《傾かざる赫の天秤》第一話オープニング

以下のように発言色を分けています。

GM発言

GM 雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

PC発言

PL発言、雑談など

【Oneshot Trailer】
from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

 ソル・シエール、第二紀。
 グラスノインフェリアの災禍を乗り越え、
 シュレリアと音科学と共に歩んでいったネオ・エレミアの文明は、この時栄華を極めていた。
 しかしその繁栄を享受する人間たちの影で、レーヴァテイルたちは冬の時代を過ごしていた。
 シュレリアによってβ純血種の製造技術がもたらされ、各分野に投入されるようになり数十年。
 既に彼女たちは『便利な道具』として、人間社会に浸透していたのだ。

「これからの時代、我々が求めるのは更なる発展です。
 即ちアルトネリコタワーの全リソースで以って、よりよい生活、より素晴らしい人生をつくること。
 そのために必要なのは、『完全なるレーヴァテイル』の存在です。
 この私を大統領にと推してくださった皆さんの期待に応えられるよう、
 近い将来、必ずや『レーヴァテイルコントロール』を実現させましょう!」

 そんな時代に、『赫の天秤』は生まれた。
 後世に名を残すことの無かった、とある反政府組織。
 レーヴァテイルがヒトとしての権利を勝ち取るために、
 そしてこの地にレーヴァテイルが生きる国を作るために、
 赫の天秤は歴史の影で、日々暗躍を続けていた。

「志を同じくするならば、我らはどのような身分の者でも受け入れる。
 貧困に喘ぐ根無し草であろうと、瘧を溜める権謀術数の世界の者であろうと。
 確認するぞ。其方はレーヴァテイルの世界の夜明けを見たいか?
 この地にレーヴァテイルのための理想郷を築きたいと願うか?」

うほっよおおおお

ボス!!!!!!!!!!

いけめん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キャーボスカッコイイイイ!!!!!

この瞳! たまんねえな!

「──よろしい。我輩は其方を喜んで迎え入れよう。
 我が名は『スカー』、赫の天秤の頭首にして、罪を計る血の秤の担い手。
 共に新しい世界を見に行こうではないか」

はー!

かっこいい…

 アルトネリコTRPG レーヴァテイル戦争キャンペーン
 【傾かざる赫の天秤─Rre prooth deata na cenjue─】第一話
 『狼煙は静かに掲げられる─Rre fayra parce urr innna quivale─』


 A.D.3388、物語は動き出す。

えっあまりにカッコイイすぎる 好きです……

やったぜ

目閉じ差分どきっとするかっこよさ……

【Library Stroll】

from OneShot Soundtrack(Nightmargin (Casey Gu), ft Eliza Velasquez and Michael Shirt)

A.D.3388、ソルシエール、ホルス右翼にあるレストラン『アップルキッチン』。
レーヴァテイルの保護を行っている団体『紅の慈善財団』が経営するその店に、1人の女性が現れた。

「…………」

着の身着のまま、必死に駆け込んできたといった様子の女性は、身なりからして恐らくレーヴァテイル。
すでに夜更け、営業時間はとうに終わっているアップルキッチンだったが、間もなく奥から1人の男性が現れる。

おっ

彼こそがヨナ・ユリシス、紅の慈善財団の会長であり、ちょうどこの店に用が有って来ていた所だった。
ヨナは店の鍵を開け、尋常でない様子のレーヴァテイルを店内に迎え入れる。

「どうしましたか、お嬢さん? 我々紅の慈善財団に、保護をお求めですか?」

「あ、あの……えと……」

女性は極度の緊張状態にあるらしく、上手く言葉を発せないようだった。
ヨナは彼女を席の一つに導き、卓に着かせる。

「アイボリー、温かいココアを頼めますか」

「ここの厨房、使っていいのね?」

「ええ、お願いします。……心配しないで、お嬢さん。お代は要りませんよ」

カオガイイヒト イッパイ ウレシイ

しばらくして、アイボリー──ヨナの内縁の妻である──が、湯気を立てるココアを持ってくる。
彼女はそれに手を付けることすら遠慮する様子だったが、ヨナに強く勧められて、ようやく口にした。
一口飲んで、彼女の表情が和らぐ。

「大丈夫かな。……お嬢さん、まずは名前をお聞きしていいかい?」

「は、はいっ、わた、私はっ……
 マリア、と言います。げ、源氏名、で、すけど……」

「ふむ……となると、職場から逃げ出してきた、といったところかな」

「は、はい、あの……」

「心配しないで。僕らは貴方を捕まえたりしません。
 貴方のような人を保護するのが、紅の慈善財団の理念なのですから」

「少しずつで良いから、事情をお聞かせください。ココア、おかわりも有りますからね」

ヨナたちの柔和な態度に、マリアの緊張状態は徐々に解けつつあるようだった。
そうすると、じわ、と彼女の眦に涙が浮かぶ。

イケメンが多いねえ!いいねえ!!

ヨナさん、すきですねぇ……(我柔和顔良一人称僕私丁寧語偶崩男好)

「わた、私、お店の外で、その……ひどいこと、されそうになって……
 で、でも、通りかかった警察の子が、助けてくれたんです、でも……
 その警察の子、上司に怒られて……り、リフレッシュ施設に送られた、って……!」

『リフレッシュ』、という言葉に、ヨナの眉が微かに跳ね、アイボリーの目に一瞬険が現れる。
しかし、終始俯いているマリアがそれを捉えることはなかった。息を整えながら、ゆっくりと言葉を紡いでゆく。

「お、お願いです、あの子のことを、助けて……!
 私、お礼も言えなかった……初めて、助けてもらった、のに……!」

「……わかりました。まずは、貴方の身柄をこちらで保護しましょう、マリアさん。
 その警察の方の名前はわかりますか?」

「え、ええと……そう、『イナミ』、って名乗ってました。
 お願いです、私のことはどうでもいい……あの子を、イナミさんを、助けて……!」

173とも読めるやつ……つらみ;;

泣き崩れてしまったマリアに、ヨナはブランケットを持ってきて、その肩に掛けた。
随分と参っている様子だった。職場を抜け出して紅の慈善財団に辿り着いた事自体、彼女にとっては大偉業だったのだろう。


彼女のことをアイボリーに任せて、彼は店の奥、一部の者しか知らない隠し部屋へと向かう。
そこには、仰々しい旧式の通信機が有った。彼は受話器を手に取り、受信側の応答を待つ。

「Prooth Deata Cexm」

『Kiala Sa Valwa』

「おや、これは間が良いですね。スカー殿が直接出てくれるとは」

『手短に話せ。何が有った』

『スカー』と呼ばれた通信相手は、低い声で唸るように問う。

「タイプSです」

『……ほう』

「またとないチャンスと言えるでしょう」

『わかった。こちらも人員を手配しておく。情報の裏取りを頼む』

「了解しました」

短い交信を終え、ヨナは通信機の電源を落とす。
険しい表情に覆われた頬を揉み、人好きのする穏やかな笑顔を作り直すと、彼は静かに隠し部屋を後にした。


戻れば、アイボリーが出迎える。

めっちゃ短い通信の中に「「「良さ」」」が詰まりに詰まってる やばい俺らの上司たちが格好良すぎる

源氏名の概念になるほどする。モノだから個体名って感じじゃなくてそこで都合いい名前つけられるのかー……

「お話は終わった?」

「ええ。あの子は?」

「泣き疲れて寝ちゃったわ。
 休憩室で寝かせておいたから、起きた時に食べれるように何か作っとくつもり」

「ありがとうございます。そしてすみませんアイボリー、僕は出掛ける用事が出来ました」

「……こんな夜中なのに。もう寝る時間でしょう」

「事は一刻を争いますから。イナミという人物がリフレッシュされるまで、猶予は長くありません。
 アイボリーはあの子についていてください。彼女が目を覚まして、話を聞ける状態だったら、
 もう少し詳しい事情聴取をお願いします」

「もー……しょうがないですね。……早く帰って来てね? ヨナ。
 コーヒーの用意して待ってるから」

仕方なさげに微笑む妻に、ヨナもまた申し訳なさげに微笑む。
そうして店を後にしてから、彼はテレモを使い始めた。

「もしもし、僕です。行きたいと言っていた人気店が有ったでしょう、そこの予約がようやく都合出来ました。
 ……え? 寝ていた? それはそれは、申し訳ない。
 ですが君も楽しみにしていたでしょう、一刻も早くお伝えしたかったのですよ──」

というわけで、オープニング&ハンドアウトAの導入はここまでです

おつかれさまでした!

おつかれさまでした Aの人はがんばれー

おつかれさまでした!

めちゃくちゃよかった……お疲れさまでした!

ヨナさんとアイボリーさんの関係性、尊い 守りたい……この関係が曇らない世界線にたどり着きたい……

おつかれさまでした!!!

がんばってね

内縁ってことはβで正式な結婚式あげられないとかそういうのなんだろな……ってつらさ

がんばゆ

この後の予定としては、ハンドアウトAのセッションが終わったら、ハンドアウトBの方に移ります

今日はまだ時間はありますが、今回はここまでにして、本格的なゲームは次回からになります

がんばゆ いっぱい轢いていっぱい燃やす

Aの陽動がうまくいけばいくほどBの脱出が楽になるとかそういうのなんだろうな……責任重大!

本人は嬉々として火柱をあげる

轢くwww

責任重大!がんばろう!

というわけで、A組の次回日程をここで決めちゃいましょう

11/4(月)21時〜 大丈夫でしょうか?

大丈夫ですぞー!

おーけーです!

ではそれで! 明後日よろしくお願いしますー!

早かった

たのしみー

わくわくてかする

次回からは見学席も開けて、あと氷水さん鯖でもちょっと告知する予定です

どきどきわくわく

了解です

了解です

了解ですー

以上かな その他わからないことがあったらどしどしどうぞ

口唱符牒すきすき。その人気店これから襲撃されるんですヨー

ンフフ

襲撃!となりの晩ごはん

(燃やし甲斐があると)人気のお店(施設)

www

意外と皆さんヨナに好意的ですね(意味深かもしれない)

いい人(単純脳)

やさしそう

とても好きな雰囲気をしているので もしここから豹変されてもきっとそれはそれでときめいてしまう

ふふふ

ので、アイボリーちゃんしなないで……って祈っとく

っふふふ

それな…… >アイボリーちゃん