

まあ机くんぶん殴れたし

特に理由のない暴力が机くんを襲う──

実際PLはこんなかんじになるかな?というところが大体あってたので安心してRPできた

w

そいつはなにより

ヨナニキいつか殴る(ゆっくり休んでね!)

殴れたら良いね メガネは割らないであげてね

あとイグナイトカウンターとか取得されてなければ良いね

ヒョエ

データ非公開ということは……データがないということではない……っ! つまり……経験点100で作ることも可能ということっ……!

経験点1000点に空目して(やべーやつにてを出したな)とおもった

じゃあ女子会やっていきますねー

了解

きゃいきゃい

『窓明りの中で』

【街景 明日に備えて】

from 新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 オリジナル・サウンドトラック(古代祐三)

慈善財団が経営する喫茶店『柘榴茶屋』。夜営業の無いその日だったが、閉め切ったカーテンからは外に薄明かりが漏れていた。

店の奥の方にだけ照明を点けているのは、内々でのミーティングのため──としているが、実際には秘密の女子会のためである。
店のバックヤードにほど近い、大きめのボックス席に、今回の出席者たちは集められていた。
テーブルの中央には、大皿に並んだスコーンやらクッキーやらが置かれ、熱々の紅茶が君たちのために淹れられる。

「はい、どうぞ。砂糖とミルクはお好みで」 それぞれ砂糖とミルクの入った小瓶を並べる

「ありがとうございます……」 両方とも適量入れる

「どうも。やっぱりたまにはちゃんと外で食事しないとね」

「ありがと」紅茶にミルクを少し多めに入れて早速クッキーに手を伸ばす

「さて、今日はお忙しい中集まってもらって、ありがとうございます。
 女子会……というか、雑談から普段言えないようなことまで、何でも駄弁っちゃおうの会です。
 お茶もお菓子もおかわりがありますし、お食事も簡単なものなら出せますので、どうぞごゆるりとお寛ぎください……なんて」 ちょっと照れ臭そうにし

「ついついかしこまっちゃうのは、もうクセですね。アヴェルラさんたちとお茶できるの、ずっと楽しみにしてましたし」

アイボリーさんって普段何やってる人だっけ

普段はヨナの補佐やってます

表に出てなんやかんやしたり、あとは慈善財団として保護したレーヴァテイルのケアマネージメントとかも

了解 メイド服だからついわすれがち

ヨナさんの趣味はしょうがないね(勝手に理由づける)

一応理由としてはあるっちゃある

ヨナの趣味、というか、ヨナにアイボリーを『買い与えた』親の思惑

ほうほう

『ヨナの専属メイド』としてオーダーメイドされたのがアイボリーなので……

「楽しみすぎると、緊張する……すごくわかります……」

「おいしい。さくさく」クッキーの感想を言ってから「うん、わたしも楽しみで待ちどおしかった」

「以前に言っててから、大分時間が空いちゃってごめんなさいね。
 ヨナがまたいろんな事業始めたから、それでバタバタしちゃってて……」

「事業?」

「ええ、孤児院とかそういうのをいくつか開設したんですよ。あとは製薬会社とかに出資して、何か企んでるみたいです」

「孤児院はともかく……? いまいち意図が読めないわねえ」

「タトゥリスタ病、ってご存知ですか? それの治療法を見つけろ、ってあちこちに働きかけてるらしいです。
 孤児院を開設してから、タトゥリスタで亡くなってしまう子を看取るのが、本当に多くて……一念発起したみたいです」

「あー……」

確かに話はしてたな

ですね

ガドが見とった名も知らぬあの子の弟妹たちが引き取られたりした

とりあえずログ確認中 アヴェルラさんなにかあったら進めててね

「首尾よく、治療法が見つかったら良いんですけどね。そしたら、きっとヨナも報われるわ……」

「うん。タトゥリスタ病のことはよく知らないけど、ヨナさんのがんばりがいい結果に行くといい」

「はい、本当に。……そう言ってくれると、私も気持ちが温まります」 紅茶をストレートで飲んでる

「アイボリーさんは……本当にヨナさんのことが好きなんですね」

よし ある程度話題確保した

のんびり眺めていよう

この皿にならんでるスコッキーは手作り? 市販品?

手作りですね

OK

なごなごするんじゃー

「そりゃ、そうですよ、もう」 少し頬を染めてる

「……」 様子を見て何かを思い出している

「その服装も彼の趣味?」

「この服、ですか? ええっと、生まれた時からこんな感じだったから……
 ヨナも、『その服も可愛いですね』って言ってくれたし。そんな感じです」

「あー、他のを知らないパターンか……って、はいはい、ごちそうさまでした」

蛇足 シフラ(とクロシドライト)の格好は「ちゃんと自分で選んでいる感」を大切にしているのだ

なるほどね

ナルホドナー

自分でデザイン作ってる分には色々意図を込めています そのためのスカー殿のお手製立ち絵? 後そのためのガド太郎?

素材立ち絵の場合は、立ち絵の方からキャラ設定の深いところを作ったりもする

あるある >立ち絵のほうから~

「一応、他の服も着てる時はあるんですよ? でも、これが一番気が引き締まりますから」

「ということは、普段もその恰好で仕事をしてるのです? 具体的にどういう仕事なのかは分からないけど」

「はい、ヨナの補佐とか、後は財団として保護したレーヴァテイルのケアマネージメントとか。場合によっては着替えますけどね」

「あのときガドさんに言われるまで気が付かなかったけど、アイボリーさんもレーヴァテイルなのよねえ」

「そうですよ〜」

「……どうなの? 実際? ヨナさんとの関係は」 ずいっと身を乗り出すように

「ど、どう、とは?」 ちょっと仰け反り気味に

「……」 じーっとアイボリーの方を見てる

「ん、わたしも気になる」ずずいっと

「たとえば、どっちから告白したのか、とか?」

「こ、こくはく、ですか」 急にたどたどしい感じになり

「……ええっと、待ってくださいね、今思い出します……」

「『毎日僕のためにメイド服を着てくれ』とか言われたり?」 半分以上茶化している

乙女感。いいぞいいぞ

「んもうっ! そんなんじゃないですよっ!」

「……『好きだ』って、最初に言ってくれたのは、まだ子供の時だったかしら。
 昔はね、ヨナ、すっごく身体が弱かったんです。ずっと風邪引いてて、学校にも中々いけなくて。
 物心つくまえからそうだったらしくて、だからヨナのご両親は私を造らせたんですって。……ええと、話が逸れた……
 それで、ずっと寝込んでるヨナのために、詩魔法を使ったり、ご飯を食べさせたり……そんな日々が続いてたんです。
 それで、確か……『どうして僕のためにそこまでしてくれるの』って。そう訊かれたんです。
 ……本当は、『そういう風に造られたから』でしかなかったのかもですけど。でも、私はそうは思っていなかった。
 『病気の人に優しくするのは当たり前です』って、確かそんな感じのことを言ったんです。そしたら、ヨナが抱き着いてきて……」だんだん顔が赤くなっていく

特産ヨナもやしだったのか

そうですね

キャー

にまにましちゃう

kawaiiがすぎる

看病のかいあって、中学くらいの年齢からは普通に学校行けるくらいになったんですね

人間と良好な関係築けてるレーヴァテイルもまた珍しい時代……

「なるほどねー」 と言いつつやや表情が険しくなる

「それでそれで?」続きが気になるなるなる

「そ、その後は普通に寝かしつけたんですよ、もうっ! やましいことはありませんからねっ」

「はわわ……」 想像してる

「えー」といいつつちょっと楽しそう

ヨナさん、子供のころからつよい……

まぁ これもまた氷山の一角

【憂愁 風のまにまに】

from 新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士 オリジナルサウンドトラック(古代祐三)

「……いま『そういうふうに造られたから』って言ったけど。
 ちょうどこないだ、感情を持たないレーヴァテイルの話を聞いたばかりだった。
 そこまでではなくても、ある程度の精神的性向の初期設定は今の技術ではできる。
 例えば製造されるときに“献身的”というボタンを実際に押されているということもありえる。
 そう考えると、今の自分は、本当に“自分”を生きているのか? と思わなくもない」

「……私も、以前はそう思ったりもしました。ヨナのことが好きな気持ちが、本物なのか……わからなくなって。
 でも、私の場合は、ヨナの好きなトコをいくらでも挙げられるし、そもそも本当に好きじゃなかったら、十何年も気持ちは長続きしていないわ。
 ……だから、この想いは本物。私はそう信じていますし、ヨナもそう信じてくれてます」

「そこにある」ということを信じ続けること

「あ、ごめんなさい、水を差すつもりじゃなくて。
 レーヴァテイルと人間がいい仲になる話はときどき聞くけど、現実としてはいろいろ制限があるわけじゃない?
 そういう中でどういう関係を築いているのかなあと気になっただけ」

「そういうこと。私も、私以外の事例に関しては……あまり、聞いてこなかったから」

「でも……」 若干躊躇が入る

「孤児院をやっていると、その……つまり、
 『法律的には生まれてはいけなかった存在』……いや、その人本人には一切悪いところはないんだけど、
 そういう子も来ることもあるんじゃないかと」 なんとなくガドのことを思い出しつつ

特技:おきらくムードを一瞬でシリアスにする

「……それに関しては……ええ、そうですね。
 ……『悪い事例』は、聞くことも、その結果に関わることもあります」 目を伏せる

シフラさん、社会の闇と常に真剣に向き合い続けてくれるので特にこの卓においてはPCに絶対いないといけない人物

それofそれ

わかる

「やっぱり」 言葉を止めて紅茶を飲み干す

「いや、こういう話をしたいんじゃなかった。
 十何年も関係がちゃんと続いている——というか、お互いに向ける感情を維持できているってのもそれなりに珍しいと思う。
 ズバリ、仲を保つ秘訣は?」

「んー……色々あると思うんですけど、やっぱり一番は、きちんとお互いに話をしあうことだと思います。
 日常のなんでもない話でも、気持ちの分かち合いでも、大事な話でも……
 相手の考えてることを想像して、お互いの気持ちを確認し続ける。好きって気持ち自体より、誠意の方が大切なんじゃないかなーって」

では今日はここまで!

おつかれさまでしたー

こっちの次の質問を書いておく

「ヨナさんの好きな所をいくらでも挙げられるって言ってたけど、じゃあ3つくらい挙げると?」

w

了解です おつかれさまでした!

よっこらっこ おつかれさまでした

今日も長時間のおつきあいありがとうございました たのしい

おつかれさまでしたー ようやくあったまってきた

ゴーッ(ファーリーウィンド)

お疲れ様でした 洗濯物がからっと乾く

おつかれさまでしたー

ヨナの人間性をちょっとお出しできたかな感

これはそのうちヨナさんのほうも事情聴取しないとですね

いいぜ どんとこいだぜ

アイボリーの語りは本当に彼らの感情の一角でしかないので

がんばって物語の中でふたりのクソデカ感情も語ってゆきたいね……

たのしみにしてる

ではやっていきますよー

今日もよろしくお願いします!

【楽しいお茶会】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

「……なんか期待してた答えとちょっと違う気がする」

「一体何を期待してたんですか……」

「まあいいや。じゃあ……
 ヨナさんの好きな所をいくらでも挙げられるって言ってたけど、それなら今ここで3つくらい出せる?」

「それはもちろん! 例えば……そうですね、私、ヨナの髪が好きです。毎日手入れしてるからさらさらですし、綺麗な赤茶色ですし。
 それから、目元の表情とかも好きなんですよね。ヨナって優しい雰囲気ですけど、目の形は鋭くてそれもまたステキなんです。
 あとは、意外と力持ちなところとか、メガネがよく似合うところとか、聞きやすくって落ち着いた声とか……」 ほっとくと無限に語りそうな雰囲気

とくせい:ちからもち ぶつり攻撃ダメージが二倍

草 はりきりはデメリット付きで効果弱いのに…

アヴェルラさんの相槌も聞きたいところw

「はいはいはいはい。ちょいフェティッシュなところが出てきたのがお似合いかもしれない」

「えー……そんなにフェチっぽかったですかね……」 そう言われるとは思ってなかった様子

「ぽかった。ちょっと早口になってた。でもアイボリーさんがたのしそう。いいこと」

「……」 うんうん頷いてる

いやだって出てきたの外見関係ばっかりだったしw

そうかもしれないね……

性格面に関しては語るに及ばずってことなのかもしれない

ヨナャーン(ジャガーマンシリーズシリーズ外伝)

「アヴェルラもヨナさんたちとは前から知り合いだったわけでしょ?」

「そう。四年?五年?くらいまえに財団に逃げ込んだの。だからそのときから」

「逃げ込んだ、って……」

というわけで2話途中で言ってたところの話題を回収にかかる

がんばえ

「……むかしの職場の上司がすっごくいやなやつだったから。うっかりアクセルとブレーキをふみまちがえて」すこし目をそらす

「ひえっ……」 小声をもらす

うっかりなら仕方ないナー

しょうがないよね

よくアクセルとブレーキは間違えられるからね

「間違えて……それで?」 でも聞く

「すっきりはしたけど、それで仕事仲間に連帯責任、とかされたらいやだったから。
 ロンディーネたちだけでもウワサの財団に保護してもらいたくて連れてきたら、ヨナさんが天秤入りをすすめてくれたの」

「……赫の天秤って、紅の慈善財団で受け付けられないような粗暴犯の溜まり場だったりするの?」 >アイボリー

くさ

wwwww

まぁ反社会組織だからね…… 通常の福祉では救えないところが最後に引っかかる網だから……

「そういう一面はあるにはあるんですけど……アヴェルラさんの場合は、雇い主の方も相当な外道だったようですし」

「いろいろ早まったかもしれない……もう二年も居て言うのも何だけど」

「でも、基本はいい人ばっかりですからね。イナミちゃんもそうでしたし……」

雇い主の方「も」ってところが笑える

アヴェルラさん外道認定

www

しれっとwww

RT77はいい道具ですよ(純粋な目)

「じゃあこの人もいい人? かな?」 半分冗談でアヴェルラを指しつつ聞く

「か、からかわないでくださいよぅ、アヴェルラさんは……ちょっと不思議なところもありますけど、そこもまた魅力の一つですし」

「んー?」 今度は冗談抜きで頭上に?が浮かんでいる

「ふしぎ? そう?」

「なんというか……価値観の基準が違うところが、私からすると不思議に思えるのかも。
 アヴェルラさんって、『好き』と『嫌い』の代わりに『早い』と『遅い』がある感じじゃないですか」

「あー、言われればそうだった。だいたい何でも飛ぶことにかけて考えてるところとか。
 不思議というか変というか」

「わたしははやいものが好きで、だからはやさが考えのまんなか。
 アイボリーさんはヨナさんのことが好きで、だからヨナさんがまんなか……かどうかは分からないけど、たくさん考えてる。
 好きだから、そのことをまんなかにしていっぱい考える。へん?」

「うん」 即答

「えー」

「……ヘン、じゃないと思います。わ、わたしは……」

この表現好きなんだあ……

わかる〜

イイ……

「ちなみにアヴェルラはヨナさんのことは“はやい”ほうだと思う?」

「動力がつよいと思う。だからきっと、荷物を減らしたらすごくはやいと思う。
 ヨナさんは減らさないだろうから、なにも持たないひとよりはきっとどこかでおそくなるけど。
 でも、なにかといっしょに進みたいひとのなかでは、きっととってもはやいよ」

だいぶ的を射ている

「何を言っていたのかアイボリーさんは分かります? 私は8割くらい分からない」

「うーん……ニュアンスは伝わった、くらいかしら?」

「でもアヴェルラは占い師の素質はあると思う」

「……名前は『スピード占い師』?」

「運勢が時速で出てくる」

待ち時間0!忙しいあなたに!

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それは客がいないとかそういうわけでは無くて……?

相談事をちぎっては投げ

回答が占い師的というかバーナム効果的な文面だったからつい突っ込んでしまったw

まぁしがらみをものともしないメンタルの頑強さと、しがらみから手を離さない愚直さって点は正解ですしおすし

「ラッキーアイテムが乗り物だったり、スポーツ用品だったり?」

「で、やりすぎると今日のラッキー過積載になる」

「……!!」 笑い声をこらえるようにぷるぷるしてる

「『きょうの運勢は150キロ、500ストン先の問題もあっという間にかいけつ。
 ラッキーアイテムはグローブ、細かいところで油断しないように注意して』」

「んぐふっ」 変な笑い声が出た

「だめだ皮肉にもなってない」 こっちもさすがに笑いだす

「ふふん。やった」悪ノリできて満足げ

きょうの運勢は150キロ。これがパワーワードか……

150km/hは普通にコワイ

ひとまずこっちで用意してた質問というか展開はだいたい終わった

なるほどね

ので次はアヴェルラさんのターンで

がんばれー

(難しければ「こういう話したい」ってのがあればバトンタッチできるよ)

話の流れを切り替えるのが難しければ

GMの描写で仕切り直してもらってもいいし

ヴラさんが外で夜の話がどうとか言ってたけど

そこらへんはいずれヨナさんのほうをつついてみたさある

シフラがやる場合は至って真面目にシリアスにつつくけどね

はーい ユリシス夫妻目線のスカーどのの話とかききたみある

ふむふむ

アイボリーからだと若干解像度落ちますがいいですか?

うーむどうしましょうね ここは控えて後日ヨナさんのほう直でつつくか

聞くだけ聞いてもいい気がする

その後日にもつなげやすくなるし

別々の語り口で語ることになる

おーけー 聞くだけ聞いてみよう すみません少し時間ください

「ヨナさんははやいけど重くて、その分力持ち。
 天秤が行こうとする道にはカベが多くて、カベを壊せる力が必要。
 だからヨナさんが天秤を助けてくれるのはうれしいこと。
 ……でも、ヨナさんが天秤と一緒に進んでるのは、ほんとはわたしも、どうして?って前から思ってた」

「確かに……」

「それに関しては──」 とっさに隣を見て、そこにハノンがいることを認めて、

「……ヨナが居ないなら良いかな。……ヨナと私が赫の天秤に協力するようになったのは、9年前のとある事件がきっかけでした」

下ですら多少の疑問を抱いてたんだから上は

【Self Contained Universe (Reprise)】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

「9年前、ネオ・エレミアではある事件が起きました。『チェロム更生館事件』というのをご存知でしょうか?」

第2話OPでスカーが言ってた事件のことです

なるほどね

(つまり知っている)

まあでもここはアヴェルラさんに任せる

「知ってる。レーヴァテイルですっごくシュミの悪いミセモノしてたやつでしょ」

「はい。……知っているなら話は早いですね。その崩壊と露見のきっかけになった『導力暴走事故』──
 それはスカーさんたちが……更生館の元締めたちを捩じ伏せた、れっきとした事件で、
 ……ヨナと私は、その場に居合わせて生き延びて……スカーさんと出会いました」

少し額を押さえる所作をする

「……やったことの是非はともかく、凄惨な事件だったから……あまり詳細は覚えてないんですけどね」

「……そんなことがあったんだ」 どう声をかけるべきかわからない様子

「スカーさんが、人々をみんな、倒していって……」 一旦言葉を切り

「……ヨナが庇ってくれたことは覚えています。ヨナが、スカーさんと話していたことも。
 そして、ヨナは更生館運営の不正を暴いて……それまでとは別の道を進むことを決めたんです。
 それまでのヨナは、お義父様のような立派な政治家になることを志していました。
 ですが、事件と、スカーさんとの出会いをきっかけに……慈善財団を立ち上げて、以前の夢とは真逆の目標を掲げるようになって……
 ごめんなさい、なんというか、とりとめがなくて」

「そっか。じゃ、スカーと会ったのはヨナさんにとってすっごく大きな分かれ道だったんだ」

この件に関して、アイボリーは若干トラウマになっているところがある(ヨナはなってない なんで?)

メンタルつよつよがつよい

ヨナパッパ、親人派(?)で話の次第では戦闘もあったりなかったり…?

^^

ヨナのお父さんに関してはそのうち出ることになる

なるのかーーーーーーーーうわーーーー

ウワーーーーーーーーーー

敵か味方かはわからないけどね❤️

んー

ううーーーん

スカーさんの証言とは食い違いがあるからやっぱりそのうちヨナさんに聞こう

「そう、なんだと思います。……あの事件を機に、ヨナは本当に変わったわ。
 ……悪い変化じゃない、とは信じているんですけどね」

「……」 話を聞きつつなにか考えているようだ

「そんなに急に方向を変えたら、周りにはびっくりされなかった?」

「お義父様には、事実上の絶縁宣告をされましたね……友人も、何人も離れていったみたいです」

「……ヨナさんも大変だったんだ」

「まぁ、ガドさんみたいにちゃんとしてる人は残りましたから、それは良かったんですけどね」

「やっぱり。でも、そこまでしてでもヨナさんはこっちがよかったんだ」

「ええ。……決意の時、ヨナは私にこう語ってくれました。
 ヨナが生きている間はまだ良い。でも、私はヨナより、きっとずっと長く生きることになる。
 ヨナが居なくなった後、このままでは私がどんな苦境に立つことになるか……
 そんな未来から、出来るだけ離れるために、レーヴァテイルがレーヴァテイルのままで、十分に生きていける。
 そんな世界を作るしかないんだ、って」

頼むからできるだけ長生きしてくれ二人ともー!

^^

「……うん。そだね」ちょっと感じ入った後 口角をあげて「アイボリーさん、すっごくあいされてる」

いいなーとか思ってる

「そんな未来のことなんて、私には考えられないですけど」

アイボリーさん、いつまでも綺麗なままで大往生するしわくちゃのヨナさんを看取ってくれ たのむ   なお正史

かなしいなぁ

がんばってif世界目指して火事とってかなきゃ……

エンチャント・ファイア

今日も火を点ける

変換まで放火魔に侵食されてる……

「わたしも、そんな遠くを考えるのはむずかしい。ヨナさんも、スカーも、遠くの行き先をみて飛べるひとたちはすごい」

「ふふ。相変わらず、アヴェルラさんは飛ぶことが中心ですね」

胸を張って「そう、わたしのいちばんまんなか」

他になにかあるかな?

特に思いつかない

こちらもこんなとこですかねー ハノンのあれこれには触れないほうがハノンにとって心安らかそうですし

そうかもしれないね……

じゃあシーンしめていきますね

「とと……」 クッキーが最後の一枚であることに気づき 「そろそろお菓子がなくなりそうですね。何か、食べたいもののリクエストはありますか?」

「お茶のおかわりが欲しい、です……」

遠慮がかたまってた

遠慮鉱石

ここは喫茶店だったか

です>喫茶店

「持ってきたから大丈夫です。ちょっとお湯だけ貸してもらって」 パスタとソースを取り出す

持ち込みだ!

友達の家で飲み会するときの後半戦のノリ

なるほどね

「すごい。シフラ、準備がいい」感嘆してから

「そして、それみたらパスタがちょっと恋しくなったかも。ナポリタンとか」

前チキンライス選んだので食べれなかったからね

「はいはーい。それじゃ、用意してきますね。シフラさんはキッチンに来ますか?」

「それじゃ遠慮なく」 >アイボリー

「じゃあ、案内しますね。こっちですよ」

「量は充分あるから大丈夫。ほら、地下だから湿気があるじゃない。
 で、この間厨房の手伝いに行ったとき、食材を入れる箱の下から乾麺が出てきて、
 まだ未開封の賞味期限前だったんだけど袋の中はもうカビだらけになってて——」

実際こうなった冷やし中華の乾麺を去年見た

というわけで女子会らしく食べ物のカビの話でしめていく

oh...

くさ

ひぇぇ

話題は一通り巡ったが、女子会はまだまだ続くようだ。
夜更け、窓明かりが落とされるまでは、もう少し時間がかかりそうである──。

というわけで『窓明かりの中で』はここまで

お疲れ様でした!

おつかれさまでしたー たのしかった

いやー楽しかった。大変にもふもふした

おつかれさまでしたー わーいたのしかった

お疲れ様でーす

楽しんでいただけてなにより

アヴェルラさんの反応がいちいちたのしかった

わかる

実際そばで聞いてると何言ってんだコイツみたいな感じあるけど

距離を置いてみるとそれなりに楽しいヤツなんですね

やったぜ アヴェルラ語翻訳(?)をがんばってよかった

アヴェルラ語

単語の八割が速度と位置情報に関するもの

低速麺(乾麺) 高速麺(生麺) 超高速麺(インスタント麺)

くさ

大草原

こう あんまり先の話は言わないようにはしているんですが

「今の」ヨナに話を聞きたかったら、ここが最後のチャンスになるかもしれませんね

へー

ほう

悔いの残らないようにがんばってね

が、がんばゆ……