《傾かざる赫の天秤》第三話・その1

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

2020/6/22

では赫の天秤第三話、初めていきます

まずはオープニングのマスターシーン(長い)から

【賑わうロンドン街】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

ホルス右翼、行政区にほど近い『クリューエ街道』は、無数の高層ビルがひしめき合う繁華街だ。
その大通りから少し外れた路地の片隅に、レストラン『アップルキッチン』がある。
紅の慈善財団が経営する店の一つで、従業員には数多くの元・保護レーヴァテイルが雇われているのだ。

近頃、紅の慈善財団は世間の風潮に抗い続けている。
──評議会の総選挙が近づき、政府はよりレーヴァテイルを絞ることで、より甘い汁を人々に与えようとしている。
レーヴァテイルが雇い主に殴り殺された、胎の膨れたレーヴァテイルが大量に廃棄されている、レーヴァテイルが仕事場に24時間拘束されている──
一昔、いや、二昔前であれば、それらは何もしなくてもニュースになっただろう。
今はそうではない。財団が嗅ぎつけ、しつこく騒ぎ立てるからこそ、問題になっている。

『普通の人々』は、紅の慈善財団を目の敵にし始めている。
財団メンバーを狙った傷害未遂が起きてからは、各地の施設の警備は以前より強化された。
しかし、店の客はさほど減っていない。──財団傘下の店を利用する者は、元々何かしら理念を抱えていた、ということだ。

(空いてたと思ったんだけど……)

慈善財団の食客、そして反政府組織・赫の天秤における重要人物の1人であるハノンもまた、アップルキッチンに訪れていた。
ここは秘密の輸送任務の中継地点となることも多く、お子様セットの種類が豊富だ。そのため、何かのついでに食べて行くことが多い。

豊富なお子様セット

『今日も輸送任務お疲れ様。そうだ、店の奥の席が空いてるから、このままご飯を食べていきませんか?

お代はこっちが出しておきますし、今日分のノルマは終わってますからね』

といった具合に、今日もアイボリーに席を勧められて、言われるままにボックス席を占拠したのが、つい先ほどのこと。
その直後くらいから、客足が一気に増え始めた。ちょうどそういう時間帯になってきたのだ。

「あの、お客様……よろしいですか?」

「ふぇっ、あっ、は、はいっ」

「他の席が皆埋まってしまいまして……もしよろしければ、相席をお願いしたいのですが……」

「え、え……」

ちょっと笑った

極端に人見知りするハノンにとって、他人との相席は鬼門だ。何も食べられなくなることは間違いない。
どうにか円満に断れないか、店員の後ろに佇む人影を見上げて──今度は、別の意味で言葉を失った。

「あの、普通に出直しますんで……無理に相席にしなくていいので……」

「だ、大丈夫です、どうぞ」

そう言ったのは、半ば反射的にだった。ハノンのその返事を聞いて、店員は忙しそうにメニューを置いて去っていく。

「あっ……ええっと、よろしく」

「よろしく、です」

長身痩躯の男はおずおずと対面に座り、帽子を外した。……今は武器も持っておらず、以前会った時ほどの威圧感はない。
だが、ハノンは緊張を張り詰めさせる。ガド・クリファ、この男に関して、アヴェルラたちは興味を持っているようだった。
ヨナから聞けたこと以上の何かを知らせられたら、褒めてもらえるかもしれない。

「……君は、ヨナのとこの子ですよね。話には聞いています」

「えっ、あっ、はい」

「俺とヨナは友達なんです。娘みたいに可愛がっている子がいるんだ、と……そう教えてもらいました」

彼のセリフから、その意図を汲む。彼は、『これが初対面』ということにしようとしている。
ならば、とハノンもそれに乗ることにした。

「そ、うだったんですね。……あの、ハノンです、わたし」

「俺はガド。こんな怪しいおじさんと相席になってしまって、すみませんね。
 お詫びに、何かデザートでも奢りましょうか」

「お、お構いなく! そんなにたくさん食べられないので……」

奇妙な緊張に包まれたまま、ハノンはメニューに目を落とす。どのお子様セットにするかは、何度来ても迷うのだ。
ハンバーグのやつにするか、オムライスのやつにするか、はたまたからあげのやつにするか。
セットドリンクにしたって、お茶にするかカフェオレにするか、はたまたオレンジジュースにするか。
ハノンは優柔不断な性質だが、単純にどれにしようか迷う工程は嫌いではなかった。急かされたりしなければ。

悩んだ挙句にハンバーグのやつにして、ドリンクはジュースを選ぶことにした。
ガドの方も注文は決まっていたようで、手早くチョコレートパフェと紅茶を頼んでいる。

「……甘いものだけで、大丈夫なんですか?」

「ああ、これから夜勤だから……おやつ程度に食べるつもりなんです」

「夜勤……大変、ですね」

「俺は慣れてますから。そうでもありません」

しかし注文したものの、店員たちは皆忙しそうにしている。この様子では、キッチンもおおわらわだろう。
少し長く待つことになりそうだが、その分この男の調査に費やせる時間が延びるということだ。

「……このお店には、よく来るんですか?」

「え? ああ……ここの紅茶は美味しいですからね」

「紅茶が好きなんですか」

「まぁ、一応。アイボリーさんが紅茶好きだから、傘下の店は紅茶に力を入れてるようですから、つい。
 家とかで飲む分にはコーヒー党なんですが……君は、紅茶は好きですか?」

「はい。今日はアイボリーさんもここに来てたから……良い紅茶が入ったのかも、です。
 ……さっき、パフェを頼んでましたけど、甘いものもお好きなんですか?」

チョコパフェにすればよかった!!!(数時間前に抹茶パフェをキメて来た人)

www

「あはは、まぁ……この図体でスイーツを食べてると、たまに二度見されますが……
 甘いものは、よく作りますし、食べますね。クッキー、ケーキ、アイスクリーム……」

「作るのもするんですか?」

「一人暮らしですから。食べたいものは、基本的に作る必要がありますから」

見た目に似合わず甘いものが好き。どちらかというとコーヒー党。料理もする。
……面白い情報ではあるが、重要かといわれれば否だ。
もっと核心に迫ることは出来ないか、とハノンは思考を巡らせるが、思いつかない。

料理が来るまで、まだ時間がかかりそうだ。なんとなしに、ハノンは店の入り口の方を見た。
順番待ちの客が居るのか、そこには人がわだかまっている。大変そうだな、とぼんやり思って──

『Nn i gaya exec missea en gyengyat yora......』

【災禍転生】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

瞠目したガドが立ち上がり、何かからハノンをかばうように立ち塞がった。
それと同時に、爆音が轟く。店内を豪風が席巻し、風圧の刃が床を座席を切り裂いてゆく。
巻き込まれた一般客たちの悲鳴が聞こえ、やがてシンと静まり返った。

「が……あぁ……」

すぐ近くから男の呻き声が聞こえて、ハノンは真っ白になっていた思考を復帰させる。何が起きたのか。

おそらく、攻撃された。ガーディアンかレーヴァテイルかは、ハノンにはわからなかった。
ハノンたち以外も巻き込まれた。これは赫の天秤を狙ってはいない──紅の慈善財団を狙っている。
ガドがハノンに覆いかぶさってかばってくれたが、ガタイの良い彼でも重傷を負ったらしい。
見えるのは床とガドの胴体だけだ。それ以外の状況はわからない。

ポーチからダークミラーを取り出す。テレポートを使用する際に、移動先の状況を確認するための道具だが、
この状態で店内がどうなっているかを確認することも、ハノンには可能だ。

「……!!」

客席は──どの客も傷ついて倒れている。
泣き声を上げている者に、目出し帽を被った人間が駆け寄って、手に持った棒で頭部を殴打した。声が聞こえなくなる。
ハノンは身を縮こまらさせて、覆いかぶさるガドの巨体に自分が完全に隠れるようにした。
──テロだ。紅の慈善財団が、レーヴァテイルを庇護しようとする動きが、テロの対象になっている。

あえかな声で呪文を唱えて、厨房に視界を移す。そこには、目を覆いたくなるような光景が広がっていた。
アイボリーが床に倒れている。頭から血を流している。目出し帽の人間たちが、彼女を縄で縛ろうとしている。
厨房に居た他の店員たちもまた、ぐったりとして倒れている。動けそうな者はいない。
縛り上げられたアイボリーが、引きずられて運び出されようとしている。

「……に、げろ……おとな、に……しら、せ……」

警察に通報。いや、ダメだ。今の警察がレーヴァテイルのために真面目に働いてくれるとは思えない。
ヨナや、スカーに知らせる。これは必要だ。だが、その前にアイボリーを助けなくては。
ハノンは意を決して、ガドの庇護の下から這い出た。
出来るだけ気配を殺したまま、テーブルの上のカトラリーに手を掛ける。ナイフ、フォーク、何でもいい。

「ピーちゃん……勇気を、分けて……」

帽子の中に籠っている自らの護が、きぃと控えめに鳴く。その声を合図に、ハノンは手の中のカトラリーをテレポートさせた。
移動先は、ダークミラーの中に映る目出し帽の人間の頭上。

頭上から降り注ぐナイフとフォークの雨に、敵は混乱してアイボリーから手を離した。
その隙を突いて、今度は自分がテレポートする。アイボリーのすぐ近くに降り立って、彼女にしがみつく。

「アイボリーさん!!」

そのまま、今度は直感のままにテレポートをしようとする。ここではない、どこか安全なところへ。
だが、最後の転送が実行されるより早く、目出し帽の一団は体勢を立て直してしまった。

「ちっ、まだ意識のあるヤツが居たのか! 邪魔だクソガキ!」

「……!!」

アイボリーにしがみつく腕を蹴飛ばされ、ハノンは床に転がった。
そのまま腹を勢いよく踏みつけられて、悲鳴が潰れる。銃声と同時に、右肩が燃え上がるような痛みに襲われた。
出血とショックのあまりに身体が麻痺する。失敗した。立て直せない。アイボリーが連れ去られる。
自分もこのままでは──

 ===フラグ『信念と誇りを一つずつ』による世界線変動===

「おい」

【不遜の悪魔】

from メギド72 music collection vol.4(寄崎諒)

地獄の門の向こうから響いてくるような、恐ろしい声だった。
その覇気に、目出し帽の人間たちは一様に彼を見る。
背に負った傷から血を流し、壁にもたれかかりながらも睥睨する男の姿を。

「……今すぐ、彼女たちを解放して、立ち去れ」

「はぁ? ……なんだ、1人か。ちっ、手負いの人間1人に何が出来るっていうんだ」

「さっさと黙らせろ! これ以上手間取るわけにはいかん!」

「……それが、答か」

ガドは徒手空拳のまま身構える。対する目出し帽の一団は、銃に警棒にめいめいの武器を取り出す。
1対4、数の差は圧倒的だ。それでも、ガドは先手を打った。

ハノンを踏みつけている男に駆け寄り、回し蹴り。そのリーチの長さにものを言わせて、他3人からも間合いを取らせる。
回し蹴りをかわしてよろめいた男に、追撃の拳を打ち込む。警棒を持つ腕をへし折る勢いで殴り、武器を落とさせた。
だが、その隙に他3人がガドの背後を取る。背中に銃弾が撃ち込まれるのを、身をひねって間一髪回避する。
しかし回避の隙を突いて、ナイフを持った男が懐に飛び込む。ガドはすんでのところで相手の利き手を掴み、刺突を止めた。

強くて草

キャーカッコイー!

キャーガドさんステキー! フラグによる世界線変動がシステムメッセージ的に明言されるの、めちゃくちゃ胸熱ですね すき……

「……なぁ、なんでこんなことをするんだ?」

「聞かれて言うとでも思ったのかよ……! クッソ、なんだこの馬鹿力!?」

「おいしいご飯を食べに来たレーヴァテイルたちを傷つけ……
 ここで働いていたレーヴァテイルたちをも殺傷し……
 助けに入った善良な子供すら踏みつけ……この行いには、それ程の価値があるのか?」

「なら、そのクソ人形どものために死ぬお前に、価値があるってのか? あぁ!?」

再び銃弾が放たれる。ナイフを止めるため動けないガドは、弾丸を左腿に受けて深い裂傷を負った。
だが、ガドは崩れない。万力の握力に怯んだナイフの男が、手首を折られる前にガドから離れる。

「……ニンゲンに価値などない。俺も、お前にも、等しく、平等に。
 その現実を直視したくないあまりに、かつては異民族を、今はレーヴァテイルを支配して、価値があるかのように装う。
 ずっと昔、世界がこの塔だけになる前から、連綿と続いてきた、無価値な食物連鎖だ……」

「な、何をごちゃごちゃ言ってやがる……」

「……こいつ、頭がイカれちまってんじゃねえのか」

「なんだっていい、さっさとヨナのダッチワイフを運び出せ!」

目出し帽の男はガドへの対処を打ち切り、再びアイボリーを持ち上げようとする。
その瞬間、今にも倒れそうなほどにふらついていたガドが、信じられない瞬発力で跳ねた。
アイボリーを運ぼうとした男に組みつこうとしたのを、割って入ったナイフの男が牽制する。
キラリと突きつけられるナイフの切っ先。動こうとすれば傷つくことは避けられない。

*ケツイ

「動くな! 刺すぞ──ああっ!?」

しかし、ガドは動いた。
突きつけられたナイフを腹に沈ませながら、アイボリーを引きずろうとする男の肩を掴む。

「彼女を放せ。アイボリーさんには、お前たちや俺なんかとは比べものにならないほど、価値が有る……
 ヨナは……アイボリーさんは……俺の親になってくれるかもしれない人たちなんだよ……
 早く放せ、そして立ち去って、2度と俺たちに関わるな……なぁ……何でだよォォォ!!」

ああ、こいつ……こいつ、イカレてるわ

信頼のおける、セリフだ……

ごぼっ、と血を吐きながら、鬼の形相で叫ぶガドに、男たちは流石に気圧されたようだった。
真っ先に混乱状態に陥ったナイフの男が、ガドを必死に蹴り飛ばす。

「うわあああっ!!」

何度も何度も蹴られて、ようやくガドは手を離し床に崩れ落ちる。傷から流れ出た血が、床に広がってゆく。
まだ息はある。だが、動けるような状態ではなかった。──そこまでして、男たちはようやくハノンの姿が消えていることに気づいた。

「おい……あのメスガキはどこに行きやがった」

「誰か見てなかったのかよ!?」

「……あのこどもなら、きえました」

目出し帽の一団の中で、唯一これまで沈黙を保っていた女が、ハノンが居たはずの場所を指差す。

「さっきまで、そこにいて、きゅうに、きえました」

「はぁ……? なら、何で止めなかったんだよ!?」

「よく、わかり、ませんでし、た……
 ひっ、ああ、うわあああぁぁぁぁっ!! おうちかえしてえええええっ!!」

女は急に赤子のように泣き出す。男たちは舌打ちをした。

「あいつもそろそろ『寿命』だな……クソ、金さえあれば、あんな使い古し!」

「まぁ良い、ガキ1人逃したくらいなんだ、計画を続行するぞ──」

「ふ、ざける、なあああああぁぁぁぁ!!」

倒れていたはずのガドが、ナイフを片手に吶喊する。
自分の腹に刺さっていたナイフを振りかざし、遮二無二飛びかかる。
精細さを欠いた一撃、しかし不意をつかれた男の肩を刺すには十分だった。

「ぎゃああッ!?」

「コビトミ!? くそっ、この野郎!」

銃撃がガドの頬肉を削ぐ。別の男がナイフを取り出し、ガドの背中から急所を狙う。
しかし、常人ならばとっくにショック死しているほどの傷を負っても、ガドの狂乱は止まらない。

「ふざけるな……ふざけるな……ふざけるな……ふざけるな……ッ!!
 これ以上何を求めると言うんだッ!! 女を、子供を、レーヴァテイルを喰らい尽くして、まだ足りないのかッ!!
 返せ……貴様らが生まれながらに奪っていった全てを返せ……! あの子たちの命を返せよォッ!!
 ふざけるなッ……何でだ……何でだよオオォォォッ!!」

「うわああっ!? このゾンビ野郎……!!」

なんかPLのケツイ高まってきました

ガドさん、涙が!

最早目出し帽の男たちからも余裕は失われ──取っ組み合いの果てに、誰かのナイフがガドの胸板を貫いた。

「ぎゅぶっ……あ、あァァ……
 ……ゆ、るせ……ヨナァ……ごぼごぼ……」

ついに、ガドは倒れる。滅多打ち、滅多刺しの姿で転がる姿は、紛うことなきただの屍。

【災禍転生】

「やべぇ……人殺しちまったよ、だ、誰だよ、殺したの……」

「ひ、1人くらいならまだなんとかなる! 予備の麻袋があるだろ、そいつに突っ込んで隠しちまえ」

「時間が出来次第雲海に投棄だな……オーケー、その作戦でいこう」

「そうだ、時間だよ、コイツのせいで大分手間取っちまった……
 サツには話通してあるとはいえ、あんまりモタモタはしてらんねぇぞ」

レーヴァテイルはヒトじゃないもんね…ヒィ

胸を刺されたときに口から零れる音の解像度が高い……

は、え、死んだ……

荷物になったガドを、目出し帽の男たちが袋に詰めて、アイボリーもろとも運び出す。
裏口から出ていく一団を見咎める者は、誰もいない。

そして『アップルキッチン』の中には、倒れた客と店員たちだけが残された。
だが、厨房の奥、業務用冷蔵庫の扉が、不意にひとりでに開く。

【誰もいない町】

from DELTARUNE Chapter 1 オリジナルサウンドトラック(Toby Fox)

「……!!」

かじかむ身体で這い出て、マリアはあたりの状況に閉口する。
危険を察知して、咄嗟に手近にあった冷蔵庫の中に隠れた彼女の判断は、結果的に彼女の命を救った。
だが、彼女以外の者は。

「Rrha yant gagis presia aulla eux, presia, Presia!!」

非常事態に備えてダウンロードされていた、治療用ヒュムノスを起動する。
すると、範囲内で倒れていた店員たちは、各々うめき声を上げて意識を取り戻す。
だが、すぐに動けるのは依然としてマリアのみだ。

「ど、どうしよう……どうすれば……」

わからない──そこで、最初に慈善財団に保護を受けた時、アイボリーに言われた言葉を思い出す。

『困った時は、私かヨナにどうしたらいいか相談してね。一緒に考えてあげますから』

そこからは迷わなかった。体は震えていたし、涙はずっと止まらなかったけど、店備え付けのテレモに駆けつける。
通話先は、もちろん──

「も、もしもし、ヨナさんですよね!? 緊急事態です!
 アイボリーさんがさらわれて……襲撃を受けたんです、武装した集団に!
 それで、お客様もアイボリーさんも捕まって、どこかに連れていかれて……
 ば、場所はアップルキッチンです! スタッフもみんな怪我してて……ど、どうすればいいですか!?」

めちゃショックを受けてる

ガド君……? 嘘だよな……?

まだ医師による診断を受けてないから死んでないでしょ()

モノローグ君が屍って……

い、一時的なショックかもしれんし…(震え声)

ただの屍って強調してるから逆になんかあると信じている……()

【injustice in justice】

from UNAQREIA ORIGINAL SOUNDTRAK(daph)

「………………」

マリアからの連絡を受けたヨナは、まずその内容の理解を脳が拒んだ。
意識が外界から閉ざされそうになる中、マリアの言葉を何度も反芻し、どうにかその意味を飲み干す。

「なんの連絡ですか、ヨナさん?」

「……少し、待ってください」

頭の中が真っ白になりそうだった。良識だとか外面だとかを投げ捨てて、今すぐ絶叫したい衝動に駆られた。
だが、彼はそれをぐっと抑え込む。一つ、深呼吸。

 ===フラグ『天秤と財団の絆』による世界線変動===

「まずは、負傷したスタッフと利用客の救護を。僕も今からそちらに向かいます」

出来るだけ穏やかな声音で、安心させるように言い聞かせて、一度テレモを切る。
そして、目の前のテーブルに着いている財団メンバー──全員、財団の表の顔しか知らない──の顔を見回す。
ヨナの様子から、異常事態の発生を皆勘付いているようで、彼らの顔には緊張の色が浮かんでいた。

「アップルキッチンが武装集団による襲撃を受けました。
 僕の妻、アイボリーが誘拐され、スタッフや利用客も多数負傷しているようです。
 緊急事態発生のため、今日のミーティングはここまでで中止とします。
 僕はこれより現場に向かい、アイボリーの奪還のために動こうと思います」

「なら、アタシたちも──」

「貴方がたをこの危険な事態に巻き込むわけにはいきません。財団メンバー全てが標的にされる可能性があります。
 ただ、そうですね、もし、それでも僕に協力してくれるというのなら……」

窓の外を見る。もうすっかり陽は沈み、星々が瞬き始めている。

「警察に連絡を。僕1人の通報だけでは、動いてくれない可能性がありますが……
 複数人でしつこく呼びかければ、動いてくれるかもしれません」

「標的になってるのはヨナさんの方でしょう? 一番危ないのはアナタじゃない!」

「確かにそうですが、これでも僕は紅の慈善財団の会長です。
 ……大丈夫、単独で敵地に突っ込むような真似はしませんよ。
 一刻も早くアイボリーを助けられるよう、どうか警察への通報を、頼みます」

サフィールたちはまだ何か言いたそうにしたが、有無を言わさぬヨナの覇気に、ただ言葉を飲み込んだ。
そしてヨナを引き止める代わりに、サフィールは不敵な笑みを浮かべてみせる。

「……そういうことなら、お願いされてあげましょう。何、クレームをつけさせたら、アタシの右に出る奴はいません」

「いよっし、ヨナさんの為だ、死ぬ気で騒ぎ回ってやるぞ!」

「誰がなんと言おうと、義は私たちにあるんですからね……!」

色めき立って立ち上がる仲間たちに頷いて、ヨナは一足先に会議室を出て走り始めた。
走りながら、テレモでハノンを呼び出そうとする。
しかし、いつもならすぐに出るはずの彼女は、今日は数分経っても応答しない。
やがて向こうから聞こえてきたのは、ハノンではない声だった。

『どなたですか』

「こちらヨナです──アナタは」

『……“ハノンの親友”です、簡潔に伝えます。ハノンさんは意識不明の重体、テレポートには頼れません。

彼女が気絶する前に、おおよその事態は聞きました。アナタは今どちらに?』

「アップルキッチンに向かう最中です。『柘榴茶屋』で待っていてください」

『承知いたしました』

これは通常のテレモ回線である故に、記録や傍受をなされる可能性がある。その為、言葉は慎重に選んだ。
こういう時に『ハノンの親友』を名乗るのは、レイヤであると決まっている。
アップルキッチンのすぐさまの人払いは難しい。その為、赫の天秤との合流地点には別の場所を指定する。
詳しくは合流してから話そう──そういうふうに、意思を伝え合った。

ハノンも巻き込まれた。新たな悲劇に、また激情が溢れ出しそうになる。
ヨナは奥歯を食い締めながら、事件現場まで一目散に駆けていった。

というところでマスターシーンは終わり

遮二無二安全なところでレイヤさんのところ。愛ですね…

アップルキッチンとアイボリーさんは当然覚悟してたけどガドさんとハノンちゃんが死角から来てメチャ動揺してる

はい。

まぁ見てなって

この後は「一方その頃」って感じのPC交えてのオープニングになります

状況としては、食堂でPCたち(とたくさんのNPCたち)がご飯を食べてるところで〜 って感じです

ういっす

【追放アッパーグラウンド】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

──近年、赫の天秤の構成員の数は如実に増えていた。
大きな食堂も、食事時には大分手狭に感じられるようになり、近々拡張工事を行おうかという話も出ている。
そして今、多くの構成員が食事をとる最中に、君たち4人も混じっていた。

「工事するなら、ボクたちの出番かなぁ……規則的な破壊、破壊、破壊……」 なんか目が死んでる

「……ちょっと、大丈夫なのかコラ」

「ちょーっと欲求不満なだけー……」 とか言いつつスプーンがほっぺに刺さってる

「ちゃんとご飯食べてる……?」

適当にご飯食べてる的なRPしてください フレアとかロンディーネとかチヴェッタとかいます

というわけでね アヴェルラさんまわりの名前付きモブをネームドNPCとして出すことにしました ありがとうございます

キャラ立ちがもりもり

キャー!ロンディーネー!チヴェッター!こっち向いて—!(ということになりました こちらこそありがとうございます)

「…………食事…………」スプーン片手にじっと皿を眺めている

「アンタもちゃんと飯食えよコラ。背ぇ伸びないぞ?」>RT77

「当機の身長は製造後2.457㎝のみ成長しています。故に、食事をとることが効率にたけているとは限りません」

細かく身長が伸びた

なるほどね

「ンー? まぁそりゃ、畢竟オレらにとっちゃ食事は余分だけどよ、気持ちの問題ってやつだオラ。
 栄養あるモンいっぱい食べて、しっかり体を動かす! そうすると気持ち背が伸びる気がするぜ、なぁチヴェッタ?」

「そうかなぁ……」

「気持ち。潜入作戦には不要では? 任務効率に対して、当機は身長の高さが優位に働くとは」

このあたりで適当にだれか口にご飯突っ込んでください

PCのだれかたのみます

それじゃ突っ込もう

これは完全にアヴェルラちゃん

RT77「隠密任務に身長いらなくね????」

いざやりあう時には体格あった方が良い論もなくはない

ここでRT77の力を見てみましょう

はい

おっそうだな

「はい」スプーンですくったオムライスをナナの口に突っ込む「身長はともかく、『こころの栄養』がだいじ。

おいしいごはんを食べると、たのしくて、気分がよくなる。そしたらおしごともはやくできる。でしょ?」

「おむぐむぐ。アヴェルラ、素早い」

おむぐむぐ

思いますで口に突っ込まれました

かわいい

「”はやい”理論。むぐむぐ」

「頂けるものは頂いておきましょう。食べたい時に食べられないのも辛いですしね」

「そゆことそゆこと。お腹が減っては爆破が出来ぬっていうし」

「むぐ。……ん、食べ終わった。ごみを片付ける」

「いってらー」

「うんうん。……わたしは『10秒チャージ』もおいしくてはやくていいと思うんだけど」チラッとロンディーネに目を向けて

「アレな! 忙しい日にはうってつけだぜ。もっとも、アレだけってのも健康に悪いがコラ」

「だからって、『ながら運転』はしないでよね……」

「えー。一緒にしたほうがはやいのに」 >チヴェッタ

「危なっかしい運転、見ててヒヤヒヤするもん。そりゃ、アヴェルラくらいの腕前なら、その程度で事故らないって知ってるけど」

「そう? チヴェッタがいうなら、これからはちょっと気をつける」と言いつつ腕前を信頼されて嬉しそう

フリッパーながら運転…

ながら運転、してるかしてないかで言ったら低速(アヴェルラ主観)での輸送中なんかはたまにしてると思う

なるほどね

無事故ならヨシ!

www

ロンディーネとチヴェッタが現実でウレシイ……

そんなところで、食堂の扉を慌ただしく開く者がいた。
彼女──アンジェラは、肩で息をしながら視線を集める。

【Pretty】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

「食いながらで良い、聞きなィ! ニンゲンどもがヤりやがッてィ!
 ハノンが殺されかケてェ、アイボリーのヤツが誘拐されたとヨ!
 治療詩魔法が使えるヤツ、戦えるヤツ、足の速いヤツ、あとテル族はわたくし様と一緒に来てくれィ!」

「行く」

「ハノン嬢が……ふむ、拠点ごとヒトを焼いても報復とするなら文句もないでしょう。もちろん行きますよ」

(PCたちに手を上げてほしい)

うーん

言葉が出てこない

地の文で「ついていきます」とかでも良いですよ

いやそういう系じゃなくて

PCとしては行くんだろうなと思いつつPLとしては行きたくないモード入っちゃってる感じ

あらま

オープニング現場突っ込むわけだしなぁ…

あ、この後すぐに行くのは医務室です

あー それならまあ

(探索パート入ったらまぁアレだけど)

「……オイコラ、マジか? ハノンってあのちびっこい白い子……」

「……なにがあったの?」

「詳しい説明は、後でまとめてやらァ。今はトニカク、ハノンが重態、治療の人手が要るってコトでィ!」

「……」 ひとまず席を立つ

という感じで

「……!ハノン、それに、アイボリーさんも……」動揺するも一回深呼吸して「行く」

「一応、ボクも。戦えなくはないし」

「……足が速いかは別として、ロンディーネとアヴェルラが行くなら、あたしも」 すっく

「ヨシ、根性あるおまえ様タチ、こっちでィ!」

君たちの他十数名が、アンジェラと共に薄暗い廊下を駆け始めた。間もなく、目的地に到着する。

なんだかんだで設備の充実した医務室には、真っ青な顔で横たわるハノンと、交代でヒュムノスを詠唱し続けるスカーとイナミの姿が見えた。
隣のベッドにはレイヤとビャッコが腰かけており、2人の腕には針を刺した痕がある。

【まつろわぬ四冥王】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

「あ、皆さん! 呼んできてくれたんスね!」 ちょっと疲れた顔してる

「無理すんじゃねィゾ、イナミ。さておまえ様ら、一つずつ説明するかンナ、耳ィかっぽじってよォく聞いとケ。
 ……見ての通り、ハノンが怪我をした。財団施設を、ドコのダレだかわからねィクソどもが襲撃し、コイツはそれに巻き込まれたって話でィ。
 でダ、一番重要なのァ、アイボリーのヤツが誘拐されたらしいってことダ。この事はヨナのヤツも把握してるんだナ?」

「ええ……ハノンさんのテレモに、ヨナさんからの連絡がありました。彼も既に動き出しているものかと」 ハノンの護を膝の上に座らせている

「きぃ……」

ピーちゃんかわゆ

まぁ今の所赫の天秤側が把握してる状況はここまでです

はい

それ以上の状況を知るにはヨナと合流するなりが必要

了解です 反応とりあえずなしかな…… ヨナさんと合流してから詳細詰めたい

了解 こちらも同様かな

「……我輩は、この件に関し、ヨナを救援しようと考えている」 詠唱が一旦途切れ、顔を上げる

「主公……ハノーネーシュの容体はどうなので御座るか」

「小康状態には持ち込めた。だが、失血が酷い……レイヤとビャッコの血は合わぬようだしな。
 アンジェラ、引き続き治療詩魔法の詠唱を。
 それから、テル族も。輸血出来るならした方が早い、検査を受けてほしい」

「あいヨ」 ハノンの枕元に立ち、詠唱を開始する……

テル族指定はそれか

です

ヴラさんと血液型合うかは適当に決めるって台本に書いてある

合っても合わなくてもハノンの生死に影響はないので安心してください

ガドが身体を張った時点でハノン生存は確定してるので

流派違う時点でほぼ別種だから厳しそうだねのキモチ

そうわね……

まぁ検査だけはするというていで

「それでしたら」前に出て検査待ち

「ちょっとちくっとするッスよ」 ヴラクトゥアスから採血して、検査にかける。……が、やっぱり合わないようだ

「……ダメみたいッス。ご協力感謝するッス」

「いえ、お力になれず」戻り

「ヒュムノスでどうにかするしかないようだな……」 ふぅ、と一息吐き

「……我らの規模が大きくなっていて良かった。ハノンの治療、事態の究明、両方に人手が割ける」

【陰世交わる断崖】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

「ヨナとアイボリーは、表社会に生きる者のうちでは貴重な、我らの理解者である。
 その片割れを奪わんとする暴挙、ハノンをも殺さんとした悪意、決して捨て置いてはならぬ邪悪よ」 一旦間を置く

「……初めに赫の天秤を結成してから、否、それ以前から、レーヴァテイルを守ろうとする者は、常に嫌悪と無理解の逆風に晒されてきた。
 それらのために我らは冒され、辱められ、殺されてきた……我らは力も団結も奪われていた。
 しかし今、我らはこの穴蔵に集い、絆と力を育んできた。今の我らには力が有り、組織が有り、そして同じ志を持っている」

立ち上がり、一際低く響く声で

「今こそ! 我らの集った意味を証明する時である。
 レーヴァテイルを害すニンゲンどもを許さない、その意志を示すべき時だ。
 まだ本格的に事を構える時ではない、しかしヨナに手を貸し、彼を助けることによって、
 ニンゲンどもは思い知るだろう──レーヴァテイルをこれ以上踏み躙ることは許容され得ぬのだ、と!」

ひとまずここまで

演説かっこいいなぁ

しかしどうしてもバルマムッサが浮かぶ……うーん

しらべた なるほどね

「演説は医務室を出てからにしてもらえないでしょうか……」 ハノンの様子を見ている

「む……すまない。我輩としたことが」 声量を落とす

さすがにここでやるとけが人を利用してる感が大きいよ ってことで

そうわね。

シフラさんの正論パンチ

異を唱える力、つよい…大事…

「私も手伝います。疲れたら交代しましょう」 >アンジェラ

「オ、ソイツはアリガテェが……ボス、人員の割り振りはどうすンでィ」

あれ もしかしてすぐ探索側出発のつもりだったか

ちょいミスったかも

ですね まぁこっからなんやかんやする

「この状況下、時間は一刻でも惜しい。ハノンの治療に専念したいのは山々だが、それきりにかまけてもいられぬ。
 そうだな……まずアヴェルラ、ロンディーネ、チヴェッタ。ハノンが倒れた今、其方たちが頼りだ、戦力になる者を運んでほしい。
 戦える者、調査や小細工が得意な者は、実働部隊となり此度の事件の解決を目指せ。
 付いて来れない者のうち治療詩魔法が使える者は、ここに残りイナミ共々ハノンの治療にあたれ。
 戦えない者、治療も出来ない者は、アジト内にて緊急事態を周知せよ。戦力になる者が居れば、我輩の元に向かうよう伝えるのだ」

(PCたちには実働部隊になってほしい)

えーw

条件に照らすと完全に治療側になる件

戦えるでしょ!!!

なにを仰るトドメ役

「そういうことなら、わたくし様という戦力を使わにィ手はねィよなァ!?」 満面の笑顔

「ん、わかった。みんなを連れてって、アイボリーさんを助けにいく」

「戦えはしないけど……運ぶのだったら大丈夫、任せて」

小さいェが三連発

ほんとだw

ほんとだw

「OK、オレもやってやろうじゃねぇかコラ」

「……調査であれば十八番に御座る」

調査や、小細工が得意……???????(RT77の顔を3度見する)

戦えるもの判定でしょ、そりゃw

「戦える者」ってくくりでたいていのデータ持ちはざっくり当てはまる……

そうわよ。

その実働部隊ってのが探索をやるんだろうと思うけど

です

そのまま戦闘に入っちゃう感じです?

んーっとね 詳しくは探索フェイズで説明するけど

まず探索フェイズでは最大3つのチームを作ります それで犯人の行き先を突き止めます

はい

で、突き止めたら、戦闘にはPC4人+αで挑みます

(探索チームとは別)

ふむふむ

つまり探索パーティと戦闘パーティは関係ないと

ですね

了解

それじゃここからが相談なんですが

探索参加せず治療に回っていい?

それで探索不参加とかいわれると対応しづらいんですが……って言われてた

うん なのでほかのPLに相談ということです

冒頭の件がなくてもこの流れだとシフラとしては治療に入りたい感じ

探索フェイズ中なにもできないのは承知の上です

それやると、探索フェイズ中ほんとに何も出来なくなりますし、戦闘に入る時の流れにも持ち込みにくくなる……

戦闘に入るところかー……

んーーーー

治療に回るということはアジトに残るということで

いったん戻ってくるとかじゃないなら確かにそうなるよなあとは思ってた

となるとわざわざアジト残留組を呼び寄せる必要性が薄くなるんですよね

探索パーティと戦闘パーティが関係ないって確認したのはそのへんの都合だったんだけど

うーん やっぱり難しいか……?

まぁ GMとしては非常に難しいですね……

了解 しょうがない

すみません

その場合だとどうしようかな

「命令」をもらえると動きやすいかな ただし命令を出した人への信頼はちょい減る

あとはなんだろ

じゃあイナミでちょっとつっついていい?

おっと了解です

「……シフラさん、シフラさんはどうするッスか? 治療に回るんスか?」

いったん「もちろん」って答えて大丈夫です?

どうぞ

持って行こうとしている流れとしては 「多分アップルキッチンにも怪我人いるらしいし、そっちを助けたりしてほしい」的なアレ

了解 それじゃその流れでこっちも質問するかも

「もちろんそのつもり。ほうっては置けない」

「そッスよね……けど、そのぉ、憶測なんスが」 ハノンの顔色を見て、

「……これだけの怪我、他にも巻き込まれた人が居ないって、思うッスか?」

「それは、財団のどの施設が襲撃されたかにもよると思うけど。どこなの?」

「ハノンちゃんは、アップルキッチンって言ってたッス。レストランッスから、多分、お客さん大勢来てたと思うッス」

「……時間は? 今さっきのこと?」

「テレポートで逃げてきたから、多分そうッス」

さっきの食事時ってのは昼食かな

夕食どきですね 17時後半くらい

あれ 違った

確認しといてよかった……

あぶないあぶない

ガドは夜勤のためにおやつ食べにきてたし

この問答終わったあたりで今日は終わりにしますね(時間)

夜勤っていっても15~翌9時とかもあるし……

ええ……

それは時間半分にしてあげて…

「なるほどね。ただ、それだとすると、
 当局もいれば野次馬もいっぱい来てそうだけど、大丈夫かな」

「そこは自分にはなんとも……」

A.あとでヨナが大丈夫にしたり杞憂だったりします

「ともかく、詳しい状況は分からないのよね?
 だから、まだ救援が必要かどうか、行って見てみること自体は構わない。
 ただ、それでハノンの治療が手薄になるなら問題だけど……」 周囲を見回す

「自分の他にも、戦えないけど治療できるって人は居るッスよ」

というわけでモブさんが手を上げてくれれば

待ってね今雑ネーム考えてる

ちょい面倒かけてすみませんね

「うんうん」 まだ10際前後の外見の女の子

「治療ヒュムノスだけなら、って子は結構多いのよ」 線の細い女性

「そういうことなら、私はどちらでも」

わかりやすい

治療する ロキソニン

なるほど

GMってばすっかり雑ネームの虜になって……w

しょうがないね

という感じでOKです

「だったら、自分はお願いしたいッス。ハノンちゃん、レイヤさんに保護された時、わんわん泣いてたんス。
 アイボリーさんが怪我してる、ガドさんが死んじゃう、って……ガドって誰ッスかね?」

こんな感じで

では今日はここまで! キツイ展開だったのはすみませんね

卓中は沈んでて反応できなかったけど 10秒チャージ面白かった

スピードうらないがどうでるのかほんと楽しみ

いぇい やったぜ。

スピードうらない、どうなるんでしょうね 私もたのしみ(RPするのは自分だが???)

下手したら「重いものを持ち上げる」みたいな判定を占いで別の能力値に振り替えて……みたいなこともありえる

カオスの予感!

ナントカ固定してフリッパーで上から吊り上げたいですね? >重いもの

そりゃ確かにVボード使うわな 言われてみれば

最終的に「フリッパーで飛ぶこと」に全てを関連づけることで打開策を見出したり見出した気になったりするスキルなので 普通に飛んで解決することもままあると思う それもまたスピードうらない

w

あとRT77Gさんの身長の件 微妙過ぎるw

身長わかる 小数点下3桁www

成長期が行方不明

まぁとはいえ コアメンバーが全員冷静でなくなると破綻にまっしぐらするというのは 本当にその通りで

正史ルートはそういうことだろうなーって妄想してる

w

それでもヨナが元気ならブレーキ踏んでくれるんですけどね そういうことですね はい

(嫌な予感しかしない件)

嫌な予感が現実にならないように頑張ってね

よく考えてみれば ヨナさんが天秤の意思決定にそこまで絡むのだろうか……?

普段はそこまで関わらないけど、仮に「アカン!」な作戦が動きそうになったら、「いやそれはアカンでしょ」って説明しに行くし、理にかなっていればスカーもそれを聞き入れはします

ほうほう つまり、決定前の作戦の内容を知ることができる立場にいると

今天秤で行われてる大体の作戦はヨナの支援ありきですからね……

支援といっても金銭的な支援だけならあまり関係ないわけだし

いずれにせよ意外と深いところまで関わっていると

なるほどね

ですね

作戦立案段階では情報面の支援をやってる事実が効いてそうなイマッジョ

そんな感じ

ガドほどがっつり自覚してスパイしてたやつはガドくらいだったけど

それ以外にも浅いとはいえ自覚のないスパイになってる「友人」は居ると思います

[メイン]シフラ:先ほど『非対称性』とおっしゃっていましたが、首領のような慎重な方が

[メイン]シフラ:わざわざ弱みを握られるような関係を、どうして今まで続けていたのですか?」

[メイン]スカー:「そうせねば我らは立ち行かないからだ。……物資、資金、作戦実行の補助……ヨナの助力なくしては、我らがここまで勢力を拡大することもなかったであろう」

あったこれだ かなり弱み握られてますね……

そうね。 ヨナが裏切り者だったら大惨事だよ 本当に

w

人間ガチャSSR 『気合の入った紙一重』ヨナ・ユリシス

アヴェルラさんにも合いそうなテキスト

GMのいう「気合の入った紙一重」、私的には

「過去によって生来の性質が喪失されなかった、あるいは何らかの性質の喪失を意志によって克服した」という個人的解釈でいるので、

その解釈でいうと多分アヴェルラはそこそこ気合が入っているほうです

解釈合っててすごい なるほどね

いぇい やったぜ。

環境によって性質や優先順位に多少の変化は生まれたんですけど、アヴェルラ語で言うと、

それらは「積荷」にした感じですね そう解釈し直していくことによって紙一重のこっち側に来た感じ

なるほどですね。

それを一言でいうと「スピードうらない」になるのだいぶ胡乱(自業自得)

うろんげですね……

でもまぁあの女子会の中でそういうことなんだなって自PCのことが見えてきたところもあるのでそれ自体は正しい……正しいんだけどうろんげですね……

今度の女子会はロンディーネさんやチヴェッタさんも含めになるかな?

いぇい 二人の参加もたのしみにしてるね

ちゃんとアイボリーさん指揮のもとで営業再開したアップルキッチンとか、実は他所にあったn号店とかで開催できるようにがんばるね……

^^

2020/6/25

今回は探索パートの説明までやれたら御の字かなってくらい ルールが長くなったので……

なるほど

ヴォー

【陰世交わる断崖】

RPのやり残しなければ次のシーン行きます

前回は中途半端なところで切ってしまったので

あればお気軽にどうぞ

ガドさんの名前出たから反応ある人いるかも?

こちらはひとまずこの流れからはRPないです

イナミちゃんスルーはよくないけど説明…?ってなるな…

こっちは直前までしばらくしゃべってたので他の人任せた

むう 悩みどころです

一言言っておくか

どうぞどうぞ

「あの男が……?」

「あれ、ご存知の方なンスか?」

内通者の名前までは全員に共有されていない

「ヨナ殿側の人です。以前の作戦でお会いしたので」

「肯定。知り合い。……死……」

「そ、そうだったんスか!? ……それはますます心配ッスね」

「…………」目を細めて口を閉じる

「重傷者が現場に一人は確定しましたし、急いだ方がよさそうですね」

まあ店にはいないんですけど…

そうね。

目を細めた理由:心配かといわれるとそこまで興味はないけど知り合いが死に近づくのを聞いてすこしもやっとした

ああ〜〜〜

いいぞー成長が見える

「お願いするッス。自分は、ハノンちゃんをしっかりお助けするんで」

「ん。イナミ、頼んだ」

「うん。あのひとは死ぬと困る。それに、ハノンとあのひとの距離、近づいたように見える言い方。なおさら死ぬと困る」

「おねがい、イナミ。リョースとロキも。ハノンをよろしく」

「かしこまりッス!」 努めて明るい顔で

最初の困る、は天秤の状況的に。二回目の困るは『ハノンとガドさん仲良くなってたりすると、ハノンが泣きそうでやだな』です

ああ〜〜〜〜〜

既に泣いてる?そうですね……でも取り返しがつく分にはナントカなるので……

「……ダイタイ意思は決まったようデナ。ボス」

「……うむ。では、治療チームはハノンの元に。非戦闘員はアジト全体への周知を。
 アジト自体の守護も疎かには出来ぬ。幸い、守るだけならば我輩の得意分野だ。我輩と数名が残り、アジトを守ろう。
 レイヤ、アンジェラ、陣頭指揮は其方たちに任せる。ヨナと合流し状況を整頓し、アイボリーらを救出するのだ」

「御意に」

「了解でィ」

「これから名前を呼ぶ者は、我輩の元に残れ。呼ばれなかった者は、レイヤ・アンジェラと共に『柘榴茶屋』に向かうのだ。
 チヴェッタ、シュタイン、リリィ──」

そしてスカーは何人かの名前を呼んだが、君たちの名前は呼ばれなかった。
アンジェラが君たちを手招きする。

「おまえ様たちはわたくし様と一緒ケ。よろしくねィ」

「こちらこそ」

「ヴラ君と一緒だ。わーい」 フレアもこっちになった模様

「あの時以来ですね。また燃え上げましょう」

「うん。あのときぶりの一緒。よろしくね」

「なんだか大規模っぽいし、少しくらい燃やせるかなぁ……」

だめだこいつら燃やすことしか考えてないw

スキあらば着火

【Distant water】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

君たち実働部隊は、フリッパー乗りたちの助力の元、
ホルス右翼市街地の小さな喫茶店『柘榴茶屋』地下に到着した。
紅の慈善財団が保有する建物は、既に全て閉鎖されており──地上階で、深刻な顔をしたヨナが出迎える。

「……来てくださったんですね、皆さん」 落ち着いた声音で言い、頭を下げる

「ええ。そちらは、現在どこまで動きましたか」

「ここに来る前に、襲撃現場を見てきました。……酷いものでした。
 警察は動く気がないようです。救急隊も一向に来ません。
 『表』の協力者に通報を頼んでいますが、おそらく今夜中に彼らが動くことはないでしょう。
 ……この事件の糸を引いているのは、それらをある程度自由に動かせる者です」

「ケッ、飄凱か、それとも別のクソ野郎か……何人被害に遭った」

「スタッフ・利用客合わせて、レーヴァテイルが14名、人間は3名です。死者は……レーヴァテイルが2人。
 他の施設から『裏』事情も知っているメンバーを呼んで、怪我人の治療にあたってもらっています」

すでに取り返しのつかない被害が…

「……少し確認したいのですが」

「何か?」

「ハノンさんは、あの場にガド・クリファが居たと──彼がハノンさんを逃すために戦っていたと、そう言っていました。
 ここまで彼について言及しないのは、彼が無事だったからですか? それとも──」

「…………」 また顔色が青くなっていく

「ガド、さんは……居ません、でした。楽観視は、出来ません……」

「こっちがハノンから聞いたンは、アイボリーが誘拐されたコト、止めようとしたハノンが殺されかけたコト、
 犯人が四人組だったコト、ガドも殺されかけて行方不明だってコトでィ。
 で、おまえ様はどうするン? ヨナ・ユリシス。アイボリーを救出するのケ? それとも、クソニンゲンどもに報復するケ?」

「──シンプルに考えましょう。武装集団が何者か、何故財団を狙ったのか、何故アイボリーを誘拐したのか、ガドさんはどうなったのか。
 それは今は捨て置きます。今考えるべきなのは、アイボリーが何処に連れていかれたか、それだけです。
 そして今行うべきことは……武装集団の足跡を追い、必要であれば無力化し、アイボリーを助け出す、それだけです……」

努めて冷静に語るが、徐々に身体の震えが抑えられなくなっていって、やがて大粒の涙をこぼす

「お願いします……お願いします……アイボリーを助けてください……
 僕にとって、彼女は生きる意味の全てなのです……どうか、お願いします……」

その場に膝をつき、眼鏡を外して目元を手で覆う

というわけでここまでで何かあれば

ここと現場って離れてます?

離れてます

了解

「……救急隊すら来ないとか、状況はかなり悪そうね。正直、早まったかもしれない」

「……時間の経過は、状況の悪化を招く。迅速な行動を提案。ヨナ、持ちえる限りの情報の伝達を希望」

「ナナのいうとおり。遅くなるより、少しくらいはやまったほうがいいよ。のろのろしてたら、悪い状況はもっと悪くなるだけ」

「……!」 ぐっ、とどうにかハンカチで涙を拭って鼻をすすって

「現状、僕が把握しているのは以上です。現場もしっかり検分したわけではありませんから……」

「了解。証拠発見のため、調査をする」

「マ、頼まれなくてもサッサとやってやるサ。ボスからも頼まれたわけデし。
 ……これも大義のため、ひいてァ『良き戦争』のためヨ」

「では、作戦会議といたしましょう。時間は一刻でも惜しいですが、闇雲に動くわけにもいきませんからね」

レイヤは手近なテーブルに歩み寄ると、そこに街の地図を広げた。

親の顔よりみたダイアクロック(誇張表現)

【大英帝国】

from 「Code:Realize~創世の姫君~」オリジナルサウンドトラック(Peak A Soul+)

「まず探索範囲を、事件現場を中心にこの範囲に絞ります。
 たった4人で成人女性と成人男性を、短時間で遠くまで運ぶことは難しいでしょう。
 ガーディアンや乗り物を使えばその限りではありませんが、仮にそうだとすれば目立ちます。
 それらしき目撃情報を拾うまでは、この範囲内を探しましょう」

「現場は掃除せず保持するように言ってあります。
 犯人のか、それともアイボリーかガドさんのかはわかりませんが、夥しい血痕が残っていました。
 もしかしたら、血痕を辿ることが出来るかもしれません」

「……拙者は、鼻の効く獣に化けることも可能で候」 いる

いたw

「それから大事なコトでィ。わたくし様たち赫の天秤のメンバーは、皆ンな表社会には『存在せざる者』だ。
 このわたくし様なんかは、一時期賞金首だったりもしたしねィ。死ンだと思われたから取り下げられただけケ、見つかればただじゃすまねィ。
 つまり、わたくし様たちは今回も隠密行動をとらなきゃならン。
 策としてはふたつある。変装なりなんなりして怪しまれねィようにする、──わたくし様たちより大きな火を点ける」

「おっ」 ガタッ

「ほほう?」ガタッ

「……不要不急の器物損壊は、僕の望むところではありません」

「わーってらァ。だから、燃やす物をおまえ様の持ち物にするのはどうでィ」

「僕の……つまり、財団の建物を?」

「おまえ様の施設が立て続けに襲撃された──わっかりやすい筋書きだろィ?
 なんだかんだで理由を付けて人払いもしておきゃァ、人的被害は出ねィしヨ」

フレアちゃんがガタッするのかわいい

ヒャッハーマッチポンプダー!

しばらく微妙な顔で考え込んだあと、

「……あまり気は進みませんが、アイボリーの命に比べたら、些事でしょう。
 わかりました。やるとしたら、財団の施設を火種に。人払いは僕が担当します」

「……!!」 ここ数年でいちばんの満面の笑顔

かといって燃やすと財団にダメージが痛そう

賠償金むしりむしり、できるかわからんしなぁ

それ以上に問題なのが、ばれたときにアップルキッチンの事件まで同じとみなされること

そっちまで自作自演扱いされちゃうのは…いけない…

それは絶対にいけない……

財政的負担、バレた際のリスクまで含めても、ヨナにとってはアイボリーの無事の方が重要だったので

財団の施設燃やすよりは普通に体制側のなにか、もしくは無関係な所を燃やした方が処理が楽な気はしないでもない

天秤にとっては通常活動だし

あー

天秤の存在が知られているなら、「ただの報復」なのでもっと合理的になる

じゃあ無関係の施設襲撃するってことにするか……

「……いいえ、それでは、仮に放火の犯人がバレた時がまずいです。
 いくつか、いずれ襲撃する予定だった場所をピックアップしておきましょう。
 ……とはいえ、財団施設からの人払いは有効かと。セーフハウスにも出来ますしね」

「それもそうケ……」

 *探索パートのルール*

・残された手がかりを集めて、アイボリーを攫った連中を追いかけよう!
 多分この円形のマップ内に居るはずだ!
・君たちPC4人のほか、何人かの名有りNPCも交えて、自由にチームを組もう!
 (話的にはレイヤが組み分けさせたことになるけど)
 1チームは最大4人まで、PLのみんなが干渉出来るのは、最大3チームまでだ!
 探索パートの間は、それぞれの行動はチーム単位で考えるよ!
・PCは全員PL操作のチームのどれかに参加してね
 PL操作のチームに参加しなかったNPCは、データ的には何もしないよ。話的には別行動していることになるよ
・複数チームで動く場合、干渉しなさそうでGMのキャパシティが大丈夫そうなら同時処理するかも

・探索パートは、「移動→イベント→行動→終了」という流れを基本にやっていくよ!
 移動:文字通りだよ。『チーム内で一番移動力が低い人の移動力-1』マスだけ動けるよ。動かないこともできるよ
 イベント:固定イベントがないマスならランダムイベントが起きるよ。イベントマスならその処理をするよ
 行動:そこで情報を集めたり、陽動(後述)したり、何もしないこともできるよ
 終了:行動の結果とかを状況に反映させたりしてターンを終えるよ
 全てのチームが行動し終えたら1ターンの終わりだよ。チームの行動順は自由だよ(悩んだらchoiceで決めるよ)
・制限ターンは今の所不明だよ、ただあんまりのんびりも出来ないだろうとは言っておくよ
・それぞれのチームは別行動になるけど、スカーが無線で通信して情報を整理してくれるから、情報共有は常に出来てるって前提でいいよ

・情報収集の際には、探索用能力値も交えた判定をすることになるよ
 目撃情報を集める【交渉】、痕跡を追う【調査】、怪しいものがないか知るための【知識】
 場合によっては隠れるための【回避】、天命を手繰り寄せられるかどうかの【幸運】or【天性】
 バランスのいいチームを組んでね
・イベント発生時にも、判定が発生したりしなかったりするよ
・アクティブ、コマンドスキルを使うことも出来るけど、消費したHPMPや使用回数はクライマックス戦闘にも持ち越されるよ
 アイテム等の使用で回復させることはできるよ。計画的にね
・デュプリケイトを使うことも出来るけど、探索中はフェリエの秘薬の『2』の効果は無効とするよ

・それぞれのチームが待機以外の行動をする際に
 『グリルポイント(以下GP)』というリソースを消費するよ 初期値は『50』だよ
 悪目立ちするメンバーを抱えているチームは、より多く消費しちゃうよ
・GPは『陽動』を行うことで増やすことができるよ
 陽動は一部のメンバーが居るチームが、陽動可能なマスにいる時にしか行えないよ
 可能なマスは後で提示するよ。陽動自体にもグリルポイントを使うから、行動は計画的にね
・陽動を行う場合、実行チーム全員で【技巧】or【器用】判定をするよ
 その達成値を合算した値×1.5だけがGP上昇するよ
 [クラフト][投擲]が適用可能だよ
・GPは他にもイベントなどで増減するよ

・作戦中は買い物は出来ないけど、1ターンにつき1回までグラスメルクに挑戦してもいいよ
 グラスメルクをする場合、行うキャラクターはそのターンの行動に関与できないよ
 つまり調査などの判定に参加できないし、陽動可能キャラがグラスメルクした場合、他に陽動キャラがいないと陽動も出来ないよ
 このグラスメルクで経験点はないよ

・本体ルール能力値の【知識】と、探索強化サプリの【知識】が被っている問題は、以下のように対応します:
 【知識】判定を求められた時、本体能力値とサプリ能力値のうち、高い方・高くなる方を使っていいよ
 探索強化サプリの知識系スキルで上がる【知識】は、探索強化サプリの【知識】だけだよ(逆もまた然り)
・スキルやコギトなどで[ダイスロール]を操作する効果は、探索用能力値にも適用できるよ(ex.ビャッコの変化)

・一定ターンが経過したり、調査がある程度進展したりすると、ちょくちょくイベントシーンが挟まるよ
 それによって状況が変化したりしなかったりするよ
・犯人たちの居所を突き止めたら、クライマックスフェイズに入るよ
 その際はPC4人と決められたNPCによる固定チームでの戦闘になるよ

 *編成キャラクターリスト*

  ・RT77:消費GP+5 所属チームの【回避】【天性】判定の難易度2減少
・アヴェルラ:消費GP+6 所属チームの移動力は4になる
・ヴラクトゥアス:消費GP+7 陽動可能、陽動時増加GP上昇(×1.5→×2)
・シフラ:消費GP+4 所属チームの消費GP-8

・レイヤ:消費GP+3 所属チームの【交渉】判定の難易度3減少
・アンジェラ:消費GP+8 所属チームの【運動】判定の難易度2減少 メチャクチャ強い
・フレア:消費GP+5 陽動可能
・ビャッコ:消費GP+1 所属チームの【調査】判定の難易度2減少
・ロンディーネ:消費GP+5 所属チームの移動力は3になる アヴェルラと同チームの場合、アヴェルラの効果優先

ヨナは各種根回しに駆け回るため、現在編成不可

これはチーム分けも行動も時間かかりそうだw

アンジェラさんの「メチャクチャ強い」に笑った

ルール読んでる お待ちを……

増えたり減ったりするのをうまいことやりくりだ

とりあえずアヴェルラちゃんとロンディーネちゃんを分けたほうがいいのは理解した

なるほどなるほど

・シフラ:消費GP+4 所属チームの消費GP-8

これの意味をもうちょい詳しく

たとえば、シフラ・アヴェルラ・アンジェラでチームを組みます するとチームの消費GPはそのままだと18です

でも、シフラさんの固有能力によって、実際の行動ごとの消費GPは10に抑えられます

つまり前半のは「消費GPが4増える」ではなく「消費GPが4」ってことね

です

で、行動は必ずチーム単位になる チーム内の特定の人だけ行動せず待機みたいなことはできない

その通り(ファンブル怖いとかなら判定しなくてもいいけど、どちらにせよ消費GPは据え置き)

なるほど

GP消費が反映されるタイミングは? 特に、陽動でGPが上がるのとどっちが先になるか

終了:行動の結果とかを状況に反映させたりしてターンを終えるよ のタイミングでGP消費

陽動でのGP増加は「行動:そこで情報を集めたり、陽動(後述)したり、何もしないこともできるよ」の時ですね

つまり増えてから減る

です

PCが入れるチームが最大3チーム つまりどこかは二人以上入る

ですね

グラスメルクの材料に使えるアイテムの範囲は? 同じチーム内?

同じチーム内です この場でアイテムの受け渡しくらいならしてもいいですが

途中でのチームの組み替えは不可?

不可とします

了解です だいたいOK

あと陽動対象の件はありがとうございますー

さてどうしましょうかねー

ててらしゃ

とりあえず各自の得意分野をまとめよう

「チームの移動力」は実際に移動するマス数

の認識で合ってるかな……?

チームの移動力は、実際に移動できるマス数で合ってます

シフラさんは移動力2だから、シフラさんのいるチームはそのままだと1ターンに1マスしか動けませんが、

アヴェルラさんかロンディーネさんと組ませることで、そこをカバーできます


RT77 運動・天性
アヴェルラ 回避・技巧
ヴラクトゥアス 調査・技巧
シフラ 交渉・知識

レイヤ 交渉
アンジェラ 運動・回避
フレア 技巧・知識
ビャッコ 回避・調査
ロンディーネ 回避

能力値の傾向だけだとこんな感じ ここに能力が乗る

運動天性ウーマンです 今ルールの把握を頑張っています

実際の移動可能マス数(各人の移動力マイナス1)
アヴェルラ:チーム全体を4にする
ヴラクトゥアス:2
シフラ:1
RT77:2
ビャッコ:4
フレア:2
アンジェラ:3
レイヤ:3
ロンディーネ:チーム全体を3にする

マップの移動、事件現場経由すれば内円どこでも行ける? 現場は踏めない感じ?

内円どこでもいけます なのでアヴェルラさんのいるチームはどこにでもいける

おおーなるほど

(なんやて)(完全に外回りする気でいた)(故郷の弊害)

www(故郷ではそうでしたもんね……)


人数にすると
運動 2
回避 4
調査 2
技巧 3
交渉 2
知識 2
天性 1
(陽動 2)

なので、回避は全部の班に分けられるけど他はそうでもない

調査班と交渉班、あるいは調査交渉班と陽動班みたいに分かれるかも?

陽動メインチームを作るのは有効かもしれませんね

調査交渉班と陽動班で分けるなら、とりあえずロンディーネかアヴェルラのどっちかは陽動班にいれたいところ

陽動を1班に任せるならそうするのがいいかも?

能力値は1差、移動力は3あれば十分 なのでどちらでもさほど変わりはない

ロンディーネさんを陽動班にいれたほうが他が楽かもしれない? くらい

とりあえず他の人も意見あればどんどん出してね

ですね 3out->1in->10in->中央通って7out、もしくはその逆で全部3マス移動ですみますから イベント発生が怖いが……

陽動しないはGP枯渇がヤバそうだから、やっぱ1班は振り分けた方がよさげかなぁ

イベントは消費GP一番多いチームになんやかんやとかありそう

今頭の回転率がムーミンなので

正直皆さんにお任せしてしまいたい気持ちもある 思いついたら声を上げます

了解


陽動班
ヴラクトゥアス 調査・技巧
ロンディーネ 回避

交渉班
シフラ 交渉・知識

調査班
ビャッコ 回避・調査


残り
RT77 運動・天性
アヴェルラ 回避・技巧
レイヤ 交渉
アンジェラ 運動・回避
フレア 技巧・知識

とたたき台をだしていく

誰をどこに入れるべきかとかあればどうぞ

陽動班はあまった人を入れるとGPをもりもり稼げる

GP効率を考えるなら、フレアも陽動で一緒に入れちゃうのがいいかもしれませんね

陽動班に何人もいても陽動コマンド撃てるのヴラさんとフレアちゃんだけでは…?

あ、ひとり陽動可能キャラがいれば全員でダイス振れます

ダイス振るのは全員

あ、ほんとだ すみません……

かといって2班陽動に回すと調査が1班に集中して重そう

1か所で陽動できるのは1回だけですよね?

一回だけです

了解

4回陽動打って続いてたら調査に移る感じだな

移動考えるとシフラさんとアヴェルラちゃんセットかなぁ

アヴェルラさんを移動力のために交渉班に入れると、自動的に調査班がRT77Gさん


陽動班
ヴラクトゥアス 調査・技巧 移動2
ロンディーネ 回避 移動力3化
フレア 技巧・知識 移動2

交渉班
アヴェルラ 回避・技巧 移動力4化
シフラ 交渉・知識 移動1

調査班
RT77 運動・天性 移動2
ビャッコ 回避・調査 移動4

残り
レイヤ 交渉 移動3
アンジェラ 運動・回避 移動3

レイヤ交渉アンジェラ調査だと特化型の組合せ

逆だとバランス型になる感じ

バランスのいいチームを組んでねってGMも言ってるから個人的にはバランス重視したい感あります

バランスのいい、どっちにもとれるから…

調査交渉は合計ってわけでもないから特化の方が成功率上がりそう

……合算は陽動だけであってるよね?

陽動だけですね>がっさん

よかったあってた


陽動班
ヴラクトゥアス 調査・技巧 移動2 陽動可・陽動2倍化
フレア 技巧・知識 移動2 陽動可
ロンディーネ 回避 移動力3化

交渉班
アヴェルラ 回避・技巧 移動力4化
シフラ 交渉・知識 移動1 消費GP-8
アンジェラ 運動・回避 移動3 【運動】難易度-2

調査班
RT77 運動・天性 移動2 【回避】【天性】難易度-2
レイヤ 交渉 移動3 【交渉】難易度-3
ビャッコ 回避・調査 移動4 【調査】難易度-2

こうなる 大丈夫かな?

おっけー

陽動班が目立つのは正しいな!

そうわね。

じゃあこれでOKならこれで 時間的に1ターン目やるのは厳しそうかな

残り時間は、最初の行動方針固めたり、RPなどでどうぞ

編成OKですー 作戦立てよう……

OKでさ

……チーム編成は素早く行われた。やり残したことはもうないだろうか?
持ち物の整頓やコギトの取得などがあれば、忘れずにやっておくといいだろう。

陽動はとりあえず7から時計回りに燃やしていくでいいと思う

ですね でっかい花火を打ち上げてほしい

調査は現場で情報得てからどっち行くか決まりそう。交渉はわからんね…

あ、コギト!

同じマスに複数チームで行ってもいいですよ(事件現場とかはそこそこ調査内容多いし)

行動順は自由だし

最初に調査班が現場ぶっこむとかすればまあ

得た情報次第ですぐ交渉動けるのか…なるほど

なので最初はそんな感じでいいと思う

「ヨナ」

「……どうしましたか?」 努めて普通の表情で

「無理するなとは言わない。でも、感情を暴走させてもいけない」

「頭脳は機械のように冷静に、心は燃えるように保て」

「……ふふ、助言、ありがとうございます」 少し微笑み

「アイボリーに……みっともないところは、見せられませんからね」

「……本に、書いてあった。参考になる」

「読書は良い趣味ですね。……今度、貴方の愛読書を教えてください」 わざとらしいくらいの軽めの声

「……わかった。アイボリーに伝える」

「楽しみに、しています」

(修羅になるな、常に冷静であれ。当機は、任務を遂行する)

ナナちゃんRPしまったらこっちもRPしたいです……1

はいOK

よさみがたっぷりつまったRP

「ヨナさんは今、アイボリーさんにみっともないとこ見せられない、っていったけど」

「……はい」

「ちがうと思うの。だってアイボリーさん、きっとヨナさんの『みっともない』とこも好きだよ。
 ……そうやって、自分を走らせるヨナさんはとってもすごい。でも、どんなにすごいマシンだって、ピットに帰らなかったら、すぐに壊れちゃうよ。
 だから、アイボリーさんに帰ってきてもらって、ヨナさんがアイボリーさんのところに帰れるようにするから。
 わたしたちが、そうするから。アイボリーさんが帰ったら、ちゃんと、ぜんぶぜんぶ、みせたげてね」

「…………」 しばらく、アヴェルラの言葉の意味を噛み締めたあと、

「あはは……なんというか、本当に、僕は良い友人に恵まれましたね。
 ありがとうございます。……お願いします」

「頼まれなくても。わたしたちの『ともだち』になってくれたあなたたちが、ずっと一緒に飛んでてほしいというのは、わたしの願いでもあるの」

コギト取得します 対象:ユリシス夫妻 属性:『敬愛』

反映しました

「ありがとう、…………どうか、アヴェルラさん、ナナちゃん、皆さんも、無理はなさらないでくださいね」

「ヨナ」

「はい?」

「お前も無理をするな。それと、当機に愛称は必要ありません」

「大丈夫、自分の限界はよく知っていますよ」 後半については言及しないスタイル

ノルマ達成

ノルマいただきました

よし、風呂入ってくる(謎)

www

www

勝ったな(?)

もう日付変わっちゃいましたね 何かRPある方いますか?

火付けでワイワイやるのはここだとちょっと憚られるので次回スタート時ですかね!

そっすね

正史鑑みると こう 把握してるので機能を損なわないギリギリを攻め続けることができる

あるけど今日やると長くなる予感しかないので次回でー

了解です

今日のセッションもお疲れ様でした!

了解です

はーい

おつかれさまでしたー

おつかれさまでした

お疲れさまでしたー!

次回からは多分探索に入れるかな よろしくお願いしますー

ヨナさんへのフォローは二人がかりでやってくれたので、こっちは状況をもういちど聞くのがメインになりそう

了解です

(ヘッドホン外したら髪の毛が大変なことになってた)

www

髪の毛www

水晶の夜だなあ って感じ

ほほーん(しらべた)

当局が動かないところは典型的な白色テロ展開だけど 襲撃対象とかね……

まぁ 探索ターン進行ごとに 一方その頃的なイベントをちょくちょく挟む予定

ほうほう

背景の補完がてら 色々思惑が動いたり動かなかったりする

どうなることやら……

BチームがちょうどGP消費の例示に出たのと同じだったから、たぶんテストかどこかで使ったんだろうなーと安心感ある

Aチームは特攻野郎

奇しくもw

ブラジャーからミサイルまで

探索楽しそう

たのしそう

楽しんでいただけたらいいなぁ()

万年初心者GMだから……

データ多いように見えるけど、とりあえず自分の持ってる能力だけ把握しておけばあとはなんとかなるはず……

キャラシ見るので精一杯でござった、申し訳ないです

いえいえ

キャラシはあとでHPにも上げとくので ゆっくり見てください

NPCのも出る

でます

データあるやつと初登場のチヴェッタさん

やったぜ

能力とかが更新されるついでに近況報告(という名の自由設定)が出るのがすき

わかる〜〜

ほんとだ 検索で出てきたw >マップ

ダイアクロックマップのことなら はい そうです 実家の慣れ親しんだマップでした

実家w

全部で25マス 3チームだから仮に全部探索すると9ターンかかる

たぶんそこまでいかないだろうから何らかの方法で絞り込めるんだろうなあ

ですです

実家だと中央はボスのいる場所で 探索パートだとそこにたどり着くのが目的だったり(つまり通れないところとかある)

戦闘パートでは中央はそもそも通れない仕様

ステラナイツのマス目が多いバージョン(まあ同じとこだし)

ですね 慣れ親しんだマップだった……

たどり着くのが目的ってのもなるほどね 最低2回イベント起こるよみたいな

ですねぇ あとはボスがどんな攻撃してくるかを出したりとか

あ そういえば方角表示してたな なるほどね

一応方角出しといた方が「ここから北に〜」みたいなセリフがしやすいかなー程度の

確かに 数字のままだと「0番街の方向に~」になってしまう

いやそんなに違和感なかった

w

というわけでHP更新

おつかれさまです コギトも増えてる

はい

良い良い

このうち誰が戦闘メンバーになるのかな たのしみ

フフフ

ロンディーネさんとチヴェッタさんの設定周りは、アヴェルラPLさんにも多大なご協力をいただきました

アヴェルラさんがスピード狂なところがあるので、仲間の2人は飛ばし屋としては別々の方向性って感じにしたかった それぞれ違うからこそ欠点を補いあえる的な

ロンディーネさんは危険な飛び方ができる、とっさの回避とかが上手いとかそんな感じ

チヴェッタさんは速さも器用さも劣るけど、その分安全運転なので三人のブレーキ役だったとか

シフラから見ればアヴェルラ語が通じる時点で同類項にまとめられてそう

www

アイボリーがヨナの「みっともないところも好き」という話 そうわよ(便乗)

w

まぁ カッコつけたいお年頃なんでしょ(30代)

とはいっても実際にはもやし時代から知られてるわけだし……

そうわよ。

まぁ 互いに互いの完璧でない面も知った上でこれからもずっとよろしくねって感じなので そういう定常的な愛ってイメージでつ

定常I波ですね

wwww

もちろん恋愛感情もあるけど、その土台に深い家族愛・友情が培われてる感じ

いいね

恋愛にも多様性!!!(って信仰はあるんだけど好みの愛情を考えるとどうしてもどこかワンパになりがち)

www

信仰とヘキの不一致はままあること……(恋愛が至上じゃないと思ってるけどそれはそれとして男女の恋愛がおいしい)

しょうがないね……