《傾かざる赫の天秤》第二話・オープニング

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

2020/1/17(第一話インターミッションラストと同日)

では第二話オープニング 前半部だけ流していきます

ここから先は3390年の話

【街景 碧空に抱かれた街】

from 世界樹の迷宮IV 伝承の巨神 ORIGINAL SOUNDTRACK(古代祐三)

紅の慈善財団は、レーヴァテイルの保護以外にも様々な福祉事業を手広くやっている。
定期的な貧民街での炊き出しもまた、その一環だ。今日の場合は、近頃流行りだした伝染病の予防接種も無料で執り行うことになっている。

市民全体の安全のためにも、予防接種は重要な事業だ。
そのため、今回の炊き出しは複数の慈善団体による共催となり、普段よりも大規模な催しとなった。
場所も人目を避けるような路地裏ではなく、大きな公園の一角を借りている。

(……どうしようかしら、これ)

紅の慈善財団に協力する弁護士・サフィールは、この炊き出しボランティアには初参加だった。
如何せん忙しい本業であるので、多額の寄付は出来てもボランティア活動をするのは、中々難しい。
周囲の空気を読みながら、食器を広げたり鍋を運んだりを手伝うものの、邪魔になっていないか気になって仕方なかった。

「おいたんおいたん、オイラも乗せてー!」

「あたしもあたしも! おいたん!」

そんな中、子供達の活発な声が聞こえた。
そちらに食事を持って行こうか、とサフィールは振り向いて、とんでもないものを目にする。

「お、俺はジャングルジムじゃないから……おい、俺2メートルあるんだぞ、落ちたらシャレにならん、降りろ、頼むから」

「あはは、高くておもしろーい!」

「おいたん、アレやってよ、ブランコごっこ!」

ガドさん おかお

でた

ガッガガガドン…………

まぁこのために自作立ち絵だったんですけどね

「ああ~っ、髪を引っ張らないでくれ……! おいたんハゲる……!」

おいたん おいたん……!

おいたん……!

そして安定と安心の長髪男子 よいポニテです ありがとう

5名程の子供を頭や肩に乗せ、腰にぶら下げて、空の食器を伸ばした腕に抱えている長身の青年が、そこに居た。
新手の修行か何かだろうか。動くにも動けなくなってしまったらしい青年と、目が合う。

頭に水入り瓶でも乗せなきゃ…

「そ、そこの人、この食器を引き取ってもらえませんか……?」

「え、ええ、わかりました」

青年──と思ったが、よく見てみればそう若くはないようだ。長い髪と清潔感のせいで若く見えたのだろうか。
彼の手から食器を受け取ると、彼は空いた手で1人ずつ子供を降ろしていく。
子供達はつまらなさそうにしていたが、サフィールが大きな器いっぱいに盛られたスープを渡すと、見る間に機嫌がよくなっていった。

「はぁ、助かりました……ありがとうございます」

「いえ、礼を言われるほどのことではありませんし……人気なんですね」

「ええ、まぁ、こういうボランティアには、よく参加しているので。
 この背丈で目立つから、子供たちにはすっかり覚えられてしまって」

確かに、その男は恐ろしく背が高かった。人混みの中にいても、頭一つ抜けてそうなくらいに。
どこか疲弊したような印象の顔に笑顔を浮かべながら、彼はサフィールを見下ろす。

「俺はガド、ガド・クリファといいます。『ホークスクラブ』という慈善団体に所属していて……
 でも、他の所のボランティアにもよく顔を出してます。貴方は、こういった催しには初参加ですか?」

決してどっかの球団のファンクラブではない

はい

「ええ、ようやく休みが合わせられたので。サフィール・F・コクマー、紅の慈善財団の支援者です」

「ああ、ヨナの所の。もしかして、敏腕弁護士のサフィールさんとは、貴方のことでしょうか?」

「多分そうだけど……アナタ、ヨナさんの知り合いなんです?」

「まぁ、そうです。古い知り合いで、友人ですね。もう10年以上の付き合いになります」

となると、ヨナ・ユリシスがまだ学生だった頃からの付き合いということになる。
意外なところで、彼の奇妙な人脈に触れたような気がした。
折角だし、このままガドを手伝っていこうか──そう思ったところで、再びガドの脚に子供が纏わり付いた。

「ガドおいたん、どうしよう、どうしよう!」

「……どうしたんだい?」

どうやら、さっきまでの悪ガキとは様子が違う。
それをガドも察知して、彼は膝を折って子供と視線を合わせた。

「おねちゃんが、おねちゃんがね、カゼなの、ビョーキなの!
 すごいおねつで、きのうから何もたべてないの……」

どうやら、この子供の知り合いが病気で倒れている、ということのようだ。
幸いにして、今この場には予防接種のために何人か医師が来ている。
サフィールとガドは互いに顔を見合わせて頷いた。

「お姉ちゃんのいる所まで、案内してくれるかな?」

「うん、うん、こっちなの!」

「サフィールさん、出来れば貴方も。患者が女の子なら、女性も居た方が良い」

「言われなくても。役に立てるかわからないけど」

ガドは小さな子供をその腕に抱えあげ、痩せた手が指し示す先へと駆け出す。
幼子とはいえ人1人を抱えて尚、ガドの脚は速かった。サフィールは必死に走って追いつく。

【Children of the Ruins】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

果たして子供が導いた先は、廃墟のような路地裏の建物の一つだった。
立て付けの悪くなった扉は、常に半開きのまま動かないようだ。
ミシミシと不穏な音を立てる床に戦々恐々としながら、建物の奥側に形成された粗末な寝床まで踏み入る。

ぼろぼろで、虫さえ沸いた毛布と筵に包まって横たわるのは、酷く痩せこけた小さな少女だった。
おねちゃん、とガドの腕から飛び降りた子供が、彼女に駆け寄る。少女は、反応しない。
建物の中には、少女以外にも数人、ガリガリに痩せた子供が座り込んでいた。しかし、大人の姿は無い。
やはり孤児なのか、とサフィールは目を伏せる。

「熱は、どれくらい前から」

「……? えっとね、きのうの、きのうから、かな?」

「そうか……それで、これか」

「流行してる、っていう伝染病じゃないの?」

「いや。あれは咳も出るし、何より、ほんの2日で応答も出来なくなるほど弱るとは思えない。
 ……この子たちの場合、そもそも健康状態が悪いから、重篤化したのかもしれないが」

サフィールは少女の額に手を当ててみる。恐ろしく熱くて、思わず腕を引くくらいだった。
熱の割に汗ばんでいないのは、もう汗をかく余力すら、少女の体には残されていないからだろうか。
ガドは暫く黙り込んだ後、意を決したように口を開いた。

「サフィールさん。この子の体に、妙な形の痣が浮き出ていないか、調べてもらえませんか」

「……それって」

「俺は、他の子たちが見ないようにしときますんで」

そう言って、ガドは少女を心配そうに見守る子供たちに、今は背中を向けるよう諭し始めた。
サフィールも、彼が何を懸念しているかはわかる。──タトゥリスタ病。
レーヴァテイルハーフの娘が罹る、決して助からない死の病。
祈るように少女の毛布をめくり、服の下を見て、そして嫌な予感は的中する。

「……ガドさん、痣が」

「そうか。……医者のところに連れていこう。
 君たち、君たちのお姉ちゃんをお医者さんの所に連れていくが、みんなも来るかい?」

担架を持ってくる時間も惜しいと、ガドは少女の体を慎重に抱え上げる。
上半身を殆ど揺らすことなく、しかし先ほどよりも高速で走り出す彼を、サフィールは子供たちを引き連れて必死に追いかけた。

仮設診療所のベッドに寝かされた少女は、新品の服と暖かな毛布に包まれ、解熱剤や栄養の入った点滴を留置された。
それでようやくか細い呼吸が聞こえるようになり、サフィールはほんのわずか救われたような気分になる。

「まぁー、タトゥリスタ病ですね。一応処置はしますが、明日は迎えられないかと。すみませんね」

「いえ。……ありがとうございます」

付いてきた子供たちの方は、別のボランティアに託して来た。静かにしてやった方がいいだろう、という判断だった。
ガドとサフィールは、眠り続ける少女の顔を暫くの間見守る。
……こうしているより、早く炊き出しの方に戻るべきかもしれない。サフィールがそう思い始めた時だった。

少女が、ゆっくりと瞼を開けた。充血した眼が、ガドの方に向けられる。

【Fallen Down(Reprise)】

from UNDERTALE Soundtrack(toby fox)

「あ……ガドさん、だぁ……」

「……俺のことがわかるのか」

「わかるよぉ……えへへ、会えて、うれし……」

ガドは、この少女とも知り合いだったらしい。
彼は備え付けの椅子に腰を下ろし、少女の言葉を聞き逃さないよう、顔を近づける。

「……わたし、もうダメ、かなあ……」

「残念ながら、な……力になれず、すまない」

「いいよぉ……病気で死んじゃうの、は、しょうが、ないし」

少女の呼吸は荒く、声は細い。今こうして話せているのは、恐らく最期の気力だ。
彼女はガドに手を伸ばす。ガドは少し戸惑った後、やがて片手を重ねた。

「わたしねぇ……すき、だったんだよぉ……ガドさん、の、こと……」

「……そう、だったのか」

「だからねぇ、さいご、に……ガドさん、あえて……よかった……」

「……俺に、何か出来ることはあるか?」

「……ねむい、の……あのね……おうたを、うたってほし、な……」

その言葉を最後に、少女はまた目を閉じてしまう。
ガドは少女の小さな手を握りしめたまま、暫く黙っていた。

「……すみません、サフィールさん。俺は、この子についていてやりたい」

「アタシに異存はないよ……最期くらい、望み通りにしてあげて」

「すみません。……ありがとうございます」

サフィールは少女たちに背を向け、仮設診療所を去る。
その背中で、心地よい低音の、子守唄のような旋律を聞いた。

「Na hieg, omnis orviclle siss iem──」

不思議な響きの言葉による唄。使っているのはヒュムノス語だろうか。
とても穏やかで優しい歌声なのに、どこか物悲しさを覚える旋律だった。

【湧水の隠れ里】

from 若葉亭冒険日誌3(houyhnhnm.)

炊き出しが終わる頃、少女に懐かしい唄を聴かせ続けていたガドの元に、ヨナが訪れた。
今日はアイボリーは連れていないようだ。ガドは重い頭を上げる。

「こちらに来ていたのなら、声くらい掛けてくれても良かったのに。……大丈夫ですか?」

「……これが大丈夫な顔に見えるか……?」

「親友でも亡くしたような顔をしていますね」

「……そうかもしれないな。最悪だ」

清潔なベッドの中で眠る少女は、もう息をしていない。
好きだったという男に看取られて、薬も効いたのだろう、穏やかな顔で旅立った。
あんなに熱かった額も、今は石のように冷たくなっている。

「彼女の亡骸は、こちらで引き取ることになりました。ささやかですが、葬儀も執り行います」

「……この子の弟妹はどうする?」

「当人らの意思次第ですが、こちらで始めた孤児院で引き受けようと思っています。
 保護者も、強いていえばその少女だったようですから」

「……そうか。それなら、良い」

ガドは名残惜しむように少女の額を撫でる。硬く、冷たいばかりだった。
流れっぱなしの涙を拭い、彼は椅子を立つ。

「ここも、撤収するだろう。片付けを手伝う」

「そうですか? でしたら、まず外から棺を持ってきてもらえますか」

「もう用意してあるのか」

「簡素なものですけれどね」

「わかった。……ああ、その前に、ちょっと良いか」

「どうしましたか?」

「君に教えたい店が有ったんだ。……パニックになっていたから、君が声を掛けてくれて助かったよ」

ガドは少女の冷たくなった掌を放し、慎重にそれを布団の中にしまう。
そして彼は懐から一つの封筒を取り出し、ヨナに手渡した。

おやおや

「切り替え、早いですね……」

「君は俺の職業も知っているだろう。……嫌でも早くなる」

「……僕は、そんな切り替えが早くならなくても良いと思いますがね。
 ええっと、今回はどこのお店ですか?」

「ああ。ペンタローブ地区の奥まった方にな、老夫婦が始めた小さな喫茶店が有ったんだ。
 狭い店だったから、アイボリーさんと行くなら予約していった方が良いだろう。
 手作りだというガトーショコラが実に美味かった。コーヒーも良かった、オススメだぞ」

推しが増える 次々にふえてしまう……

「よく、そんな埋もれた店を見つけますよねえ……いつもありがとうございます。
 ガドさんのオススメは、本当にハズレが有りませんから」

「代わりに、君には予約の難しい店とか、一見さんお断りの店とかに入れてもらっているしな。
 飯の趣味の合う親友というのは、得難いものだよ」

ヨナは受け取った封筒を、自分の懐にスッとしまう。
和やかな会話内容とは裏腹に、2人の表情は緊張したものだった。
それもそうだ。ガドとヨナがオススメの食事処の話をする時、それは別の意味も含んでいる。

「行くなら早めにな。年老いた2人だけでやっているから、いつ閉店になるかわからない。
 それから、最近金欠でな。暫く節制するから、一緒に飯に行けなくなるかもしれない。
 一応金のアテはあるから、上手く行けば杞憂で済むが」

危急の要件。身辺に大きな変化が発生。会合が難しくなる可能性有り。
何気ない会話に符号を混ぜて、己が置かれた状況を水面下で伝える。

「おやおや。それはいただけませんねぇ……何か出来ることはありますか?」

「まさか、君にタカるわけにもいかないからな。まぁ、俺が居なくても、他の友人を誘えば良い。
 他にも、さっきの封筒に色々書いてあるからな。君には色んな知り合いがいるだろう?」

ヨナには直接頼れない。君の裏にいる連中の力を借りて欲しい。詳細は封筒の中身に。

「そうですか……早く問題が解決することを祈っていますよ。
 とりあえず、今日教えていただいた喫茶店には、アイボリーと行こうと思います。それこそ明日明後日にでも」

「そうするのが良い。……さて、棺を持ってくる。彼女を運んだら、少し煙草を吸いに出る」

「それは構いませんが……金欠の原因、その煙草じゃないんですか?
 君の職業なら身体は資本でしょう。もっと他のストレス発散はないんですか」

「自分の手首を切るよりはマシだろう。ではな」

そう言って、ガドは仮設診療所のテントを後にする。外の荷車には、ヨナが手配したらしい棺が乗っていた。
小さくとも、可愛らしい花と蝶の彫刻がなされた棺。彼女の趣味かはわからないが、無地でないことは残される者たちの慰めになる。
棺を抱えてテントに戻る。こんなに小さな棺に収まるような子供を、今日また1人見送った。

前半部は以上です お付き合いありがとうございました!

以降は第二話やるときに

つらい………………

おつかれさまでしたー

おつかれさまでした つらい

もう1時ですね やばいやばい

おおう

お疲れさまでした。時間が早い!

いつの間に

感想戦はディスコでやりましょう こちらは解散ということで!

はーい

おつかれさまでした

おつかれさまでした!

いえーいお疲れ様でした!

おつかれさまでしたー 思ってたより3倍くらいかわいかった

「偶然の出会いの結果知らぬうちにこちらに好意を向けてきていた少女を看取ることになる男」が性癖なんですけど
なんでGMはそんなピンポイントな性癖を刺してくるの???

w

私もそういうの好きなので
やっとこいつの顔を出せる 頑張って描きました

そうだった
ガドさんしゅき……(即堕ち)

というわけで感想
まずはお付き合いいただきありがとうございました
インターミッションはわりとやったもん勝ちなのでこれからも振り回すかもしれない
よろしくお願いします

いいぞもっとやれ

スカーさんの部屋 いろいろ聞きたいことはあったけど
それは次のお楽しみにとっておきたい
〈天秤〉の歴史とか聞きたいなー

その辺は聞かれれば答えるので

やったぜ

インタみのたねにしてね

イナミさんのぶっとび具合やばかった
お色直しで二回笑える

公園を散歩してるポメラニアンとかが威嚇して噛み付いてくる感じの狂気

w
あとRT77Gさんは戦闘力とかを餌にすればけっこうついてくることを学習した
アヴェルラさんの対応力最高だった……

わかる

とても大人……よき……

いちいちスピードとかそういう系を引き合いに出すのすき

ちびっこ2名に対する保護者 よい

やったぁ 一緒に保護者ポジがんばってきましょ……?

w
というか年長という点ならもっと上がいるし
しっかりがんばってもらおう

(目逸らし)

www

それな がんばえー

まずここまでで全員と絡めた 立ち絵も変えられた ミッションコンプリート

アヴェルラはわりと本人も性格アウトローだから二人がどのへんで躓いてるのかなんとなくわかるのかなーってロールしながら思った

キャラシは……どうしようかなあ
なるほどねw >性格アウトロー

すばらしいコンプリート
なるほど……

どうしましょうね ほんとコギトどう取ろうかなー!(とりあえず取ることは確定)

コギトは枠だけ確保して少し余らせようかな
いやでも取りたいのが増えたし
悩みどころ

ふふふ

2話オープニングのやつ
個人的にはガドさんのところよりもその前のほうが気になった
このGMが無意味なシーンを入れるとは思えないので どうなるかなあ
楽しみ

その前ってどこだろ
伝染病うんぬんかな?

うん 加えてそこからのタトゥリスタ病

まぁ……ルート次第ではね……

ルート次第……ざわざわ……

(というかさりげにGM期待値あげられてる コワイ!)

上げないとでも?

まぁ頑張りますよそりゃあ

元からだいぶ無限に近いくらい高いよ

期待しかないし毎度楽しませてもらってる……ありがたみの塊

自分はクレアムさんGM卓初めてだけど
評判はなんとなく漏れてくるし

www ガンバルネ!

こっちもがんばりたい 負けないぞー

とりあえず
粗茶オボンヌの分配だけさしあたって決めちゃった方がいいですね

ですねー

シフラは使うヒマないので 他の人取ってね
よろしくー

オボンヌはヴラさんで良いかも この成長でアイテム枠広がるなら持てて良いですよ

収納術は急務だったからもちろん取ってます。1振りですけど

次のシナリオはねー ダンジョン探索(ダンジョンとは言っていない)風の予定です

ほうほほう

おー

コギト使用のチュートリアルみたいなこともできれば……いいね……有用なシチュエーションは出来るだけ入れる

粗茶はどうしましょうかねえ

ヴラさんに渡して薬の材料にしてもらってもいいかもですし、普通にアヴェルラさんが持ってもいいかもですね

そうだった、作れる(忘れがち)

メルクできるならいいかもしれない

そうそう 作れるのである

あとは第二話も同行NPCがいます 後衛バッファーと、場合によっては増える前衛

分裂する前衛は新しいな 了解です

分裂www

二重バフで倍々のドン

あとはねー 状態異常が猛威を振るうかもです

薬だけではなく人も増えていくのか…

シフラは基本は順当成長の予定 標準的RTの路線はまだ外さないつもり

こくよの予告……
収納とコギト取って10点残しのターンエンドかな……レベル上げたい…

ヴラさんデュプリケイト持ってるね OK

持ってるますよ。ぽいぽい人のポケット漁ります

リーフまだ使ってないし、高めのアイテム買ってもいいかなと思った

状態異常と言われると持ってて安心焼き肉ソーダくん…ってなってくる

仮面もいいけどプリムノトロンもせっかく先のverから持ってきてくれてるし

fufufu 頑張って強くなってね

作るだけならチョリーンより楽なのねプリム…

www

専用素材がいるけど安さが爆発してるから
にゃボわりといいと思ってる…

脅威はつよい

脅威は使いでがある
対人だと制限付くと思うけど雑魚を引き付けるだけでも非常に優秀

うん GM操作になるNPCは、特別な理由がない限り脅威を無視します
けど、GM操作じゃないエネミーもいっぱい出るので

難易度高めで他に使いでがあるやつだと……
エグタルトVST仮面にゃボットあたりかな
この辺りでなんか買っておくか

喫煙家ボランティアおじさんについてですが まぁ帽子を脱がせたくて自作立ち絵をしました

おいちゃん……!

第一話OPで、最初にヨナが連絡していた先は彼です
飯食い行こうぜーって感じの

あーこれか

です

なるほど……!

そう繋がってくるのか……なるほど……

顔綺麗に描けたのでやっと表に出せてスッキリ

そういえば調停院大法要経典と海風のオカリナ、取得条件が5系輸入の関係で調合表とかないから実質現地調合経由のみになる?

あっほんとだ どうしようかな……
どうすれば暴れないかな……
そうですね 色々考えましたが 現地調合経由のみということにしときます

了解です。なるほど取る理由もできる……

ちょっと不自然だけどしょうがない

こればっかりはネー

そういえば思い出した 「ホークスクラブ」の元ネタはライオンズクラブ(実在するボランティア団体)だったりします

しってたw

やっぱりね

2020/2/5

では今日の赫の天秤は、第二話オープニングの続きから

wkwk

1つマスターシーンを挟んだのち、今回の任務についての説明シーンに移っていきますね

了解

いえっさー

【隠世交わる断崖】

from メギド72 music BOX(寄崎諒)

赫の天秤アジト、スカーの部屋にて。組織の中核メンバーは、一通の手紙を前に顔を突き合わせていた。

前々から関係を持っていた内通者の1人が、赫の天秤の助力を欲している。
彼が指定した地点まで行き、話を聞いてやって欲しい。
会合の際、内通者は一芝居を打つとのこと。留意されたし。
──ヨナからの手紙には、そう書かれていた。

「……ついに馬脚を現すのか?」

「さーてねィ……アイツの腹ン中は、わたくし様にもわからねィからヨ」

「怪しさは満点ですが……騙すなら、もっと上手くやるのではありませんか?」

「相手が我らの信頼まで計算に入れた上で、一計を仕掛けている可能性もあろう」

議題は、つい先刻届けられた、ヨナからのこの要請。
彼が時折赫の天秤に武力行使を依頼することはあるが、これはそれとも毛色が違っていた。

そもそも、赫の天秤にとってヨナ──紅の慈善財団はなくてはならない存在だったが、同時に最大級の警戒対象でもあった。

ヨナは人間で、権力者で、金持ちだ。つまり、いくらでも赫の天秤の情報を売ってしまって、そのまま寝返っても構わない立場にいる。
長く付き合い、彼がレーヴァテイルに対して非常に誠実で、赫の天秤と理想を同じくするとわかっても、
スカーらは彼を心の底から信用はしていなかった。

「レイヤよ、其方の能力で何かわからぬのか?」

「ワタシは『ハーフ』ですからね……そう都合良く見えるとは限りませんが。
 …………大きな破綻が起きる未来は、見えません。それ以上のことはなんとも」

「大きな破綻、ねェ……小さな綻びなら起きるってことケ?」

「そうともとれますね」

「ハァ~~~……なァボス、わたくし様は心配でならンヨ。
 かわいいかわいいわたくし様らの同志を、こんなミエミエの罠に飛び込ませたくねィヨ」

「ワタシとしては、ヨナの信用に賭けてみる価値はあると思います。
 良い加減、本格的に戦乱が始まる前に、彼のスタンスを見極めておこうではありませんか」

「…………」

2人の意見を聞き、スカーは目を閉じ考え込む。最終的には、彼女の決定が全てとなる。

構成員を危険に晒したくないのなら、ヨナの依頼は断るのが一番良い。心情としては、この選択をしたい。
だが、彼の持つ内通者が消えては、後々困ったことになる可能性もある。
どこからともなく仕入れてくる内部情報の数々は、敵の把握に欠かせないものだ。
それに、今のうちにヨナを見極めておくべきだというのも、大変よくわかる。

「……指定されたのは、研究所区域の外れだな、これは」

「そんな敵地の真っ只中指定とか、ド~考えても怪しいだろーがヨ。
 捕まって打首獄門……じゃねィや、拷問されちまうぜィ。カワイソーだろーゲ」

「……潜入は難しくない。以前の経験もある、警備の隙を突くことは可能だ。
 罠であれば戦闘の発生が予想されるが、今ならば、まともな戦力が我輩とアンジェラのみということもない。
 逃走することについても問題ない。アヴェルラかロンディーネかチヴェッタか……うむ、アヴェルラなら戦闘力も申し分ないな」

わーい戦闘力評価された—!

「……オイ、ボス、まさかだが」

「内通者との接触のため、潜入チームを作る。丁度良い、ヴラクトゥアスも一度あそこに送り込んだことが有るな。
 あの2人なら……戦闘力の高い者も組ませた方が良いだろう。ナナとシフラが丁度良いか」

前に燃やしたところか

いえーい

いえすグリル!

「戦力ってンなら、わたくし様を入れろヨォ」

「其方は些か血の気が多い。其方の闘争への愛を、他の連中が制御出来るとも思えん。
 かといって我輩も、隠密行動をするにはこの左半身が枷となる」

体は闘争を求める

侵入経路、戦闘になった際どうするか、複数の逃走ルートの確保。
スカーは地図を広げながら、思考に耽って目を細める。

「……レイヤよ、ハノンの訓練はどうだ? 戦えるくらいにはなったか」

「一応、基本的な戦闘の心得は教えています。多少であれば、魔法で応戦することも出来るのではないかと。
 しかし、彼女には根本的に人殺しの才能が無い。ワタシ相手の模擬戦では、何も出来ないくらい怯えてしまって」

「……無理もないな。相手がヒト以外ならどうだ」

「距離を詰められるとパニックに陥ってしまうようですが、そうでなければ問題なく。
 ……ハノンさんを、今回の作戦に投入するおつもりで?」

「ああ。生還率は少しでも上げたい。最低限足手まといにならないのならば、チームに組み込もうと思うが、どうだ?」

「おそらくは……問題ないかと。ええ、大丈夫です、ハノンさんが死ぬ未来は見えません」

「では、人員は決まりだな。後はどう侵入するかを考えておこう」

いつ、何に対して、どのように打って出るか。いくら考えても、いざ時が来るまで正解はわからない。
だが、検討を重ねることは最善への唯一の道だった。